最終回文庫◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

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素敵なプレゼントをいただきました

2022年11月13日 | 特装本

宅配便で四角い荷物が届き、品名は「書類」とありましたが、開けてみたら中は本で、アトリエ・ミウラが2004年に刊行した三浦功大/著 『蓮への招待』の超特製限定12部本でした。

著者の三浦功大氏は写真家で、来日した名だたるジャズメンの撮影や蓮の研究家として活躍した方で、本書は蓮の研究をまとめた厚冊です。西田書店刊の市販本のほかに、アトリエ・ミウラが刊行した限定100部の特装本(青色の総革装)がありますが、本書は、臙脂色の総革装、三方金(三方の小口が金貼り)、朱色の箱帙に収められ、見返しに三浦永年作のオリジナルマーブル紙2種が使われ、著者/三浦功大、デザイン/ティ二・ミウラ、刊行者およびマーブル紙制作/三浦永年の三氏の署名が入っています。