最終回文庫◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

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私のコレクション 星製薬関連資料 星一氏の講話

2024年06月11日 | 星新一
オークションで入手した、ホシレコード「星チェーン大会に於ける星先生の講話」SP盤 2枚組(78回転)。昭和14年4月録音。


 レコードには講話の全部を文字に起こした印刷物が付いているので、講話の内容は分かるのですが、星一の肉声というものを、ぜひとも聞いてみたいと思ったのです。


 レコードを入手したものの、再生出来るプレーヤーを持っていないので、買ったものか、いや、レンタルという手もあるのでは? ――そこまで考えて、費用を調べてみると、78回転のSP盤を再生、デジタル化できる機材は1万円ほどで売っているようで、それをレンタルするとなると、身分証明などの手間がかかるうえに料金もそれなりに高いので、いっそのこと、プレーヤーを買った方が、数日のうちに返さなければならないという制約が無い方がいいかもと思いました。
 いや、待てよ。使うのは1回限りで、使い終わったらメルカリかオークションで売るとしても、発送するのも手間がかかるしなぁ……と、ぐずぐずしていました。

 レコードを入手してから数ヶ月が経ったある日、「音源をデジタル化してくれるところ」があるのではないかと検索してみたら、ちゃんとあるんですね。
主にレコードでしかない音楽をデジタル化するというサービス。いくつか見た中で、ここはどうかと問い合わせてみたら、大丈夫そうなのでお願いすることにしたのが3月の始めでした。
 通常で3か月ほどかかり、別料金で出来上がりを早めることも可能でしたが、通常仕上がりでお願いし、出来上がったCD2枚が今日届きました。


 
 90年も前の録音ですから、「ノイズの中で聞き取れるかどうか」だと思っていたら、驚くほどクリアーな音質でした。
 風貌から思い描いていた声とは、ちょっと違っていましたが、星一の肉声を聞くことが出来ました。




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