堺北民主商工会

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ホロコースト記念館

2010年08月24日 15時29分17秒 | 平和運動
夏季休暇を利用して福山市にあるホロコースト記念館に行って来ました。

ホロコーストとは戦中にナチスドイツが行ったユダヤ人の大量虐殺の事です。
この記念館はアンネの日記のアンネ=フランクの父親が虐殺を生き延びた後に平和の大切さを世界に広げたいと活動し、その思いをくみ取った日本人により設立されました。

記念館では実際にアウシュビッツ市から寄贈を受けたユダヤ人たちの遺品や収容所の模型、写真などが展示されており、かつて起こった悲劇が良く分かります。

ホロコーストは「焼き尽くす」という意味のギリシャ語で、その言葉の通り、戦争中、実に600万人ものユダヤ人がガス室の中で殺されてゆきました。労働力にならない老人や身長120cmに満たない子どもは即日ガス室送りにされたそうです。
記念館では「ここに来て知った事に心を痛めるだけでは無く、あなた自身が平和の為に何が出来るのか考えて欲しい」とあり、日本が戦後65年間守ってきた不戦の誓いを、世界中に広げていく事こそが、虐殺の犠牲となった人々への鎮魂になるのではと、感じた次第です。


事務局つ

広島平和宣言

2010年08月11日 11時35分18秒 | 平和運動
「ああ やれんのう、こがあな辛(つら)い目に、なんで遭わにゃあ いけんのかいのう」―――65年前のこの日、ようやくにして生き永らえた被爆者、そして非業の最期を迎えられた多くの御霊(みたま)と共に、改めて「こがあな いびせえこたあ、ほかの誰(だれ)にも あっちゃあいけん」と決意を新たにする8月6日を迎えました。

ヒロシマは、被爆者と市民の力で、また国の内外からの支援により美しい都市として復興し、今や「世界のモデル都市」を、そしてオリンピックの招致を目指しています。地獄の苦悩を乗り越え、平和を愛する諸国民に期待しつつ被爆者が発してきたメッセージは、平和憲法の礎であり、世界の行く手を照らしています。

・・・。
今年の広島の平和宣言の書き出しです。
普段、平和の事や核兵器の事を意識しない人もどうぞ読んで欲しい。
そんな気持ちを込めて紹介します。

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1110537278566/index.html

事務局つ

8月6日

2010年08月06日 15時29分16秒 | 平和運動
今日は8月6日。
1945年に広島へ原爆が投下された日です。

以来、人類は一都市を根こそぎ殺しつくす大量破壊兵器の影の中で生きる事を余儀なくされています。

我々民商には「平和でこそ商売繁盛」という言葉があります。

その平和と最もあい反する物が核兵器です。
無くさなければなりません。絶対に。

事務局つ

歩こう平和行進!

2010年06月22日 12時32分19秒 | 平和運動
今年も核兵器廃絶を目指し日本中を行進する平和行進の季節となりました。
堺では毎年7月3日(土)14時に浜寺公園の阪堺電鉄駅前集合で行進します。
行進は浜寺公園~市役所までの長い距離で、事務局は通しで歩きますが、体力に合わせて半分のみの参加もOKです。
会員さんの希望者は集合場所まで車で送迎しますので、事前に民商事務所までお願いします。

世界にはアメリカ9400発、ロシア13000発を中心に23000発の核ミサイルが未だに配備されています。冷戦時代の果てしない軍拡競争による負の遺産は未だに私たちの地球を破壊する規模で存在しています。
そしてアメリカのオバマ大統領が核廃絶を目指す事を明言した事からも分かるように、全世界規模で核廃絶の世論は高まっています。
名も無い人々の歩みが、世界の世論を少しずつですが変えてきたのです。今はまだこの到達ですが、私たち一般市民に何の得も無い、時代錯誤の大量破壊兵器は必要ありません。

これからも粘り強く運動を行い、いつの日か核兵器の完全廃絶を勝ち取る為に、皆で頑張りましょう。 

事務局つ

終戦の日

2009年08月17日 12時37分08秒 | 平和運動
お盆休みの最中でしたが8月15日は太平洋戦争そして第二次世界大戦が終わった日です。
とても幸せな事に私達の日本はその後の歴史で戦争をした事がありません。
そんな平和な時代を僕達は生きています。

徴兵される事も無く。
流通を統制される事も無く。
思想を規制される事も無く。
空から爆弾が降ってくる事も無く。

この現状に誰もが満足しており何の不自由も感じていません。
きっと多くの日本人がそうであるか、もしくはそもそもこういった事を考える必要も無い状況のような気がします。
ですから、この日本の現状を。つまりは国防、軍事同盟、憲法9条などを外国へ兵隊を出せる方向で変えていく必要は一切無いと考えています。
ですが、世の中には色々な考えを持った人がいます。
そして憲法改悪などの問題を筆頭に、こういったキナ臭い改悪は市民が望んで提起するのでは無く、いつも一部の人間が市民をミスリードし煽動し事を動かします。

徴兵され。
流通を統制され。
思想を規制され。
空から爆弾が降ってくる。

仮に憲法を変えたりしても、いきなりこんな社会になるはずがありません。
しかし、歴史はいつも最初は些細な事から変わり始めるのです。
こんな社会の方向へ全体として舵を向ける事をあなたは望みますか?
民主主義とは一体何なのか?
と問われる瞬間です。
私たち市民は長い長い闘争の果てに、国家権力を縛る「憲法」という素晴らしい知恵を手に入れました。
世界の各国の憲法と日本国憲法を比較しても私達庶民の立場で抜群に進んでいる条文が憲法9条だという事実。
だから9条はいつも権力者の標的にされる宿命にあるのです。

第9条 
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

…。
世界中の国々の市民がいつの日かこのMILESTONEを。
いや、これを超える地点に到達する日を私達民商は渇望して止まない。

事務局つ

核兵器廃絶を目指して

2009年07月06日 12時42分05秒 | 平和運動
7月3日は平和行進の堺コースの日でした。
堺北民商からは事務局や婦人部合わせて5名が参加し、小降りの雨でしたが、元気よく核廃絶を訴えて行進しました。

毎年7月3日なので、興味のある方はぜひ来年参加してみましょう。
「ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ、ノーモアヒバクシャ!」

さて、核兵器と言えば、先週重大な動きがありました。
それはかつて政府の外務事務次官をつとめた人物が、アメリカ軍による核兵器の持込の事実を告白した事です。

日本政府は。「米政府と核持ち込みの事前協議がない以上、核持ち込みはない」(河村官房長官)と強弁しているので、真っ向から対立する告白です。

日米安保ですら、事前協議を取り決めているのに、それすらも守らず、日本に核兵器を持ち込むアメリカ。
それを知りつつも、国民には秘匿し、追認するばかりか真っ赤な嘘?で塗り固める政府。

下記リンクの新聞記事にも在るとおり、真相究明が待たれる。
事務局つ

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/175654.html
(北海道新聞7月6日社説)

民商が侵略戦争美化発言に抗議

2008年11月17日 12時46分35秒 | 平和運動
全国商工団体連合会は11月10日、「田母神前空幕長の侵略戦争美化発言に抗議し、責任の明確化と新テロ特措法延長案の撤回を求める要請」を麻生首相と浜田防衛相に宛てて送付しました。
↑詳しくはクリック

テレビでもかなり報道されましたので皆さんもご存知の一件だと思いますが、簡単に書くと、現役の航空自衛隊のトップが「我が国が侵略国家であったというのは濡れ衣だ」という政府見解と異なる歪んだ歴史観を論文で発表し、大問題になったという事件です。
この件に関し政府は田母神氏を懲戒免職とせず、定年退職扱いとし、幕引きを計りつつあります。

しかし、この問題本当にそれで終わらせてよい話でしょうか?
戦後の日本の歩んだ道を100%否定し、自衛隊のトップが文民統制を否定するという事に対し、懲戒を持って当たれない点に今の政府に対する不信を感じます。

さて、一方で田母神氏の表現や思想信条の自由の権利を主張する人も居られると思いますが、この点に関して参考になる裁判の判例を紹介しておきます。

以前に「反戦」を訴えた自衛官が懲戒免職になり、それを不服として訴えた裁判の判例です。
平成9(行コ)59等
事件名 航空自衛隊隊員懲戒免職処分


この裁判で“防衛庁(当時)”は隊員に対し表現の自由を“制約”し国の政策を忠実に遂行する義務を負っているとし、反戦活動をした自衛官を懲戒した事が不当ではないという主張をしました。

「反戦」と「政府見解の否定」ですから事の内容は違いますが、今日問題とするのは隊員の表現の自由と懲戒免職の関係です。

反戦自衛官→懲戒
歴史歪曲自衛官→定年退職

道理では無く、自分の組織に都合の良い事のみを追求する集団というのは、どこかで矛盾を来たす物です。
田母神論文には諸外国からも厳しい批判があがっており、これに政府が厳しく対応が出来ない事。
ここに今の日本の問題のひとつがあるでしょう。

事務局 つ









元気良く署名行動!の裏で…

2008年10月20日 12時58分16秒 | 平和運動
昨日19日、堺北民商では役員さん事務局が力を合わせて統一行動に取り組みました。
「つぶされてたまるか緊急署名」をはじめ多くの署名を集約し、22日に迫った全国集会に向けて節目の1000筆も見えてきました。

そんな19日は堺市の恒例のお祭り「堺まつり」の開催日でした。大小路を地元のふとん太鼓や各種パレードが練り歩くのですが、その中に違和感のある話があります。
それは自衛隊音楽隊の参加及び、護衛艦の展示公開です。

市民の中に認知させ、自衛隊のイメージをアップさせようと計画しているのが見え見えなのですが、
「ものづくり、人づくりにより世界に羽ばたく堺、進化発展しつつも自然との調和を大切にする堺の精神を堺まつりを通して伝える」(堺市HPの広報より)
という精神と人殺しを目的とした自衛艦の展示が相容れるとは到底思えません。


また、自衛艦の脇には下記のようなポスターの展示もありました。

「インド洋と日本は繋がっている」
「遠いけれど身近なはなし」

アメリカの行う戦争に給油を通して日本が協力するという行為を、問題をすり替えて矮小化する下らないポスターですが、こんな展示を堺まつりが受け入れているという事実。

中世の堺商人からは納屋助左衛門(=呂宋 助左衛門・るそんすけざえもん)を始め夢を持ち海外へ羽ばたいていった偉大な先人がいます。
夢を持ってでは無く、アメリカの言いなりにガソリンを海外へ持って行く船は堺には明らかに似合わない。

事務局:つ

原水禁

2008年08月08日 17時48分22秒 | 平和運動
8月4,5,6日と広島で原水爆禁止世界大会に参加しました。
この原水爆禁止世界大会では、各国の国の方が参加され
核兵器廃絶の声を上げていました。
今から63年前の8月8日、8月9日、広島・長崎に原子力爆弾が投下されました。

尊い命が一瞬にして奪われました。
この出来事は、決して忘れてはいけない事であります。

この世界大会では、核兵器を全世界から廃絶への声が上がっていました。

核兵器は、一瞬にして人生を狂わす意味のない物です。
皆さんぜひ核兵器のない世界にしましょう。
http://www.antiatom.org/



                         事務局:い

ヒロシマ

2008年08月06日 12時15分57秒 | 平和運動
今日、8月6日は63年前に広島に原子爆弾が投下された日です。
終戦間際の1945年8月6日に投下されたたった一発の爆弾が、145000人の命を奪いました。

広島にある原爆ドームはユネスコの世界遺産に「文化遺産」として登録されていますが、間違いなく「負」の文化遺産です。
唯一の被爆国民である私達日本人は永遠に消える事の無い負の遺産を記憶し、後世に語り継ぐ宿命を受けたのでした。

秋葉広島市長は「核兵器は廃絶されることだけに意味がある」と平和宣言で述べましたが、まさしくその通りだと思います。

一方で福田首相は「なぜあの戦争が起きたか考えないといけない。平和協力国家として一生懸命努力するのが国是だ」と述べたとの事ですが、米国に対し何も言えないのに、何が努力でしょう?何が国是でしょう?
また、原爆症の認定裁判では国が負け続けているにも関わらず、控訴を繰り返し被爆者の救済を拒んでいます。これも何故でしょう?

言う事とやる事が違う。
核兵器廃絶という人類の殆どすべてが望む事に、いつになったら近づけるのか?
正論を我々庶民が常に意識しておかなければならないと思いました。

事務局:つ