堺北民主商工会

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後期高齢者医療制度

2008年01月31日 13時21分53秒 | 活動紹介
昨日、後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める
宣伝・署名行動を堺市役所前で行いました。

寒い中の宣伝でしたが、ビラの取りも良く署名もたくさん集まり、
なかには、そんな制度が始まるのとか年寄りは早く死ねってことなんか
など怒っている方がたくさんおられました。

この75歳から始まる後期高齢者医療制度は、
年金から保険料天引きや保険で受けられる医療などが
制限されるなど本当に酷い制度です。

粘り強い運動が大きな力になると思いますので、
ぜひ署名などに御協力お願いします!!



                           事務局:い

目的税?

2008年01月30日 11時26分06秒 | 税金の話
確定申告の時期が始まり、堺北民商でも確定申告班会などで税金の相談が多数寄せられています。
ベテランの会員さんも居れば、相談に来て即入会の人もあり、千差万別なのですが一様に胸にあるのは儲かってないのに税金だけがキツイという思いです。
とりわけ消費税は零細企業の場合、売上げに乗せて貰えていない人が多く、そんな場合は身銭を切って払う事になっているのです・・・。

さてそんな消費税ですが、テレビなどではしきりに「福祉目的税」にして10%台に引き上げるべきだという話が流されています。これらは大手新聞社でも同じ傾向で社説や記事で消費税増税は不可避という世論誘導がなされつつあり、二大政党の財界との繫がりと相まって非常に先行き不安な状況です。

業者の皆さん想像してみましょう?!
今支払っている消費税が2倍3倍になったら自分の商売がどうなるか?
大企業は関係ありません、売上げにちゃんと転嫁出来るし、外国への輸出分は非課税扱いになり高額の戻し税があるからです。

加えて今期、大企業は自民党公明党政権への減税の要求が実って「研究対策減税」とか「IT減税」とかが増やされ、ぼろ儲けする中での税金を更にまけてもらっているのです。
その穴埋めは「消費税」だと!
キー!腹が立つ!!

先週の商工新聞(民商の新聞)のコラムに
目的税にするならば正直に
「大企業減税目的税」とか「軍事目的税」にしたらいいよ?!
っていうシュールな皮肉が書いてあったことを思い出しました。

消費税が福祉のために使われていないという事実を知る人、この怒り全く同感では無いですか?。

さて消費税申告に関してはここからが大切。
消費税を安くする方法は大きくわけて2つです。
それは「帳面をきっちりつけて、領収書などの資料を万全に残す事」
による自主計算活動。
そして・・
署名などの運動や政治を変えて消費税制度そのものを縮小→廃止へ持っていく税民闘争です。
この「小さな戦い」と「大きな戦い」
全国各地の民商で様々な学習や指導を行っていますので、悩んでいる方は民商に行きましょう。

モヤモヤした不安
重い税金
税務署の影への恐怖
冷たい政治
あなた一人の事ではありません!自己責任でもありません!
税理士では無く「運動体」民商なればこそ!きっと道が開けると思うのです。


事務局:つ



「新」大阪府知事のコメント

2008年01月29日 15時44分04秒 | 世間の話
大阪府の新知事の発言で気になる部分があったので紹介します。
「<橋下徹氏>大阪の府債発行認めない…職員給料削減も」(毎日JP)

大阪府の借金を減らす方法についてインタビューに語った記事なのですが、気になったのは橋下氏が以下の部分。
「相当無駄が削れると思う。どうしても必要な事業なら、職員の給料を削ってもらう」と述べた。削減対象として、人件費や建設事業費、中小企業融資などを検討するとした。

中小企業融資の予算を縮小するというのが何を指すのかはまだわかりませんが、この新知事がどういったスタンスで府政にのぞむのかを注意して見ていく必要があると思ったので、紹介させていただきました。

事務局:つ




大阪府知事選挙の応援ありがとうございました

2008年01月28日 12時33分43秒 | 活動紹介
昨日、大阪府知事選挙が行われ、即日開票の結果橋下氏が当選となりました。
民商も加盟する明るい民主大阪府政をつくる会の梅田さんは、51万票を獲得しましたが、及びませんでした。
ご支援を戴いた皆さんにお礼を申し上げます。

やはり、タレント候補の知名度は強く、また元々の自民党・公明党の支持層も安定的に橋下氏へ投票したと分析にあり、この2点が結果に大きな差となって表れたという事でしょう。

梅田さんの政策は事前に府民2万人から寄せられたアンケートを基に作成しており、その点では他の候補者に無い正に正面から府政の改革を訴える内容だっただけに非常に残念に思います。今回、投票率は上がったとは言えたかだか48%であり、30年前に民商が推薦した黒田知事が当選した時の投票率66%には遠く及ばず、府民の関心の低下がどういう思想の候補が勝つのか?に大きく影響している事がうかがえます。

兎にも角にも橋下氏と与党会派の打ち出す施策は中小業者に大きな影響を与えるわけで、今後の推移を見守りたいと思います。
とりあえずは「行列の出来る」各自治体の国保相談窓口が、予算カットなどで更に長い行列にならないように・・・。

事務局:つ


大阪府知事選挙の投票時間

2008年01月26日 15時07分22秒 | お知らせ
明日は大阪府知事選挙の投票日です。
大阪府の将来を左右する大事な選挙、「誰がなっても同じ」なんて事は絶対にありません。有権者の方は必ず選挙に行きましょう。
(民商は政治団体ではありませんが、零細業者の暮らしと営業に直結する問題として政治に無関心な団体では無いのです)

投票時間は朝7時~夜8時
投票には5分もかかりません。


事務局:つ




謙虚

2008年01月25日 09時15分50秒 | 世間の話
 五言絶句の漢詩に「寒梅」と言う詩がある。この詩は新島 襄の作で詩吟などでは定評の曲でもある。新島 襄は明治の教育者で江戸時代・天保14年(1843年)、上州(現在の群馬県)に生まれ、小さい頃から漢字を習い蘭学は杉田玄瑞を師に学んだ。21歳の時、幕府の禁を犯してまでアメリカに渡り神学や理学を学ぶ。明治7年に帰国後、京都に同志社を創設する。その後、同志社を大学として国に認めてもらうため運動を行うが病に倒れ、明治23年に48歳の若さで亡くなった。宗教家でもあった新島 襄は明治の教育・思想界に大きな影響を与えた。
 そんな彼が作った漢詩「寒梅」は
 庭上一寒梅(ていじょうの いちかんばい)
 笑侵風雪開(わらってふうせつを おかしてひらく)
 不争又不力(あらそわず またつとめず)
 自占百花魁(おのずからひゃっかの さきがけをしむ)
[通釈]は「庭先に一本の寒梅とでも呼ぶ梅が咲いている。寒風に耐え、雪の寒さにもめげず丸で笑うかのように平然と咲いている。別に争って無理に一番咲きを競って努力したのでもなく、自然にあらゆる花のさきがけとなって咲いている。真に謙虚な姿であり、人間もこう在りたいものだ」
 厳しい寒さの時期になると何となく、この詩が思い出される。寒風が吹き荒ぶ中、山里の畑の梅の木にはもう既にほっくりとした蕾みを付けている。
 「謙虚」とは国語辞典によると「自分の存在を低いものと客観的に見て、相手の考えなどの中に取るべきものが有れば素直に受け取る態度を失わない様子」とある。
人によっては「自分勝手で」「他人の意見を聞かず」「我を通す」人が居る。このような人間は恐らく、人の和を壊す事こそすれ「人間としての成長」は到底、望めない人間達だ。
 人は幾ら年を重ねようが「寒梅」のように何時までも「謙虚さ」を失いたくないものだ!
 そして、組織(団体)も人によって構成されているのだから同様で在るべき存在でなければならない。

消費税大増税反対

2008年01月24日 13時03分08秒 | 活動紹介
今、民商では、消費税増税反対署名を集めています。
どうぞご協力よろしくお願いします!

現在、日本では、消費税が社会保障などには
使われず大企業と大金持ちの減税の穴埋めに使われています。
これを、糾すには、団結する力が必要になります。

2月8日(金)午後1時開会
会場:東京・日比谷公会堂で、
「2・8全国中小業者決起大会」があります。

中小業者の怒りをここでぶつけましょう!!


                          事務局:い

民商運動の根本

2008年01月23日 11時50分44秒 | 活動紹介
もうすぐ確定申告が始まります、民商の会員さんの最大要求である「確定申告」。
民商の運動の最も大切な所であり、税務署との争点になる問題なのですが、今日はその根本に少し触れたいと思います。

民商が税務署や国に対し常に守れ!と迫るのが「納税者の権利」です。
現実に税務署員が納税者の人権を無視した税務調査を行う例は多数あり、日本中で裁判や抗議行動を行っています。

実はこの税務署(あるいは署員)の納税者無視のやり方には現在の日本の民主国家の体制に照らせば、起こりようのない不合理が潜んでいるのです。
それは何かと言いますと、実は税務署員や公務員は「全体の奉仕者」として次の様な宣誓に署名をして仕事をしているからです。

宣誓書
 私は、国民全体の奉仕者として公共の利益のために勤務すべき責務を深く自覚し、日本国憲法を遵守し、並びに法令及び上司の職務上の命令に従い、不偏不党かつ公正に職務の遂行に当たることをかたく誓います。
 年 月 日
氏 名


日本国憲法を遵守すると誓った署員が、基本的人権を守っていないという根本矛盾。
この矛盾を糾すためには納税者が自分の置かれた立場を理解し、学習し強くならなければなりません。
その場の都合で、大本にある憲法や国家公務員法に基づく宣誓を無視する税務行政が有る限り、民商の税金闘争は続いてゆくのでした。

これから申告される方は、民商にぜひ一度来てください。
色々と勉強になる事と思います。
フリーダイヤル0120-22-0000

事務局:つ




株安と消費税に関する詭弁

2008年01月22日 14時22分31秒 | 世間の話
今、株価が下げ止まらない。
本日現在で日経平均がついに12000円台に突入し、まだ下がり続ける事でしょう。
株は下がるよりも上がった方が良いに決まっているのですが、永遠に上がり続ける事は無く、そこが経済の難しい所です。
しかし、この所の急激な下落はどこに原因があるのでしょう?

その問題に関する話で最近テレビや新聞、与党政治家などでこの所目立つコメントが、「消費税の問題に踏み込めないなど改革が出来ていないから日本株が失望売りされる」という物です。
・・・ですが、本当にそうでしょうか?

今回の株安はすでに世界同時株安に突入しており、日本だけが傑出して下落しているわけではありません。その落着点はまだ見えませんが、瞬間の株安を掴まえて消費税と引っ掛けるコメントに???と言わざるをえません。
しかしテレビなどで背広を着た頭の良さそうな人がしゃべっているともっともらしくも聞こえるし、影響を受ける人も多いでしょう。


冷静に個別主張を抜きにして、今回の株安を分析するならば原因はそう難しくありません。
①米国のサブプライムローン問題に端を発する金融機関やファンドが展開したカジノ資本主義の底なしの損失拡大への疑心暗鬼。
②米国のつまづきによる急激な円高により、輸出中心で収益をあげている輸出大企業の為替からによる損失への懸念。
③株式市場から商品先物への資金の移動(原油や金、その他へ)
④投機により値上がりした原油高の経済への悪影響

まあこんな所でしょう。
すでに欧州では投機規制を各国協同で行うべきとの提案などがあり、カジノ資本主義への修正が近年中に入る事は疑いありませんが、この一連の流れを見ていると資本主義は自らをコントロール出来ないという事がよくわかります。(特に原油高)

日本が健全な経済発展を阻害されないように今後取るべき方策は、国際的な投機規制に協調する事はもちろん、為替に株価が影響されにくい国づくり、つまり内需の拡大が中長期的に見れば一番良いと感じます。
そうなれば内需を冷え込ませる消費税が株価に良い影響を与えるのか?悪い影響を与えるのか?良く考えなくても分かるのでは無いでしょうか?

先のコメンテーターや与党政治家のいい加減な発言・・。
一連の騒動を受けての階級的利害実現の為の世論誘導にご注意を!?

事務局:つ


教育ローンの相談

2008年01月21日 11時45分57秒 | 世間の話
会員さんより電話にて
「娘さんの大学の入学金と授業料を払えない人が居るんやが何とかならんのか?」
という問い合わせを貰いました。

聞くところによると知人の家庭なのですが、母子家庭で来春より娘さんが大学に合格し通う事になったのだが、奨学金だけではとても高額の費用を払う事が出来ないとの事。

以前に相談にのった事もある国金の「教育ローン」の利用を薦めました。
普段の民商の活動からは少し縁遠い話なのですが、こう言った声を聞くときに日本の学費は国際的に見ても異常な水準にある事が思い出されます。
(リンク先は民主青年同盟・学生交流のサイト)

諸外国では手厚く税金を使い、授業料の自己負担を極力少なくなるように政治が努力しているのです。

ちなみに、大阪府の府立高校の授業料は日本一の水準です。
こちらも寂しい話です。

事務局:つ