時間がないとあせってガツガツしているので、
以前なら、ネタが尽きないように小出しにした方がいいのかな・・・
なんて考えることもあったけど、今はそんな余裕もなし。
そんなことしてたら、「やりたかったのにやれなかった!」で終わってしまうに違いない。
忘れっぽい性格で、思いついたときにやらないと忘れてしまうというのもあるし、
思いついたものを毎日即座に実行しないと。
日本からの持ち帰りグッズ、100円ショップのこれ。
マジックハンド。
取っ手を引くと、まるでロボットのようにガチャンガチャンといい音がして、
物をつかむことができる。
この音といい、ロボット的な形といい、子どもたちは好きに違いない。
これで、色とりどりのガムテープをつかむというのはどうだろう。
今日はこれを使った活動がしたいと提案してみよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/df/8bd837cfe93ae081e443bf8768e41a2e.jpg)
自閉症クラスに行き、イー先生とオプ先生に見せる。
握力を上手に使う練習になるし、指示した色のガムテープをつかむことで
指示通りに行動する練習にもなる。
イー先生がのりのりで、すぐにマジックハンドで遊びだし、
「いいねえ、これ、とてもいい!」と賛同してくれた。
昨日の活動が、子どもたちもだけど、先生達も楽しかったことが
今日にいい影響を及ぼしている。
活動は楽しくなければ。先生も子どもも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/c2/1214f35bd62d9b393d7e2287aa3a6fdc.jpg)
やり方は、
まず1枚の紙を選ぶ、すると色が付いている。
その色は何かを答えてから、同じ色のガムテープをつかみ、籠の中に落とす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/59/5738b0b5857cd23ad9392157cdf9684c.jpg)
準備は整った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e2/88be28daf0d413fad95c7b1bf7831f60.jpg)
オプ先生が
「クーサーイが今日も楽しい物を持って来てくれたよ。なんだろうね、なんだろうね。」
と、前もって盛り上げてくれる。
オプ先生は盛り上げ上手だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fe/ee4bf5fa81660c818c057de493cb4279.jpg)
やり方を説明する。
思った通り、この 「ギー ガチャン」というロボット音と、
ロボットのような動きが、子どもたちの好奇心をあおって、みんな目を丸くしてみている。
「ウイーン ウイーン」と言いながら近づき、みんなの手をつかむと
怖がることもなく、声を上げて喜び、次の子が順番を待てずに手を差し出してくる。
最初のつかみは上々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/94/bc53fdd769d39b19f264c5865c63a2b1.jpg)
1人ずつ名前を呼ばれたら、みんなの前に出て、カードを1枚選ぶ。
出た色は何かな?
「シーファー」(青)
「シーカーオ」(白)
「シールアン」(黄色)
のどれかを言う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/bd/891f2be2ba108413df696bdfca27f2ea.jpg)
そしてその色のガムテープをマジックハンドでつかむ。
なかなかこれが難しいのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c4/f7a41aaecd0cf1b1c4f570a682219d27.jpg)
その子の発達段階に応じて、多少手を入れる。
手首を上手にひねったり、手に力を入れるのがまだ難しい子には、
取りやすいようにガムテープを立てて置いてやり、
すでに上手に手が使える子は何の手助けもなし。自分でがんばってもらう。
うーん、そのつかみ方じゃ、きっとガムテープは掴めないと思うよ~
輪の中にいれて-!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ad/5d3ce5cd0176531944a21a2a2d1ca525.jpg)
中には、ガムテープじゃなく自分の腕をつかんでみて遊んでみたり、
全てのガムテープをつかんでみたり、
指示されていない色に飛びついたり、
いろいろあるが、それらは私が隣でちょくちょくと制したり誘導したり。
みんな共通しているのは、とても楽しそうだということ。
この色だよ、この色。
このカードの色と同じガムテープをつかむんだよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/fe/c967d61f7e21304edb66be8645642ab0.jpg)
そうそう、その色。
正解だよ、あってるよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/1f/8dab916f90536aab8ef5b68343be4d89.jpg)
イー先生も途中参戦して、後ろからつかみ方を教える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c2/ab032904915005fb37963f0e4279050a.jpg)
やっぱり嬉しそうなは、上手につかめた時。
すごく上手な子は、両手のマジックハンドにも挑戦。
がんばれ、がんばれ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/10/a33710939af65c744a5362eb14554de5.jpg)
終わってからも、まだ遊びたがるのはいい結果だと私は思っている。
お昼ごはんは今日もいつものお母さんの作ってきたイサーン料理。
このお母さんの子どもが、以前は私を遠巻きに見ていたのだけど、
このところ、くっついてくっついてくる。
食事前も、「クーサーイここに座って。」と隣に座らせようとし、
「クーサーイ こっちこっち。」と椅子を用意したり、
「魚の絵を描いて!」とリクエストしたり、手を握ってきたり。
どうも、昨日の風船や今日のマジックハンドがきいているようで、
「一緒に楽しいことをした」=「なんだかこの人好き」
ということになったのだろう。
楽しい時間を共有するのは、信頼関係を築くために最も重要だと思う。
だから、やっぱり、活動は楽しくないといけない。
ふと、中学校の合唱コンクールや体育祭を思い出した。
合唱の気持ちよさを分かち合ったり、授業でも笑いあったりした生徒たちとは、
楽しい時間を共有したことで、互いにぐんと近づいた気がしたものだった。
今日の料理の中には、こんな植物があった。
はて、これは・・・。
この花の部分をかじって食べるのだが、ものすごく苦い、
でも体にいいという。
苦い苦い、でも、おいしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/18/8a41330b00c1e864f13cb3acfc65265c.jpg)
ふと見ると、この子が、スプーンに鶏肉や丸めたカオニャオをのせて食べている。
ちらちら私を見ながら。
ふだん、この子やお母さんたちはカオニャオも鶏肉も手で食べる。
私がたまたまその時スプーンを使っていたので、私の真似をしていたのだ。
こっそりと。
かわいらしいこっそり真似っ子に吹き出してしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/51/1c3c816e575fd88a3fd2c088f39a5f07.jpg)
今日の活動は楽しかった。
私が楽しかったということは、子どもたちも楽しかったということ。
まだまだ楽しいことは続かねば。
以前なら、ネタが尽きないように小出しにした方がいいのかな・・・
なんて考えることもあったけど、今はそんな余裕もなし。
そんなことしてたら、「やりたかったのにやれなかった!」で終わってしまうに違いない。
忘れっぽい性格で、思いついたときにやらないと忘れてしまうというのもあるし、
思いついたものを毎日即座に実行しないと。
日本からの持ち帰りグッズ、100円ショップのこれ。
マジックハンド。
取っ手を引くと、まるでロボットのようにガチャンガチャンといい音がして、
物をつかむことができる。
この音といい、ロボット的な形といい、子どもたちは好きに違いない。
これで、色とりどりのガムテープをつかむというのはどうだろう。
今日はこれを使った活動がしたいと提案してみよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/df/8bd837cfe93ae081e443bf8768e41a2e.jpg)
自閉症クラスに行き、イー先生とオプ先生に見せる。
握力を上手に使う練習になるし、指示した色のガムテープをつかむことで
指示通りに行動する練習にもなる。
イー先生がのりのりで、すぐにマジックハンドで遊びだし、
「いいねえ、これ、とてもいい!」と賛同してくれた。
昨日の活動が、子どもたちもだけど、先生達も楽しかったことが
今日にいい影響を及ぼしている。
活動は楽しくなければ。先生も子どもも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/c2/1214f35bd62d9b393d7e2287aa3a6fdc.jpg)
やり方は、
まず1枚の紙を選ぶ、すると色が付いている。
その色は何かを答えてから、同じ色のガムテープをつかみ、籠の中に落とす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/59/5738b0b5857cd23ad9392157cdf9684c.jpg)
準備は整った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e2/88be28daf0d413fad95c7b1bf7831f60.jpg)
オプ先生が
「クーサーイが今日も楽しい物を持って来てくれたよ。なんだろうね、なんだろうね。」
と、前もって盛り上げてくれる。
オプ先生は盛り上げ上手だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/fe/ee4bf5fa81660c818c057de493cb4279.jpg)
やり方を説明する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/18/77c7d0a0b9621eb0475d9ba8cd11ad6d.jpg)
思った通り、この 「ギー ガチャン」というロボット音と、
ロボットのような動きが、子どもたちの好奇心をあおって、みんな目を丸くしてみている。
「ウイーン ウイーン」と言いながら近づき、みんなの手をつかむと
怖がることもなく、声を上げて喜び、次の子が順番を待てずに手を差し出してくる。
最初のつかみは上々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/94/bc53fdd769d39b19f264c5865c63a2b1.jpg)
1人ずつ名前を呼ばれたら、みんなの前に出て、カードを1枚選ぶ。
出た色は何かな?
「シーファー」(青)
「シーカーオ」(白)
「シールアン」(黄色)
のどれかを言う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/bd/891f2be2ba108413df696bdfca27f2ea.jpg)
そしてその色のガムテープをマジックハンドでつかむ。
なかなかこれが難しいのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c4/f7a41aaecd0cf1b1c4f570a682219d27.jpg)
その子の発達段階に応じて、多少手を入れる。
手首を上手にひねったり、手に力を入れるのがまだ難しい子には、
取りやすいようにガムテープを立てて置いてやり、
すでに上手に手が使える子は何の手助けもなし。自分でがんばってもらう。
うーん、そのつかみ方じゃ、きっとガムテープは掴めないと思うよ~
輪の中にいれて-!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/ad/5d3ce5cd0176531944a21a2a2d1ca525.jpg)
中には、ガムテープじゃなく自分の腕をつかんでみて遊んでみたり、
全てのガムテープをつかんでみたり、
指示されていない色に飛びついたり、
いろいろあるが、それらは私が隣でちょくちょくと制したり誘導したり。
みんな共通しているのは、とても楽しそうだということ。
この色だよ、この色。
このカードの色と同じガムテープをつかむんだよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/fe/c967d61f7e21304edb66be8645642ab0.jpg)
そうそう、その色。
正解だよ、あってるよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/1f/8dab916f90536aab8ef5b68343be4d89.jpg)
イー先生も途中参戦して、後ろからつかみ方を教える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c2/ab032904915005fb37963f0e4279050a.jpg)
やっぱり嬉しそうなは、上手につかめた時。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/6a/e9a711a25245f8baef92622cab84d25b.jpg)
すごく上手な子は、両手のマジックハンドにも挑戦。
がんばれ、がんばれ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/10/a33710939af65c744a5362eb14554de5.jpg)
終わってからも、まだ遊びたがるのはいい結果だと私は思っている。
お昼ごはんは今日もいつものお母さんの作ってきたイサーン料理。
このお母さんの子どもが、以前は私を遠巻きに見ていたのだけど、
このところ、くっついてくっついてくる。
食事前も、「クーサーイここに座って。」と隣に座らせようとし、
「クーサーイ こっちこっち。」と椅子を用意したり、
「魚の絵を描いて!」とリクエストしたり、手を握ってきたり。
どうも、昨日の風船や今日のマジックハンドがきいているようで、
「一緒に楽しいことをした」=「なんだかこの人好き」
ということになったのだろう。
楽しい時間を共有するのは、信頼関係を築くために最も重要だと思う。
だから、やっぱり、活動は楽しくないといけない。
ふと、中学校の合唱コンクールや体育祭を思い出した。
合唱の気持ちよさを分かち合ったり、授業でも笑いあったりした生徒たちとは、
楽しい時間を共有したことで、互いにぐんと近づいた気がしたものだった。
今日の料理の中には、こんな植物があった。
はて、これは・・・。
この花の部分をかじって食べるのだが、ものすごく苦い、
でも体にいいという。
苦い苦い、でも、おいしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/18/8a41330b00c1e864f13cb3acfc65265c.jpg)
ふと見ると、この子が、スプーンに鶏肉や丸めたカオニャオをのせて食べている。
ちらちら私を見ながら。
ふだん、この子やお母さんたちはカオニャオも鶏肉も手で食べる。
私がたまたまその時スプーンを使っていたので、私の真似をしていたのだ。
こっそりと。
かわいらしいこっそり真似っ子に吹き出してしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/51/1c3c816e575fd88a3fd2c088f39a5f07.jpg)
今日の活動は楽しかった。
私が楽しかったということは、子どもたちも楽しかったということ。
まだまだ楽しいことは続かねば。