サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

悟った魂は苦労を知らない

2017-10-20 16:00:50 | 日記
皆さんは近いうちに、この神聖な名と神聖な姿をまとった神の本質によって降り注がれた至福を、認識することになるでしょう。
皆さんにそのチャンスをもたらしてくれる幸運は、隠者や僧侶、聖賢や聖者、さらには、神の栄光の一面の体現者たちに手が届くものよりも、はるかに大きいものなのです。
私が皆さんと共に動き回り、皆さんのように食べ、皆さんと話をするために、皆さんはそれを私が普通の人間であるほんの例証だと信じて惑わされています。
そうした間違いを犯さないよう警戒していなさい。
私はまた、皆さんと共に歌い、皆さんと共に話し、皆さんと共に行動することで、皆さんを惑わしています。
けれども、いついかなる瞬間に私の神性が顔を出すかもしれません。
皆さんはその瞬間に備え、準備を整えておかなければなりません。17/5/68

ポニョ:以前紹介したギータさんのエピソードで一番驚いたのは、古くからの帰依者達に対して、サイババさんが手厚く面倒を見ておられるって事やったな。覚えてる?毎週一回、ホワイトフィールドのアシュラムの掃除などをする奉仕活動を古くからの帰依者に与えられている事を。サイババさんの部屋やその周りの部屋や廊下や台所やトイレ、シャワールームなどを綺麗にした後、サイババさんと一緒に一時間くらい雑談して過ごし、その後サイババさんと一緒にバジャンをして解散するんや。それって普通の帰依者が夢にまで見ても叶わない事やぜよ。

ヨシオ:ギータさんの仕事は、サイババさんの部屋のすぐ後ろにある物置きの掃除やったな。その物置きには、サイババさんの写真が入っている大きな額縁が保管してあって、その額縁の上に掛けた花輪が枯れて落ち、物置きの床が枯れた花びらだらけになるので、額縁を動かして掃除するという比較的簡単な仕事やったけれど、その日にコンサートがあるのでお母さんにその奉仕を代わってもらおうとしたけれど、お母さんは「それはサイババさんがギータさんに直に授けられた奉仕活動やから、あんたがする義務がある」と言って仕事を代わってくれなかったんや。

ポニョ:そうそう。それで仕方なしにふくれっ面をしながら物置きの掃除をしていたけれど、額縁に八つ当たりしてその額縁をドンドンと音を立てて手荒っぽく扱っていたら、その物置きの後ろにあるサイババさんのお部屋からサイババさんが来られて、「なぜそんなに手荒っぽく額縁を動かしているんだ。」と聞かれたんや。でもサイババさんとのひと時を過ごすより、コンサートに行きたかったとは口が裂けても言えないので黙っていると、サイババさんが、「そうか、お母さんが代わってくれなかったから怒っているんだろう」と言われて、「君がコンサートに行きたかったのに、どうしてお母さんは代わってくれないんだろうねと」ギータさんに同情するように言われたので、ギータさんは正直にサイババさんに思っている事を言われたんや。
でも考えられないよな。おいらやったら世界中の有名なミュージシャンが集まったコンサートがあっても、サイババさんと雑談したり、サイババさんと一緒にバジャンをした方が嬉しいけれどな。だって、この宇宙を創造された神さんやで。その神さんと一緒に時を過ごせて言葉を交わすることが出来るんやで。こんな機会を毎週一回持てるってめちゃラッキーやぜよ。おいらは一生に一度だってそんな機会は持てないやろな。なのにコンサートの方に行きたいって、それって贅沢や。おいらやったら、サイババさんの部屋のトイレ掃除であろうが、床磨きであろうが、料理の味見であろうがなんでもやるぜよ。サイババさんと一緒に時を過ごすより、そんなコンサートに行きたいって、サイババさんの事を全然誰か分かっていないと自分で言っているのと同じズラ。

ヨシオ:まあそんなに鼻の穴を膨らませて怒らんでもええやろ。それに料理の味見ってなんやねん。そんな事は誰でも出来るやないか。俺も昔、サイババさんの食べ残しのカレーをいただいた事があって少し食べたけれど、めちゃ辛かったな。激辛を通り越して、チョーチョー激辛やったな。

ポニョ:カレーってあまりに辛いと頭が痛くなるよな。胃にも悪いし。それにしてもギータさんはとてもラッキーな人やぜよ。

ヨシオ:ギータさんはギータさんの役割があるんやろな。彼女はサイババさんのいろんなエピソードを世界に伝えるという、語り部としての役割があるんや。話すのがとても上手いから。だからあれだけ手厚く面倒見てもらっているんや。それに前世からの良いカルマも持っておられるんやろな。

ポニョ:おいらもそういう語り部になりたいな。そうすればサイババさんと自由にいろんな話が出来て、恩寵もたくさんもらえるぜよ。あの後、ギータさんはコンサートに間に合わなかったので、気分を悪くしてサイババさんの部屋にいたら、サイババさんは、ギータさんが行きたかったコンサートの出演歌手達を部屋に招待して、ギータさんの為にミニコンサートをされたんやったよな。しかもギータさんが聞きたかった曲を、ギータさんの前で全て演奏されたんや。それってすごいよな。

ヨシオ:神さんは宇宙を創造されたぐらいやから、それぐらいお茶の子さいさいやろ。

ポニョ:それと比べて、あんたはサイババさんから放ったらかしやもんな。大きな倉庫の中がいっぱいになるくらい、毛布やテントやサバイバル用品を買って、その時のために色々と用意しているのに、何にも言ってもらえないもんな。もうちょっと指示があってもええのにな。

ヨシオ:なんの指示がいるんや。俺はサイババさんからいただいた自分の頭を使って、自分の義務をしただけで、後はサイババさんにお任せしている状態なんや。大体ポニョはこの世界に囚われすぎているんや。この世界に自分が属していると思い込んでいるから、ギータさんのようになりたいとか、もっと神さんの指示がいるとか思ってしまうんや。この世でポニョがしなければいけない事は何かをしっかり知って、それを全てサイババさんに捧げれば、自分がした事を自分がしたと思わなくなるし、その件についてもっと神様から指示がいるとか思わなくなるやろな。

ポニョ:でもいろんな修理や管理をしなければいけないから大変やと言ってたやないか。

ヨシオ:この物質世界に住んでいる限り、一人ひとりの人は様々な不便な事や、理が通らない事にぶち当たって振り回されるんや。イエスさんを例にあげれば、あれだけ神さんの事を思い、自分の人生を全て神さんに捧げ、出会った人達全てを愛したにも関わらず、裸にされて重たい自分が磔にされる十字架を担がされて急な坂身を歩かされ、しかも手足を太い釘で十字架に打ち付けられ、その上、槍で胸を刺されるというひどい目に遭われたんやで。ブッダも最後に毒を盛られた食べ物を食べさせられて殺されたし。最近の話では聖者ラーマクリシュナさんもあれだけ女神様に帰依し、毎日女神様を礼拝して愛しておられたのに、食道ガンになって食べ物を食べれなくなったやろ。

ポニョ:食べ物を食べれなくなったら人生は終わりやぜよ。

ヨシオ:聖者や神を悟った人達は、このように誰でも普通の人から見たら苦しい目に遭っているんや。でも本人達はそれを苦しいと思っていないんや。だって彼らは自分たちはこの物質世界に属していないのを知っているし、自分たちは肉体じゃないと知っているから。
ポニョ:でもやっぱり食べ物を食べれなくなったら人生は終わりやぜよ。

ヨシオ:勝手に終わっとき。

人間が体験するあらゆる困難の根源は、人間が自分の霊的な実体を忘れて、自分を肉体と同一視していることです。
肉体はその中に宿る神霊の衣にすぎません。
肉体意識に浸ることによって、人間はエゴイズムと所有意識を募らせ、それが多くの悪い性質を生じさせているのです。
人間は生来備わっている神性さを忘れ、自分が授かっている感覚と器官を神の目的のために使い損なっています。25/11/88


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