サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

三十年前の恩返し

2017-10-19 16:00:35 | 日記
あなた方は、今、今生で、すべての神のすべての姿の化身を見るという至福を味わうチャンスを得たのですから、大変幸運なのです。
〜物質主義がはびこる、強い不信と不敬の時代に、このサティヤ サイの化身の何が、世界中から数百万もの人々の崇敬を集めているのでしょう?
その根本的な理由は、人の姿の内にあるこの世を超越した神性にあるという事実に、皆さんも納得することでしょう。
その上、世界のすべての国々がインドに敬意を表するのを目にすることができる皆さんは、何と幸運でしょう!
しかも皆さんは、来たるべき将来ではなく、この肉体が皆さんと共に、皆さんの目の前にあるうちに、サティヤ サイという名への崇敬が世界中で響き渡るのを耳にすることができるのです。17/5/68

ポニョ:一昨日は久々にギータさんの話題が出て来ました。

ヨシオ:昨日、少し霊的レベルの話をしたけれど、俺は以前紹介した、超能力者メッシングさんが、サイババさんのお付きのインド人たちに「君たちはサイババさんと肉体的に近くにいるけれど、このサイババさんが、一体どういう人であるのか全然分かっていないでしょう」というコメントが出来るぐらい霊的に上り詰めたいな。
メッシングさんは、サイババさんが大元の神さんだと見抜いておられたから、肉体を取っていても、空を飛んだり、どんな奇跡でも起こせる事を知っていたんや。でもどうしてそういう事をしないのか質問されていたな。

ポニョ:あのメッシングさんはすごい人やったぜよ。メッシングさん御自身もロシアからテレポーションで、サイババさんの御部屋に直接来られたもんな。
若い時に、ずっと真の聖者を探しておられて、たまたまサイババさんの兄嫁さんの実家が近くにある、カマラプーラム駅で停車した汽車の窓から外を見ていたら、その駅近くで遊んでいた子供の頃のサイババさんを見つけられて、我を忘れて汽車から飛び降り、途中線路に足を取られて何度も転びながら、サイババさんの方に気狂いのように走って来て、サイババさんを強く抱きしめて抱き上げ「ワッハッハッハ!見つけた!やっと見つけた!」と言って狂喜されたんやったな。子供の頃のサイババさんを見ただけで、神の化身って分かるって、本当にすごい能力を持っておられるんやな。

ヨシオ:さっきも言ったけれど、かえってサイババさんの肉体の近くにいる人ほど、その神聖さが理解出来ないんや。

ポニョ:そうやぜよ。今回もサイババさんが再降臨されますよって、一体どれだけのいわゆるサイババさんに近かった帰依者が言ってる?ほとんどいないぜよ。いや、最近、タイのアートオンジュンサイさんが自分たちと同じ事を言い始めておられるぜよ。でもほとんどの帰依者は自分達に、君はサイババさんは戻って来られなくても、そのまま仕事をされているのが分からないのかだとか、君はサイババさんの姿に囚われ過ぎやとか、君はサイババさんは本当は肉体ではないというのが分かっていないのだろうとか、ヘッチャくればかり言ってるけれど、そんな事は百も承知なんや。
おいらたちが言っているのは、サイババさんが自分たちに肉体を取ってされると約束された事を、まだ果たしておられないので、それを果たす為にまた戻って来られますよ。という事を言いたいんやぜよ。

ヨシオ:確かに肉体を取らないと出来ない事ってたくさんあるもんな。ところでギータさんの話で感動的なエピソードを一つ言い忘れていたので、ついでに紹介しようかな。それはギータさんが1978年ごろに、サイババさんのバルビカスという子供達を対象とした人格形成教育の先生をしていた頃の話やけれど、お父さんの家のガレージを解放して一週間に一度、近所の子供達を対象に無料でEHV教室を開いておられたんや。

ポニョ:サイの活動は基本的に全て無料やぜよ。

ヨシオ:そこにスリニバサ君という8才になる男の子も毎週通って来ていて、お母さんがその間近くで働いていたんや。ある日、サイババさんがお父さんの家を訪れられる事になり、ギータさんのクラスにも顔を出して下さることになったので、ギータさんはその日に必ず出席するように子供達に念をおしたんや。でもスリニバサ君のお母さんはその日たまたま仕事が休みだったので、以前から楽しみにしていた映画を見に行く予定をしてたんや。
スリニバサ君は自分を是非ギータさんのクラスに連れて行って欲しいと頼んだんやけれど、お母さんが映画を見ている間に、人に子供の面倒を見てもらうのは良くないと思ってスリニバサ君の頼みを拒絶し、泣いて頼んでいるスリニバサ君を、無理やり小さな小屋に放り込んで鍵をかけて閉じ込めてしまったんや。
そしてお母さんは映画を見に出かけたんや。でもスリニバサ君はサイババさんに会いたい一心で、窓ガラスを割って小屋から抜け出しギータさんのクラスに出かけたんや。
その頃、サイババさんがお父さんの家にやって来てお父さんやギータさん達と一緒に歓談したあと、ギータさんが是非ガレージに来て子供達に会ってやって欲しいと頼むと、サイババさんはすぐに快諾されて一緒にガレージに行かれたんや。するとサイババさんはギータさんにスリニバサという子はどこにいると聞かれたんや。ギータさんは、今さっきまでいたのにいなくなったスリニバサ君を探したんやけれど、どこにも見つからなかったんや。
サイババさんはギータさんに、EHV教育(人格形成教育)の先生は、子供達に対して大きな責任を負っている。時間が来たから始め、時間が来たから終わるというのではなく、その子が家で何をしているのか、正しい事をしているのか迄しっかりと把握する必要があると諭されたんや。
そしてスリニバサ君に付いては心配しなくてもよろしい。後ほどお母さんと二人でやって来るからと言われたんや。その後しばらくして、サイババさんが言われた通り、スリニバサ君とお母さんが大騒ぎしながらやって来たんや。事情を聞くと、スリニバサ君はクラスに参加している間に、お母さんが家に帰って来て自分を閉じ込めた小屋に自分がいないと分かるとお母さんに叱られるかもしれない、と思ってクラスを抜け出して一人で家に帰ったんや。
でもその直前、家では火事になっていて、スリニバサ君が閉じ込められていた小屋にも火が付いて、映画から帰って来たばかりのお母さんがパニック状態になっていたんや。でもスリニバサ君が事前に偶然小屋から抜け出していたおかげで、スリニバサ君は大丈夫だった事を知り、お母さんはギータさんに御礼の挨拶に来たんや。サイババさんは二人にビヴティを物質化して与えて祝福されたんや。

ポニョ:何も偶然はないけれどひどい親やぜよ。子供を小屋に閉じ込めて映画を見に行くなんて。日本では絶対考えられないぜよ。

ヨシオ:いろんな親がいるからな。日本にも子供を車の中に閉じ込めたままパチンコに行く親がいるやろ。そっちの方がひどいやないか。それから三十年の時が経ち、ギータさんとお母さんはアメリカに移住されていたんやけれど、久々にインドに戻って来られてサイババさんのダルシャンに出られたんや。
サイババさんはギータさんにいつ戻られたのかを聞かれた後、二、三日したら自分はコダイカナルに行く予定なので君たちも来るようにと言われたんや。それですぐにホテルを探したんやけれど、サイババさんが行かれるのでコダイカナルの全てのホテルは予約でいっぱいになっていて、どのホテルの部屋も空いていなかったんや。
でもお母さんはサイババさんが来なさいと言われた限りは、必ず滞在先があるという確固たる信念を持っていて、取り敢えずコダイカナルに行けばなんとかなると信じて行ったんや。コダイカナルには昼過ぎに着いたんやけれど、やはりどこもいっぱいで、宿泊先は見つからなかったんや。仕方なくサイババさんが滞在されているところに行くと、一人の若い青年がやって来てギータさんとお母さんの足に触れて挨拶し、「宿泊先をお探しですね。こちらにどうぞ」と言って二人をサイババさんが滞在されている宿泊先の一室に案内してくれたんや。
驚いてその青年を見ると、その青年は「僕を覚えていませんか?ほらバンガロールであなたのクラスにいたスリニバサですよ。」と言ったんや。二人は驚いて立派な若者になったスリニバサに見とれていると、スリニバサは、「僕はその後、サイババさんの恩寵によって奨学生となり大学を卒業して、ステートバンク オブ インディアのコーチン支店の支店長をしています。サイババさんがコダイカナルに来られる時は、仕事を二、三日休んでサイババさんが滞在される宿泊先で奉仕活動をしています。今朝、サイババさんが僕に『今日の午後、お前のグルがやって来るから、彼らが宿泊出来るように世話をするように』と指示を出されたんです。それでそのグルって一体誰かなと思っていたんですが、私が子供の頃にお世話になったギータさんとお母さんが見えたので、すぐにこうして駆け寄り、お世話をさせて頂く事になったわけです。」と言ったんや。

ポニョ:三十年前の出来事やで。どうしてサイババさんがそんな昔の事まで覚えておられるんやろか。こういうエピソードを聞くと、本当にサイババさんって神さんやなと思ってしまうぜよ。驚き、桃の木、山椒の木ってこの事や。

皆さんはやがて、サナータナ ダルマ〔太古よりの永遠の法〕、すなわち、世界のすべての人々のためにヴェーダに定められているダルマの、正当な本来の地位の復興を目の当たりにすることができます。
人々を私のほうに引き寄せ、私の神聖な力と能力を顕示することによって人々を魅了することだけでなく、ヴェーダのダルマを復興することも、サイが決意したことなのです。
それは迷妄の現象ではありません。
その現象は、真理を支え、非真理を根こそぎにし、その勝利において、あなた方すべてを忘我の歓喜に浸らせます。
これはサイの神聖意志なのです。17/5/68



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