Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

三つ子の魂百まで

2024年01月25日 | 修理・工作・技術
SEIKO TYPE IIのグラデーション文字盤を精進した。ガラス風防は傷だらけの曇りガラス状態。ケースも汚れと傷。一応稼働品ではあるが限りなくジャンク品。


傷だらけで眩暈がする


手に入れたのはいいけれどメンテンスし甲斐あり。風防は新品交換を検討するもダメ元で磨いてみる。酸化セリウムを水で溶きペースト状にして根気よく磨く。二晩作業して大方傷は消えた。ケースもコンパウンドで磨きまくる。一部は磨いた後でヘアライン処理を施す。機械は注油と電池端子磨き、基板の一部に緑青が吹いていたので磨き落とす。あとはパッキン交換とベルト洗浄。


ひと通りメンテナンスを施す


果たして良品程度のコンディションに仕上がる。この時計と似たものを中学生時代、同級生で牛乳屋さんの息子の坂本君が持っていた。ちょっといいなあと思っていた。あれから46年の歳月を経て自分も所有することができた。今回精進した時計を調べると製造は諏訪精工舎製。1976年11月製造。この時代のデザインは精悍で素敵。



ハンサムでしょ




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2 コメント

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Unknown (sk_oyazi)
2024-01-26 07:45:25
毎回、惚れ惚れする
腕前ですね。😄
次回、楽しみにしています。
Unknown (saitolab)
2024-01-26 08:15:29
sk_oyaziさま

コメントをありがとうございました。
ジャンク品の修理ですが作業過程が一番楽しいのかもしれません。これはプラモデル作りに似ているように思います。今どきの子供さんはこの過程が面倒らしいです。

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