堺北民主商工会

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二枚舌の見本

2007年08月16日 12時59分04秒 | 平和運動
戦没者の追悼が先日、東京で行われました。その際安倍首相は、戦争の加害責任に触れ「わが国は多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」と、深い反省と犠牲者への哀悼の意を表明しました。

この発言だけを見ると当たり前の事を言っているし、当然の認識です。しかし何度も書いてきた事ですが、安倍首相を先頭とした靖国派の議員達の歴史認識及び、これまで繰り返して来た発言と重ね合わせると、この人達の神経を疑ってしまうのです。
例えば安倍さん本人の発言だけを取っても、
「侵略戦争の定義は定かはでない。政府が歴史の裁判官になって単純に白黒つけるのは適切でない。」なんてのもありますし、安倍首相や自民党、民主党の議員が多数所属する国民会議という右よりの団体では、あの戦争は正義の戦争だったという歴史観(靖国史観)を是とする団体です。
不戦の誓いと憲法9条の改憲が一致するはずが無いのですが、こんな事を堂々と言う所に今の政治の貧困さがあると思う次第です。

まあ、国民に対して様々な嘘八百述べる首相ですが、偉きゃ黒でも白にされたらたまりません。
折々で皆が勉強をして事実を持って歴史や外交を捉える日本人でありたいものですね。

皆、狡猾な駆け引きや扇動に乗っちゃだめだよ。
って主張している「たしかな」意見があるのですから・・。

事務局:つ