堺北民主商工会

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引退渋るなマフィア

2007年08月09日 12時44分42秒 | 世間の話
アセアン、東南アジア諸国連合が8月8日に40周年を迎えました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BB%E3%82%A2%E3%83%B3

正式名称Association of South-East Asian Nationsは東南アジア10ヶ国の経済・社会・政治・安全保障・文化での地域協力組織で、これからも平和、経済などの協力関係が続いていく事を目標に活動しています。
当然この組織の根底には、他国と軍事力を競って覇権主義的に自国の利益のみを追求するというアメリカの様な野蛮な考え方はありません。
ちなみにこのエリアの人口は5億8千万人、日本を優に凌ぎ、EUに匹敵する人口です。
題名に書いた「引退渋るなマフィア」とは事務局つが中学生時代に憶えた加盟国の暗記方です。引(インドネシア)退(タイ)し(シンガポール)ぶるな(ブルネイ)マ(マレーシア)フィア(フィリピン)。
アセアンはその後の15年間で多くの加盟国を増やしています。
95年ベトナム、97年ミャンマー、ラオス、99年カンボジア

元々この地域の国々はタイを除いてすべてが欧米の植民地でした。しかしその変化は100年前と比べると歴然です。内戦などに苦しむ地域はあっても、すでに植民地は無く、アセアンのような地域共同体を結成し維持するまでになっているのです。
日本にいるとアメリカの視点から世界を見る報道が多いため、このような変化は実感しにくいのですが、世界の変化というのは確実に進んでいます。
日本の権力者が固執する日米従属関係のあり方も、時代に応じて国連中心にシフトしていく事が、こう言った世界の流れからみれば自然なのかもしれませんね。
そして、それこそ戦後レジームの脱却だと思うのです。

事務局:つ