ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

ブータンからやってきた歯

2012年02月08日 22時16分31秒 | 青年海外協力隊 二本松訓練所
配属先、第9特別教育センターの子どもたちを連れて
お寺にタンブンに行く。
お寺はビックイベントに盛り上がっている。
    


どうして今日、タンブンに行くのか特別な何かがあるのか尋ねてみると
詳しいところが仏教用語の連発で分からない。
分かったのは、ブータンから ブッダに関係する誰かかなりの位の人の歯を
コンケンに持って来たのだということまで。
    


お賽銭のようにそれぞれの気持ちでお金を入れて、
花を持つ。
     


私も願いを込めて花を選ぶ。
     



高校生や中学生もたくさん、先生と一緒に来ている。
授業を中断して生徒を引率してくるくらいだから、かなりの
特別イベントらしいことは分かる。
   


お寺の周りを3回まわる。
    


銅鑼を叩く。
     


バナナの葉で作ったクラトンはタイ人の器用さとセンスの固まり。
     



どこにでも人が多く集まる場所には現れるのがタイの屋台。
サラパオ(肉まん)の屋台に アイスクリームの屋台。
    


飲み物を作ってくれる屋台。 暑さで大人気。
    

宝くじ売りまで現れて、お客さんもここで購入するのだからすごい。   (→過去ブログ 「タイの宝くじ」
お寺で買えばツキがあるのかもしれない。
      


タンブンは大事なイベントなので、みんな写真写真と何度も何度も撮る、撮る。
  




帰りにはバスの中でちょっとした遠足気分を味わって
楽しそうな子どもたち。
    


うーん、しかし、何だったのだろう。
こうやって、分からないけど流れについていっているということは
ちっとも珍しいことではなくて、分からないなりにタイ人の中に入って
なんとかやってきたなあと つい感傷的に振り返ってみてしまう今日。