■2005年 イギリス 99分
■原題「THE DESCENT」
■2006.8.23 サロンシネマ2
■監督 ニール・マーシャル
■出演 シャウナ・マクドナルド(サラ) ナタリー・メンドーサ(ジュノ) アレックス・リード(ペス) サスキア・マルダー(レベッカ) マイアンナ・バリング(サム) ノーラ・ジェーン・ヌーン(ホリー)
《story》
「年に一度の旅行に訪れたのは、
地下3000mに続く洞窟
6人の女たちが挑戦した体験」
サラたち6人は、さまざまな体験や冒険にチャレンジする仲間たちだった。ある日、川下りを楽しんだ後、サラは車で帰る途中事故にあい、夫と娘を亡くしてしまう。それから1年、悲嘆にくれていたサラを励ますように、再び6人は冒険にチャレンジすることにした。それは、深い森林の中にある洞窟探検だった。地底深くロープで降りる。そして人一人通れる穴に入り、別な出口を探すものだった。しかし、思わぬ事故があり、元の道からは出られなくなってしまった。先に進むしかない。人がいるはずもないこの深い地底で、人が描いたと思われる絵や矢印を発見する。そして、不気味な影が彼女たちを襲いはじめる。
◎最初の事故のシーンから衝撃的だった。死んでしまった娘、ときおり出現するのはどういう意味があるのだろう。母を恨んでいるのだろうか。ラストもまた娘に地底に連れ戻されたみたいだった。
ただのホラーとちがい、冒険があった。怖いものが出てくる期待だけでなく、その先に何がある? という冒険のワクワク感がプラスされた。プレデターのような未知の生物に対する不気味さもあった。ただ、あれは確かに人間が変化したもの。どこか哀れさもあった。
この映画は、その日のうちに決めて見ることにしたものだ。本当は「青春漫画」を見たいと思っていたのだけど、この時間はこれしかなかった。メンズデーを使えるのもあとわずか。けっこう評価も高いし決定。こわい映画は好きだけど、まともに見れないかもしれないというトラウマがある。それは「エクソシスト」や「死霊のえじき」を見に行ったとき、顔を上げられなかった経験があるからだ。この映画もドキドキしながら見た。でも、びっくりすシーンはあったけど、最後まで、前の席でしっかり見ることができた。けっこうストーリーもきちんとあるし、楽しめたと思う。ちなみに5ポイント目の無料映画だった。
公式サイト「ディセント」