■2007年 アメリカ 89分
■原題「THE HILLS HAVE EYES II」
■2008.10.3 DVD
■監督 マーティン・ワイズ
■出演
マイケル・マクミリアン(ナポレオン)
ジェシカ・ストループ(アンバー)
ダニエラ・アロンソ(ミッシー)
ジェイコブ・バルガス(クランク)
フレックス・アレクサンダー (サージ)
《story》
あの惨劇の場所で、軍事調査が行われていた。訓練生たちが到着したとき、調査にあたっていた科学者の姿がなく、通信も途絶えた状態だった。丘の上から光を出して合図する者がおり、探索にいく。しかし、一人ずつ仲間が消えていく。そして惨殺された科学者や仲間の死体を見つける。奇怪な姿の人間が彼らをねらっていた。仲間が炭坑の穴に連れ去られ、救出に向かった。彼ら奇怪な人間は、女を誘拐し子どもを産ませ生きながらえていた。
つい見てしまったけど
ただのスプラッターだった。何の得るものもなかった。核実験で、彼らが奇怪な姿になり人間を襲うとなると、それは悲劇であり罪だ。放射能を浴びたことで、彼らのようになるなら広島の被爆者はどうなる。そう考えると腹が立ってくる。優しいモンスターがいたが、凶暴で当たり前で優しさがひときわ異常に感じ、それ故に生きている人間こそわがままで自分勝手で、あんなもの全て死んでしまえと、見ている方も凶暴になっていく。核とからめているところがひかかって仕方ない映画だ。