ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

帰国報告会

2012年03月16日 19時03分44秒 | JICA事務所


3月に帰国する青年海外協力隊員とシニアボランティア、任期延長者も含めて
JICAタイ事務所で帰国報告会。   (→ 過去ブログ 「中間報告会」
      

10名のボランティアがそれぞれの活動報告を行う。
今回の報告者の職種は、プログラムオフィサー、青少年活動、PCネットワーク、陶磁器、
養護、作業療法士、電子工学、日本語教師。
ボランティアの職種は多岐にわたり、様々な方面からタイという国の草の根に入って行こうとしたこと、
様々な方面からつながろうとしていたことがわかる。
      


隊員たちの活動報告は様々で、時には言葉を詰まらせ、時には感情を出している人を見ると、
それだけの思いをもって活動を終えることをすばらしいと思い、
その思いが伝わってきて、私の胸にもぐっとこみあるものがあった。

本来、帰国隊員は隊員総会で活動報告をし、この事務所の帰国報告会にも臨むものだが、
私は隊員総会を欠席したので活動報告は中間報告以来はじめて。
任地を出る最後の最後まで時間との戦いで、報告プレゼンテーションも作り終えられないまま上京。

昨夜は隊員ハウスで眠りこけながらなんとか作った。
眠気と戦った結果、朝、机の上に丸くなって寝ているのを他隊員から発見される。
やっつけ仕事ではあるものの、決して適当なことはしていない。
言いたいこと、伝えたいことはたくさんで、伝え切れない気持ちを
与えられた20分という時間で、ギリギリのところまで伝えようとあがいた。
    


    

    

      ( → 過去ブログ 「青年海外協力隊5カ条」

  




ともに住んで、ともに食べ、同じ言語を話し、同じ目線でサイバーツをし、
タイの人たちの心を少し、知った。

タイ人から助けられ、タイ人から全ての帳尻を合わせてもらった。
タイからもらったものはかかえきれないほど大きく、
私の人生にはかりしれない影響を及ぼすだろう。


そして、タイを鏡に母国日本の姿を見た。


今さらながらに、このことあの美しさと、深さと、
協力隊のあるべき姿を感じている。




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2 コメント

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国際協力の授業  (和さん)
2012-07-17 23:08:41
またまたこんにちわ。
ヨルダンの和さんです。
2次隊は、帰国前まで休みがあり、わりと余裕があるので、どうやって日本の生徒たちにヨルダンを伝えるかをまとめています。

さっちーさんのみたタイ、中学校の教室や生徒たちによい影響があるんじゃないかなって思います。

ではでは
突然のお便り失礼しました。



http://kazitabonita.blog133.fc2.com/blog-entry-141.html
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協力隊員が見た任国 (さちえ)
2012-08-10 20:07:54
協力隊って素晴らしい経験だと思います。
日本に帰ってから、さらにそう思う日々です。
本当にありがたい経験をもらったなと。
それをこれから還元していくことが大事な任務だと思うのですが
今はそれが思っていたようにはできず・・・。

最近、協力隊を訪ねてモルディブに行ってきたのですが、
そこで活動しているモルディブ隊員の活き活きとした姿、
日本や日本食が恋しいと言う様子、
任国に不満を漏らすほど任国に入り込んでいる姿、
(必ずそうなります、そうなってこそ、すでにお客さんではなくその国に入っているということだと思います)
だけどみな任国を愛しているところ、
すべて,まぶしく素晴らしく感じました。

和さんの素晴らしい経験も、ヨルダンに行ってぜひ見せていただきたいです。
任期延長されませんか? 笑
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