「サワッディーカー」 こんにちは!
タイのあいさつ、「サワッディーカー」
男性は語尾が変わり、「サワッディカップ」。
日本では「おはよう」や「こんにちは」「こんばんは」など時間によってあいさつ言葉も変わるが、
タイの「サワッディーカー」はどの時間帯でもOK。
しかも、「さようなら」のあいさつも「サワッディーカー」でいける。
会った時に
「サワッディーカー!」
バイバイするときに
「サワッディーカー!」
電話でも
「サワッディーカー!」
と、いつでも使えるすぐれものののあいさつ言葉。
単純で、いい!
その時に、同時に胸の前で両手を合わせ、合掌のポーズを作る。
これを、「ワイ」という。
ワイの位置は僧侶に対しては鼻の位置、目上の人にはあごの位置、友達には顔より下など
相手によって使い分けている。
さて、ここはタイのマクドナルド。
マクドナルドはタイでは
「マクドウ ウエール」という。
そのマクドウ ウエールのドナルドもワイをする。
「サワッディカップ!」 いらっしゃいませ!
ん?
このワイの位置だと友達感覚のワイということか?
さちえ 「サワディーカー」 こんにちは。
ドナルド 「サワディカップ」 こんにちは。いらっしゃいませ。
さちえ 「ミーアライアロイカ」 なにがおいしいの?
ドナルド 「アライアライゴーアロイカップ」 なんでもおいしいですよ。
さちえ 「テリヤキマックバーガーミーマイカ」 てりやきマックバーガーはある?
ドナルド 「サムライポークバーガー ミーカップ!チューンカップ!」 ありますよ!サムライポークバーガー!どうぞ!
タイでは、テリヤキマックバーガーは「サムライポークバーガー」となっているのだ。
屋台文化があふれ、食文化豊かなタイ。
屋台でもレストランでも注文時には
「麵はいちばん太いのをしっかりゆでて唐辛子は5本入れて砂糖入れずにレモンいっぱい」
など、細かく注文するのもみんな当たり前。
マクドナルドでも、朝メニューの時にも昼メニューの注文に応じてくれたり、
「コゲがつくまで焼いて」「レタスを多めに」というような細かい注文にも応じてくれるらしい。
「コーラ少し飲んじゃったんで、もう少し足して欲しい」
なんて要求にまで応えてくれることもあるというから、大らかなタイらしい。
とはいえ、そういう素敵なタイらしさはバンコクの忙しいビジネス街では
どんどん消えていっているようで悲しくもあり・・・。
こんなに語ってしまったタイのマクドナルドだが、実はタイ料理があまりにおいしくて好きすぎて
タイ生活中、一度もマクドナルドで食べたことがない。
一度はドナルドに「サワッディカー」とワイをしにいっておこうかな。