堺北民主商工会

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美しい国・日本

2006年09月29日 18時19分55秒 | 世間の話
今週9月26日に発足した安倍内閣が今日、秋の臨時国会で所信表明を行った。その演説で最も「力」を入れる課題が「教育基本法」の改革である。戦後、何人も等しく教育を受ける権利が保障された。そして、民主主義教育の徹底がなされた。その事によって日本は世界有数の教育国となった。しかし、一方では小・中・高校の教育現場は荒れている。テレビ・新聞・ラジオなどマスコミは挙って、荒んだ教育現場の報道合戦を行う。これらの報道を見たり、聞いたりする事によって、どこからか「公権力」によって若者達を規制しようとする動きが当然、出て来る。この動きを私達は「澄んだ目」で見つめる必要がある。
 今、「愛国心」という魔物がマスコミを通じて現れた。本来、人間は持って生まれて「愛する」と言う感情を備えている。親を愛し、子供を愛し、家族を愛し、恋人を愛する。それは誰からも強制される事無く、自然に心から湧いてくる感情だ。しかし、今、現れた「魔物の愛国心」は「自然の感情の愛国心」ではない。それは国によって、法(公権力)によって「かくあるべき!」と義務づける厄介な代物なのだ。国民が自然の感情で国を愛するには当然、国が国民に安心して住みやすい国づくり(政治)を首尾一貫して実行していると言う前提がなければならない。そうでなければ誰一人として「愛国心」は芽生えてこない。
 消費税による生活費のアップ、老年者控除・配偶者特別控除の廃止、公的年金控除額の削減などによる増税、社会保険制度の改悪による支払保険料の増額と受取年金額の削減、医療制度の改悪による支払医療費の増大。そしてこれらの矛先は「お年寄り」「身障者を始め、弱者」「子供」「フリーターや派遣社員などの非正規社員」に向けられ生活を圧迫していく。呶々のつまりは「生きる権利」さえ奪っていく。
 こんな国・日本にどのような「愛国心」を持てばよいのか。安倍さん!教えて戴けませんか?しかも、力ずくで「愛国心」を植えつけていく。そして、その強制を強いる事によって、「美しい国・日本」が実現すると強調する。そのために「教育基本法」の抜本的改革がこの国会での「最重要課題」だと言うのだ。
 果たして、そのような政治で「美しい国・日本」がつくれるのか。答えはハッキリしているではないか!「国の長」たる者が国民生活向上のために身を粉にして働いて(政治を行って)こそ、多くの国民が「愛国心」を抱き、「美しい国・日本」が実現するのではないだろうか!
 私達・国民は「安倍内閣」がやろうとしている政治を目を見開いて、しかと見届けていこうではないか!




NEW!堺北民商事務所完成!!その②

2006年09月27日 12時41分39秒 | お知らせ
昨日は新事務所への机や椅子などの配達が多くありました。
新しい事務所になるにあたり、器具類も古いものは処分して新調したのです。
書類などの引越しは明日しますので29日からは新事務所での業務を行います。

話は変わりますが、安倍新内閣が発足しました。
昨日の総理の挨拶は「美しい国」など抽象的な表現や「自身の給与の30%のカット」など政治を深く見ない層へのアピールが耳に着く新総理のあいさつでしたが、皆さんはどう受け止められたでしょうか?

民商では今の日本を本当に良くするには
①アメリカ従属を抜け出し対等の関係を築く
②戦争美化を止め平和外交を貫き憲法9条を守る
③格差社会を生み出した規制緩和路線を改める。
④消費税に代表される格差を更に広げる税制を庶民を守る内容に変える。
⑤財政再建は増税からでは無く、公共工事及び軍事費の抑制から始める。

細かく書けばキリが無いですが、大きくはこういう主張をしています。
まあ安倍総理からは絶対に出てこない発想です。

安倍さんの「美しい国」という主張と
民商のこの五つの主張。
どちらがまともかぜひ皆さん自身で考えて下さい。

投稿者:つ


NEW!堺北民商事務所完成!!

2006年09月26日 17時02分40秒 | 活動紹介
堺北民主商工会の新しい会館がついに完成しましたのでお知らせします。
予定通りの完成となりました。9月29日よりは新事務所での業務となります。
では新事務所をご覧下さい!




前の事務所から比べると見違えるような綺麗な事務所になりました。
この事務所がまた会員さんの心の拠り所となる事を願います。

完成を祝って10月2日(月)にお披露目をします。
11時半~、もしくは20時~
場所はもちろん新事務所です。(元の場所です南三国ヶ丘町5-1-7)
会員の皆さんぜひお越しください!

投稿者:つ


川の流れのように

2006年09月22日 12時43分05秒 | 世間の話
 「川の流れのように」という美空ひばりが晩年、唄った昭和の名曲がある。この曲は「人の一生(=人生)」を川の流れに例えた曲である。デコボコ道や曲がりくねった道(=紆余曲折)であっても、それが人生であり、人が歩んできた道に相違ない。川は必ず、上から下へと流れていく。社会(=国)の流れも正に、そうである。現代までのそれぞれの社会で噴出してきた諸矛盾、この諸矛盾を解消するためには新しい社会の出現が必要になる。例えばあの江戸時代(=封建社会)、「士農工商」という階級制度の社会。商い(=経済活動)が進行する中、商人が富を増やしていく。しかし、この階級制度は商人にとって眼の上のタン瘤(=矛盾)。この矛盾は新しい社会(=資本主義社会)の出現によって充足される。人類誕生からの社会(=原始共同体社会)の変遷は全く、この展開によるものだ。今、資本主義社会の諸矛盾が数限りなく、出始めた。果たしてこの諸矛盾を解消する社会体制はどのような社会なのか。そして、その社会は何時、出来上がるのだろうか。
 しかし、川の流れには「澱み」や「逆流」があるように社会にもその現象が現れる。そして過去のおぞましい歴史の「遺物」も今、なお、残っている。その1つがあの幾千万人もの犠牲者を出した侵略戦争(=第2次世界大戦)だ。正気の沙汰ではない、まともに直視出来ない日本軍による残虐な虐殺行為。これらは全て、あの「軍国主義社会体制」がさせた惨劇であろう。それが今、又、軍国主義という髑髏の如く、頭を擡げようとしている。「憲法9条の改憲」という名によって。又、この軍国主義社会の下で日本軍と警察は数限りない卑劣な弾圧を繰り返した。「侵略戦争反対!」「平和な日本を実現しよう!」と声を上げた日本共産党員、著名な作家であった小林多喜二(=彼は日本共産党員であった)をはじめ学者や文化人、芸術家、ひいてはキリスト教徒に至るまで根こそぎ検挙し、投獄・拷問、死に到らしめた。何よりも平和を願い、国民生活向上の運動を熱心に進める日本共産党や民主商工会、平和団体や民主団体を敵視するこの体質、言い換えれば「社会の進歩」を拒み、国体護持の体質(=歴史の遺物)が警察には残っている。尤も諸外国では警察組織と言えども「労働組合」が結成されており、警察官の労働条件や生活条件の向上のためにストライキも行う状況からしても日本の場合は正に、前近代的な組織(外国からすれば歴史の遺物かも知れない)である。川の「澱み」や「逆流」は「川の流れ」に付き物である。しかし、「川の流れ」は確実に大河となり、やがて海へと流れ込んでいく。社会の「澱み」や「逆流」は歴史の1過程でしかあり得ない。今更、あのチョンマゲと羽織・袴、帯刀の江戸時代には戻る訳にはいかない。
 人間も有機物質の複合体である。突き詰めれば自然物質である元素の集合体生物。それでいて(複合体で在りながら)、この地球にいる生命体の中で人間は最高の頭脳を持った生命体である。この生命体(=人間)の誰しもがやがては死んでいく。死後、屍は燃焼し、灰と骨、気体という遺物を残し、自然の中に溶け込んでいく。現在の「社会」も新しい「社会」へ進化していくのが必然であれば社会の構成体である我々、人間もその社会の「流れ」、「川の流れのように」生きていく事こそが今、求められているのではないだろうか。




実感(〃ω〃)☆

2006年09月21日 18時04分54秒 | お知らせ
今日は午後から2人で買出しに行ってきました。傘立てやごみ箱を揃えていくうちに、「いよいよ新事務所に引越しかぁ~。」と改めて実感しました。住めば都とは本当で、始めは、どうなるのかな?とちょっと不安だった仮事務所生活も、今では何故か蛇口のひねりが逆な事や、水漏れも気にならなです
いよいよ来週の木曜日に引越しです!ぜひ、新しくなった堺北民商を観に来て下さい

10月2日(月)  昼11:00~ と 夜20:00~で
☆新事務所お披露目会をします☆
飲み物&食事をご用意してお待ちしております

☆た☆

税務調査の傾向、商工新聞より

2006年09月20日 12時59分42秒 | 税金の話
商工新聞に今年の税務署の税務調査の方針を記した文章が紹介されました。
http://www.zenshoren.or.jp/zeikin/gyousei/060918/060918.htm
↑詳しくはこちら

消費税に重点を置き、無申告者の洗い出しを中心に調査の選定をしているとの事。

税務署の動きを的確につかみ、強い納税者になる為に、商工新聞をあなたも読んでみませんか?
購読申し込みはお近くの民商もしくは(℡0120-22-0000)まで。
商工新聞は週刊で月額400円です。


商売に役立つホームページづくり[SEO対策学習会]

2006年09月19日 10時35分28秒 | 青年部
青年部会の中で出された要求を元に学習会を計画しました。SEOと少し聞きなれない言葉ですが、ネットでの宣伝を考えられている方には良い話です。
これからの商売の発展には、インターネットの活用は欠かせません。自分のホームページを持っても、問題意識を持って運営しなければ効果は薄いものになります。SEOとはネット検索の用語です。検索エンジンに引っかかるHPか、そうでないかで自分のHPが人の目に触れるかどうかの頻度が変わります。興味のある方はどなたでもご参加下さい。

日時:10月5日(木)19時~
場所:堺北民商事務所
(新・事務所になります)
☆参加費無料
☆参加希望の方は事務局まで連絡を下さい。パソコンの経験年数を講師に連絡しますので必ず申し込みをお願いします。


主人公の気持ちになって

2006年09月15日 12時53分06秒 | 世間の話
 「蒼井 優」と言う注目の女優がいる。年齢は21歳。先日(9/10(日))、「情熱大陸」というテレビ番組に出演していた。彼女は出演する「役どころ」が決まると、その作品のセリフ(台詞)を覚えようとはしない。むしろ、(台)本を何回も何回も読み返し、ストーリーを理解する。例えば作品の主人公が「盲目の人物」だとしたら、「空の青さを主人公はどのように感じるのだろう」「海の蒼さはどう映るのだろう」「山の木々はどうだろう」と、台本を読み込むだけでなく、何時間もかけて主人公のモデルとなった人に会いに行く。そして、作品の中で主人公に成り切るために納得がいくまでモデルの人物に疑問を問い続ける。又、1000人もの観客(エキストラ)を前にして舞台で踊るダンサーの役を引き受けた時は何十回、何百回もダンスの練習で筋肉痛と足の肉刺をつくる。そして、いざ本番の撮影、踊り終えて監督からOKのサインが出る。疲れ切って彼女は自宅に帰るが、いつものように「疳の虫」が騒ぎ出す。監督も彼女の性格を良く知っていて再度、1000人ものエキストラを苦労して集め、ダンスの撮影をやり直す。今度は納得の演技だったのか踊り終えた後、台本にはない彼女の姿をカメラは映し出す。そのシーンは感涙に咽ぶ彼女だった。そして、この最高に仕上がった作品とは裏腹にその代償はまともに歩けない程の全身(特に足)の筋肉痛と潰れた足の肉刺による激痛だった。しかし、彼女の顔面は思いどおりに演技が出来た結果、蔓延の笑みで溢れていた。
 さて、自民党総裁を選ぶ選挙活動が行われている。もう決着は付いているのだが、今月20日の投票日までテレビ・新聞などのマスコミは異常な程に3人(安倍・谷垣・麻生)の候補者の活動振りを報道する。他に国民に知らすべき「良いニュース」が無いのだろうか!いや、そうではないだろう。自民党総裁=内閣総理大臣というストーリーが今月26日から始まる「秋の臨時国会」で出来上がる。それならと政権の座に着く政党にマスコミも与して、異常なまでの報道合戦を展開する(自民党も3人が論戦(?)する事によって見た目のリニューアルが出来る)。「マスコミ報道の公正・中立」、今、そのあり方が大きく問われている。次期首相の最有力候補・安倍が小泉内閣の成し得なかった事を主張し始めた。「憲法改憲(特に9条の改憲)」「教育基本法の改定」「消費税の税率アップ」…etc。もし、現在の「平和憲法」を改憲し、軍事国家にしたいのなら、自らが外国で起こっている武力紛争の最前線に出向き、平和維持活動(?)の任務に当たれば良い。「格差社会を無くそう!」と叫ぶのであれば、自らが「時給数百円・年収100万円」を強いられている人達の生活を体験すれば良い。「消費税の税率をアップ」したいのであれば月5万円の年金収入で年金生活をすれば良い。今の日本は国民主権。そのような体験を通じて、初めて国民(主人公)の気持ちを理解する事が出来、本当の政治を演じる事が出来るのではないだろうか。そうでなければ「憲法改憲」や「格差是正」「愛国心」や「美しい国・日本」などと軽々しく国民の前で発言してもらいたくないものだ。物事の上っ面だけを語り、国民の生活向上の取組みに真正面から向き合わない政治家たちを「蒼井 優」はどう観(てい)るのだろうか!





複雑な2日間(´~`)

2006年09月14日 19時02分26秒 | 婦人部
9月10日の堺母親大会に参加してきました。☆フォトジャーナリストの郡山総一郎さん☆の講演は写真との同時説明で、とても分かり易く、お話がとても面白い方でしたよ♪ただ、内容は心痛むものでしたけど…。イラクの子供達が泣き叫び、治療を受けている写真です。戦渦であるイラクにはほとんど物資がありません。当然、医療関係も。となると、助かるであろうという、子供達(もちろん大人も)しか治療して貰えません。と、言う事は、みんな苦しみにもがき、うめき声を上げ、苦しみ続け亡くなっていくのです。郡山さんもそこら中から、声が聞こえていたそうです治療を受けるにしても麻酔など無く、のこぎりで足を切断!といった現状です。それに、子供達があちこちで誘拐され、地雷の埋め込まれている危険地帯を先頭で歩かせて、大人達はその後ろを安全に歩くそうです。
実は、私は前日の夜から朝に掛けて野外のレゲエのイベントに行き、お祭り騒ぎをしていました。その数時間後にイラクの子供達の写真を見ました。私達は、今どれだけ幸せに生きているのかと。イラクの子供達は毎日死との戦いの中で、必死に生きています。もっともっと、郡山さんのお話を日本中の色んな世代に聞いて欲しいと心から思いました。自分の好きな事をし、楽しむのは私も大好きだし、止められないですこれからもずっと、そうして行きたいし、みんながそうであって欲しいです。ただ、今自分の好きな事が出来るのは何故か??なんでイラクの子供達には出来ないのか???と言う事を、考えて行かなければならないと思います

☆た☆

リンクが増えました

2006年09月12日 12時54分13秒 | お知らせ
お隣の堺南民商がブログを立ち上げられました。
また、先日のブログの学習会に参加された会員さんの一人がブログを作られましたので、合わせて紹介します。

堺南民主商工会
http://sakai-minami-minsho.blog.ocn.ne.jp/

焼肉屋のオヤジの独り言
http://blogs.yahoo.co.jp/futabakitahanada

どうぞ皆さんご覧下さい。

投稿者:つ