「さっち ひさしぶりに話をしようよ」
と、モンゴルの同期隊員からのメッセージが届く。
本当に便利な、ネット世界。
モンゴルの草原の真ん中にいる友達と、スカイプでつながる。
モンゴル時間22:00
タイ時間 21:00
だけど、モンゴルの空はそんな夜だというのにまだ明るい。
カメラで見せてくれる友達の部屋、
その窓からはまるで昼間のように光りが射している。
信じられない世界だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/5a/7eb5da4a1845aca0dad8728118ec0ca7.jpg)
友達からすると、カメラに写る常夏の格好の私の方が驚きだったようで
「タイってほんまに暑いんやなあ」
と一言感心したようにつぶやく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f2/bf10a674d71e3cb76390fc92fa174b04.jpg)
そうだ、今の季節、タイはとても暑いのだ。
年中暑いが、今はとにかく 特に暑いのだ。
だから、部屋では服も着たくない。
スカイプだから着ているけど、本当は着たくもないというと
カメラの向こう、モンゴルで笑っている友達。
ちょうどそのとき、ヨルダンの同期隊員からもメッセージが入る。
ヨルダン時間 16:50
ヨルダン、モンゴル、タイでの3人通話。
スカイプはすごいことをやってくれる。
ヨルダンは電波の状況か、なかなか画像がきれいには写らないがこれでも十分。
なんたって何千キロも離れた国にいる友達の顔が見られるのだから。
3人そろうと、国々の季節感がわかる。
一番暑い国はどう見ても、タイ。
そして、一番 日焼けしているのもタイ隊員。
白いモンゴル隊員。
イスラムの国だと一目でわかるヨルダン隊員。
任国に行ってもうすぐ一年。
どんなところが自分は変わったかという話をしていると、
モンゴル隊員が言う。
「ずぶとくなった。日本人だったら相手の反応を見たり、空気を読んだりする。
だけど、ここでは無言で感じ取るってことがない。
そういう中でやっていくっていうのは、自分もずぶとくなっていく。
日本では無視できない空気を、無視できるようになった。
それに、ここにいること自体、いい意味で図太いんだと思う。
だって、親戚もだれもおらんとこで一人、毎日活動先に行ってるだけでも
すごいことだと思う。」
うんうん、と納得させられる友達の言葉だ。
そうなんだよね。
いるだけでも、ここに一人で居続けるだけでもすごいことなんだよね。
だけど、それじゃすまなくなって、もっともっとなにかしなきゃ、
自分の活動はこれじゃだめだろう、何をしたらいいんだ、ちっともできていない
と焦りばかりが募る。
モンゴルの馬乳酒の脅威に驚き、
ヨルダンの男女の距離感にへええと感嘆し、
タイのニューハーフの多さを不思議がり、
行き着く先は活動のこと。
ヨルダン モンゴル タイ。
とんでもなくはなれた国同士の仲間がある夜 距離も時間も超えて
スカイプでつながり、顔を合わせ たわいもない話をする。
たわいもない話だけど、そこに友達とだからこそもらえる元気の源がまじっている。
世界のあちこちにいる隊員仲間たちも、
こうして友達から元気をもらっている夜があるんだろうな。
今このときも。
笑い声がどこかでこだまし、感心し、泣き笑いしながら。
と、モンゴルの同期隊員からのメッセージが届く。
本当に便利な、ネット世界。
モンゴルの草原の真ん中にいる友達と、スカイプでつながる。
モンゴル時間22:00
タイ時間 21:00
だけど、モンゴルの空はそんな夜だというのにまだ明るい。
カメラで見せてくれる友達の部屋、
その窓からはまるで昼間のように光りが射している。
信じられない世界だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/5a/7eb5da4a1845aca0dad8728118ec0ca7.jpg)
友達からすると、カメラに写る常夏の格好の私の方が驚きだったようで
「タイってほんまに暑いんやなあ」
と一言感心したようにつぶやく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f2/bf10a674d71e3cb76390fc92fa174b04.jpg)
そうだ、今の季節、タイはとても暑いのだ。
年中暑いが、今はとにかく 特に暑いのだ。
だから、部屋では服も着たくない。
スカイプだから着ているけど、本当は着たくもないというと
カメラの向こう、モンゴルで笑っている友達。
ちょうどそのとき、ヨルダンの同期隊員からもメッセージが入る。
ヨルダン時間 16:50
ヨルダン、モンゴル、タイでの3人通話。
スカイプはすごいことをやってくれる。
ヨルダンは電波の状況か、なかなか画像がきれいには写らないがこれでも十分。
なんたって何千キロも離れた国にいる友達の顔が見られるのだから。
3人そろうと、国々の季節感がわかる。
一番暑い国はどう見ても、タイ。
そして、一番 日焼けしているのもタイ隊員。
白いモンゴル隊員。
イスラムの国だと一目でわかるヨルダン隊員。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/55/8d2f0898966538e04eb53a7e36e2626e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/f4/de31877d240f2a8e2ad7ef2332a856e8.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/c0/a1fff75585aa5789bc97447c10ddf1dc.jpg)
任国に行ってもうすぐ一年。
どんなところが自分は変わったかという話をしていると、
モンゴル隊員が言う。
「ずぶとくなった。日本人だったら相手の反応を見たり、空気を読んだりする。
だけど、ここでは無言で感じ取るってことがない。
そういう中でやっていくっていうのは、自分もずぶとくなっていく。
日本では無視できない空気を、無視できるようになった。
それに、ここにいること自体、いい意味で図太いんだと思う。
だって、親戚もだれもおらんとこで一人、毎日活動先に行ってるだけでも
すごいことだと思う。」
うんうん、と納得させられる友達の言葉だ。
そうなんだよね。
いるだけでも、ここに一人で居続けるだけでもすごいことなんだよね。
だけど、それじゃすまなくなって、もっともっとなにかしなきゃ、
自分の活動はこれじゃだめだろう、何をしたらいいんだ、ちっともできていない
と焦りばかりが募る。
モンゴルの馬乳酒の脅威に驚き、
ヨルダンの男女の距離感にへええと感嘆し、
タイのニューハーフの多さを不思議がり、
行き着く先は活動のこと。
ヨルダン モンゴル タイ。
とんでもなくはなれた国同士の仲間がある夜 距離も時間も超えて
スカイプでつながり、顔を合わせ たわいもない話をする。
たわいもない話だけど、そこに友達とだからこそもらえる元気の源がまじっている。
世界のあちこちにいる隊員仲間たちも、
こうして友達から元気をもらっている夜があるんだろうな。
今このときも。
笑い声がどこかでこだまし、感心し、泣き笑いしながら。