■2001年 フランス 120分
■2006.1.17 T.V
■監督 ジャン=ピエール・ジュネ
■出演 オドレイ・トトゥ(アメリ) マチュー・カソヴィッツ(ニノ) ヨランド・モロー(マドレーヌ)
《story》
小さい頃から空想の世界が好きだったアメリ。誤解も失敗も、そして孤独もユーモアーに変えながら、大人になった。周りの人を密かに幸せに導き、それをこっそり楽しんでいた。ふと、駅の構内に置いてある証明写真ボックスの足下で何かを探していた男の人に一目惚れ。偶然手に入れた彼のコレクションを奇抜なアイデアで返すために彼に近づいていく。
◆昔の古い映画を見ているような錯覚に陥る。しかもそこにはチャップリンの雰囲気も漂わせているような気もする。小人の銅像が世界を巡るアイデアは最高だ。電話ボックスに置かれた古い宝箱。数十年ぶりにこんな場所で見つけるとは・・。40ぶりに届いた愛のラブレターも人の心を幸せにするウソ。こんなウソならいいんじゃないかな。アメリの髪型や表情にもひかれていく。ただメルヘンチックな中に少し下品さが織り交ぜ混んであるのはいやだなあ。歯磨き粉をくつ磨き粉に変えるいたずらくらいならいいけどね。