ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

日曜出勤

2012年02月19日 19時17分24秒 | 日記
以前一緒にサイバーツした上品な女性が、たった2回しか会ったことがないのだけど、
お寺にタンブンに連れて行ってくれた。

朝のサイバーツをお寺でやる。
ずらずらと、喜捨から戻ってくる僧侶たちに、昨日買った好きなお菓子を
サイバーツする。
      

サイバーツでのいつもの僧侶の読経はない。
今日は、寺に入ってから僧侶たちの読経を聞く。
寺の中にはたくさんの人たちが集まっている。

サイバーツで集まったものが並び、1日二食の僧侶の食事がこうやって準備される。
      



一同に僧侶がたちが会したところで、集まった人たちに読経が唱えられる。
僧侶たち一斉の読経は、響き渡って、重々しくて、とても美しい読経。
      


この寺には大きな仏陀がある。
立像と、座像。
     
 

どちらも、本当にでかい。
     


朝ご飯もお父さんとお母さんと一緒に食べてから、休日出勤。

昨日はほぼ寝る間なくガイドブックの挿絵を描いた。
今日は、日曜でカウンターパートはおらず、カウンターパートが別の人に私の手伝いを頼んでくれている。
その人と一緒に仕事をしたけれど、全然話が通じない。
あちらも、全くわかってくれないし私も分からない。
早いし、一方的にずっとしゃべり、私が分からなくても絶対に止めない。
わからないままの苦痛な時間が流れる。
何を言われてもわからない
次第に、萎縮してきて、言葉が出なくなり、会話もできなくなる。

カウンターパートがいてくれたらなあと、カウンターパートを恋しく思った。


配属先のプリンターの調子が悪く、
「プリントやさんに行っておいで。」
と言いはなたれて、そんな今から??
と、しょぼくれてナムプリック屋を頼って行く。
「ここで仕事してもいい? プリンターを貸してくれますか?」
と言うと、いいよいいよ、どうぞぞうぞ、さちえいらっしゃいと、家族のように心配してくれて、
さっきまでのきついなあという気持ちと真逆すぎて、涙が出そう。


ナムプリック屋で心静かに仕事に励む。
なんとか今日のノルマは終わらせて、配属先に自転車をこぎこぎ持って行く。
       



いろんな人がいる。
いろんな人がいる中で、一緒に暮らして、仕事をして、ぶつかったり、
もどかしく思ったり、あたためられたり。