直撃！

今回の１７年の税金の申告から大きな変更点として
「年金控除が１４０万円→１２０万円に縮小」
「老年者控除５０万円の廃止」
の二つがあります。
どちらも６５歳以上の納税者の方を狙い撃ちにした内容になります。

具体的に税額を出すと次のようになります。
例：年金年額２４０万円を受け取っている６５歳の単身者の方、社会保険料は年額３０万円

昨年迄の計算でしたらこの方の所得税額は・・
２４０万－１４０万（年金控除）－５０万（老年者控除）－３０万（社会保険控除）－３８万（基礎控除）で税額は０円です。
それが今年では・・
２４０万－１２０万ー３０万－３８万＝５２万円×１０％＝５万２千円
ここから２０％の定率減税を引きますと４１６００円
これは国の税金だけなので後で市民税府民税が来ます。

また定率減税も縮小廃止が決まっています。

「国が赤字やからしゃあない」
本当にそうでしょうか？赤字になったのは自民党の土建政治（無駄な公共事業）・利権政治（大企業金持ち優遇）とアメリカ追従のせいに他なりません。
構造改革の名により新自由主義の果てしない痛みが押し寄せつつあります。
社会の９割を占める一般庶民が大切にされない政治とは一体なんでしょうか？

民主商工会の魅力その③労働保険事務組合の話

事業主本人も国の労災保険に加入できる制度をご存知ですか？
労働保険の特別加入制度という制度です。
従業員が一人でもいる事業主の方が対象になる国の制度です。
民商では商売人の皆さんが安心して働けるよう、労働保険事務組合を作り加入の窓口を
開いています。
また雇用保険関係の手続きも民商で相談する事ができます。離職票の作成などで事務負担を抱え込まれている方は一度相談に来られてはどうでしょうか？
また昨年暮れより労働保険に未加入の事業者への罰則が大幅に強化されました。最悪のケースの場合労働者に払う保証金を未加入事業者が全額支払うケースもあります。ぜひこの機会に労働保険に加入しましょう。

（フリーダイヤル０１２０－２２－００００）
堺北民主商工会

今年の国税庁の方針

１月３０日付けの民商の機関紙「全国商工新聞」の記事を紹介します。
昨年１０月に開催された全国国税局徴収部長会議・次長会議を受けての内容です。
以下要旨。

【今年の確定申告期の国税庁の方針】
①消費税申告を徹底的に引き上げる為、確定申告期間中についても、来署案内による申告指導を行い、未提出者へは期間中でも電話等による申告提出しょうようや来署依頼を実施。
②確定申告期以後の４月～６月までは消費税の未提出者への総当りをおこなう。その対象として、課税事業者の届け出を出している未提出者だけでなく、２００万円以上の申告所得者で収支内訳書が出ていない白色申告者も対象に。

などなど他にもＫＳＫシステム（国税総合管理システム）というパソコンネットワークを積極的に活用して徴収調査を効率化していくなど納税者への調査を強める方針です。

税金や商売の事の勉強になる商工新聞は週刊で一月４００円です。購読希望の方はお電話下さい。
またこのような税務署の動きに不安を感じられるかたは遠慮なく民商までお越し下さい。

（フリーダイヤル０１２０－２２－００００）
堺北民主商工会

アスベスト取扱い作業従事者特別教育のご案内（再）

民商主催のアスベストの特別教育を案内します。
会員外の方でも受講できますので遠慮なく申し込み下さい。
今、社会問題となっているアスベスト（石綿）。１９７０年から９０年にかけて大量に輸入され、その約９割が建築物に使用されてきました。石綿が使用されている物の解体・改修工事はこれから本格化し、従事する建設労働者の石綿ばく露による健康障害の発生が懸念されています。
今後の被害を防ぐため国は石綿障害予防規則を制定、２００５年７月１日から施行しました。この規則により、アスベストが使用されている建築物等の解体・リフォームの作業に従事する労働者は、４時間の「石綿作業者特別教育」を作業前に受講していなければなりません。
民商では、これら法律に基づく「石綿取扱い特別教育」を下記の要綱で実施します。
この機会にぜひ受講されますようご案内いたします。

内容(四時間）
Ⅰ　石綿の有害性
Ⅱ　石綿等の使用状況
Ⅲ　石綿等の粉じんの発散を抑制するための措置
Ⅳ　保護具の使用方法
Ⅴ　その他石綿等のばく露の防止に関し必要な事項
＊修了者には修了証を交付します。

日時：２００６年２月５日（日）午後１時３０分～午後６時
会場：南大阪地域地場産業振興センター（じばしん南大阪）４Ｆセミナー室４
費用：２０００円
参加希望者は必ず事務所までお電話下さい。（０７２－２２３－９０１０）

申告班会がスタートしました

税務署から申告書が届き確定申告に向けた準備が始まっています。
堺北民商でも申告班会がスタートしました。
各地の会員さん宅などに集まり少人数で税金のポイントなどを話しします。
３月１３日の集団申告に向けてこれから連日の班会です。


民商は常時入会希望の方を歓迎しています。税金や金融などでお悩みの方は遠慮なく
ご相談下さい。
（フリーダイヤル０１２０－２２－００００）
堺北民主商工会

「自民党新憲法草案」具合の悪い話その④

自民党の出している憲法草案で僕達庶民にとって具合の悪い所を連載で紹介しています。
今日は７６条、裁判所に関する条項です。

改憲案
第７６条の３　軍事に関する裁判を行うため、法律の定めるところにより、下級裁判所として、軍事裁判所を設置する。

現行の憲法ではもちろんこのような条項はありません。改憲案で新設する項目です。自民党と公明党や政府、改憲を目指す人達がどのような日本にしたいのかは、この一文を読めば誰でもわかるはずです。もはや説明は不要でしょう。
国民が知らないうちに軍靴の響きは着実に増しているという事です。これを国際化の一言で片付けられる人はそうはいないでしょう。

憲法改正は国会で発議させない、発議されても国民投票で半数が反対すれば潰せる。
民主主義とは僕達一般国民の心の中にあるのです。

麹（こうじ）の話

今朝事務局の打ち合わせ会議をしていると一人の会員さんが突然来訪されました。
誰かと思えばつい先日廃業された食堂屋さんです。曰く
「時間余ってしゃあないから味噌を作ろうと思ってなぁ、麹（こうじ）を買いに来たねんけど店が潰れたみたいで無いんや、交番で聞いても『麹ってなんや』って言われたわ」
との事。
会議中だった事もあり後でインターネットで調べてみる約束をしたのですが、
今ネットで調べてみましたが麹を取り扱うお店って意外と無いんですね。
自宅でお味噌やどぶろくを作る事って確かにないですもんね。
結局通販のお店を見つけて紹介しました。

それと他の事も色々と考えました。僕の生家から歩いて1分の所でこの方は食堂をされていました。４７年間営業されていたそうです。中学校も地元の大浜中学、僕の先輩です。
堺の出島町近辺は下町で風景も殆ど変わらないのですが、少しずつ移り変わる時間の流れを感じ少し寂しい気分になりました。
夏になるとたまにカキ氷を食べに行っていたのですが、今年からどうしましょう。

青年部会を開催しました

昨夜１９日２０時より民商事務所にて青年部会を開催しました。４名の参加でした。
商売のヒントになる文章があったので皆で読みました。また前月の学習会で経営診断士の先生が話されていたブログの話をしました。
来月２月８日に会員さんの焼き鳥屋さんで交流会（宴会？）をしようという事になり閉会しました。

日本のこれから

ＮＨＫの番組「日本のこれから」の第５弾「本当に増税しかないのか」にＮＨＫより出演依頼があり会員さんが複数出演されます。（事前に聞いたところによると５０人中４人の依頼があったそうです）
討論形式の番組です。
１月２１日（土）１９時半～２２時半　ＮＨＫ総合にて
★ゲスト
【谷垣 禎一（たにがき・さだかず）さん】 財務大臣
【村尾 信尚（むらお・のぶたか）さん】 関西学院大学教授、元三重県総務部長、元大蔵省主計局主計官
【山口 二郎（やまぐち・じろう）さん】 北海道大学大学院 法学研究科教授　行政学
【荻原 博子（おぎわら・ひろこ）さん】 経済ジャーナリスト
【室井 佑月（むろい・ゆづき）さん】 作家

どのような番組になるか楽しみですね。

民主商工会の魅力その②金融の話

昨日に引き続き民商の魅力を書きたいと思います。今日は融資やサラ金と対決する運動です。商売をしていると必ず運転資金が必要な時があります。しかし本来中小企業の人のパートナーとして助けるべき立場の銀行は担保や保証人が無ければ冷たいものです。民商は「金融は中小業者の権利だ」と、利用しやすい長期低利融資制度を国や府に求めてきました。その最大の成果である担保・保証人なしの制度を積極的に利用しましょう。民商には何でも相談できます。毎月の返済が苦しい時は金利の引き下げや返済条件の変更も可能です。
＊今までの経験上ですが、真面目な方ほど返済を守る事にこだわり、サラ金商工ローンに手を出してしまうケースが多々ありました。一人で悩まずに民商にぜひ来て下さい。

また高利の貪るサラ金、闇金とも民商は対決しています。利息制限法などの法律を守らせて多重債務から脱出し立ち直った経験者が堺北民商にもおられます。悪徳金融に遠慮は無用です、民商で正しい知識を学び商売と暮らしを守りましょう。

（フリーダイヤル０１２０－２２－００００）
堺北民主商工会