聴覚障害クラスで作ったびっくり恐竜カード。 (→ 過去ブログ 「びっくり恐竜カード」)
恐竜のポップアップカードなのだが、ずいぶんと盛り上がったので、
自閉症クラスでも作ろうと思う。
最近、自閉症クラスの生徒が特に増えて、教室はごったがえしている。
床にはすもうの土俵があり、壁には桜の花が咲いている。 (→ 過去ブログ 「相撲 すもう」 「桜の花を咲かせよう」)
そこにいる子どもたち。
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じっと見てると、長い時間この教室で過ごしてきたなあとしみじみくる。
作業の時の子どもたちの表情は、どの子もいい。
恐竜の色づかいも素敵素敵。
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この子のすごいところは 全く見ないで色を塗ってしまうところ。
たまに机に描いちゃってるときもあり。
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立ち上がる恐竜には わーい わーいと心が躍るという効力があり、
何度もパクパク開いてはしめ、しめては開いてできあがり作品で遊ぶ子どもたち。
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しっぽをつかんでゆらゆら遊ぶ子もいて
そうかー そういう遊び方もありね、と感心する。
ゆらゆらゆらしては じーっと見つめる子。
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できあがったら クーサーイに写真を撮ってもらう、というのが
お母さんたちの慣例のようになっていて、次々私の所にやってくる。
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いやだいやだ、今やりたいのは写真じゃないし、
ここに立っているのもやだー
って感じかな。泣き出しちゃう子もいて、かわいそうにと思いつつも
その泣き顔もかいわらしくて 1枚だけパシャリ。
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イーッ先生が、私が来週までしかこのセンターに来ないということをみんなに話すと
急に、じゃあ今日、クーサーイのお別れ会をしましょうとあるお母さんが言い出した。
わ、わたし、来週も来るけど、今日なの?と 戸惑う。今日なの?? なぜ?!
お母さんたちがお金を出し合っていそいそとおいしいものを調達に行き
サッと準備して、ベトナム料理のネームヌアンの食事会。
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あれ?
この、野菜が入っているかごはさっきまで活動に使っていたかご。
教材が入ってたかご。
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米粉の皮に、まだ渋い青いバナナ、甘酸っぱいスターフルーツ、魚のソーセージ、
ミントやレタスなどの野菜をおき、ごまだれをかけて包む。
ここでは人気のベトナム料理で、さっぱりしてアロイ。
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帰りに今日も食堂を通り、大好きなピーマラーに声をかける。
「パイゴーンナ(お先に失礼するね。)
すると、ぎょっとした顔でふり向き、険しい顔で
「どこにいくの!?」
「え?家に帰るんです。」
「びっくりした、日本に帰るのかと思った。」
と、険しい顔をほっと崩して笑うピーマラー。
ピーマラーは私にとって特別な人だけど、私がそう思って大好き大好きと念じているので
きっとピーマラーもそれを受けとっていて、今は私が日本に帰ることをしょっちゅう
考えているのではないかと思う。
帰り道の牛。 (→ 過去ブログ 「牛の脱走」
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この牛たちともお別れか。
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15日 コンケンを出る。
20日 日本へ。