ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

所外活動にいってきました   〈訓練24日目〉

2010年04月30日 21時47分36秒 | 日記
今日の国旗はナミビア。 左から2番目。
 なかなか、風ふかず、撮れません!

  
正式名称はナミビア共和国。アフリカ南西部に位置する共和制国家。
首都はウィントフック。
南アフリカ共和国の統治時代には人種隔離政策が行われていた国。
北にアンゴラ、北東にザンビア、東にボツワナ、南に南アフリカ共和国がお隣さん。



さて、今日は 所外活動 でした。
語学も講座も一切ありません。
訓練所外で、一日かけて、日常では、体験しないような場所で働きます。
ボランティア精神や自主性、協調性を養うのが目的です。


この訓練所の隊員を受け入れてくれる いくつかの 受け入れ先というものがあり、
そこから自分が行きたいところを選ぶのですが、
掲示されていたのがこれ。
 農家、障害者授産施設、幼稚園、高齢者の施設

私は全く経験のない、自分の職種とも分野が違う農業をやってみたいと思い、
まず、キュウリ農家に申し込んだけど、人数がいっぱいになり、
次に、リンゴ農家に申し込んだけど、これも人数がいっぱいで、
花栽培農家に申し込んだけど、これもだめで、

行ったのは、特養老人ホームです。

朝8:15出発。
バスに揺られること30分。
中腹あたりにある施設です。
桜が満開ですばらしい眺めでした。

老人ホームに入っている方は、それぞれ、どの程度の介護が必要なのか
「要介護」という言葉で言うようになっています。
要介護1というのは、自分で身の回りのことが比較的できて、歩いて出かけられる。
要介護5となれば、寝たきりで、完全に第3者の手を借りないと生活できません。

そこは、ほとんどが要介護4という、重い方がたくさんいる施設で、
鼻から流動食を流し込んだり、胃に直接チューブをつないだりしてる人たちがたくさんいました。
97名が入所されていたけれど、待機している(入所の順番を待っている)方が300人いると聞き、
とても驚きました。

5月3日に100才を迎える方がいて、その賀寿のお祝いに市長やいろんな人が来るのだそうです。
うれしいことに、そのお祝いの会の会場作りや飾り付けのお手伝いをさせてもらました。
すごいなあ、100才って。


でも、余命いくばくもない方も数名いました。
最後の時を病院ではなく、ここで迎えるという意志があり、
病院には入っていないのだそうです。
そのホームが、家であり、最後の時を病院ではなく、知ってる人たちに看取られていきたいからだと。
だから、そのときがきたら、スタッフが全員で駆けつけて、看取るのだと聞きました。

身寄りのない方もいます。


いろんなお話を聞いて、胸が痛むような現実や事例がたくさんあり
涙が出そうになったり、つらい気持ちになったりもしましたが、勉強になりました。


「いつまでも元気でいてください。」とこれまで軽く言ってきたように思います。
でも、ずっと元気でいるということは、簡単なことではありません。
これから、本当にそう思ったとき、本当の心を込めて、口にしていこうと思った今日でした。



返事を返せる方はほとんどいないけれっど、
「どんどん話しかけてください。いい刺激になるから。」と言われ、
ずーーーーーっと、話しかけ続けました。
とはいっても、相手方の反応を見ながら、まったりとです。


ある利用者さんの部屋に、「山のあなた」という刺繍が布団に縫い付けてありました。
「山のあなた じゃないですか!!」
私がすぐに食いついたもので、スタッフの方から、
じゃあその方とずーっと今日一日コミュニケーションをとってねと言われました。

「山のあなた」というのは 詩なんです。
私、これ、好きなんです。
この方も、同じ詩が好きなんだと、87才の方ですが、すごく親近感が沸きました。


    山のあなた
         カール・ブッセ
         上田敏訳 『海潮音』より

 
   山のあなたの空遠く

   「幸(さいはい)」住むと人のいふ。

   ああ、われひとと尋(と)めゆきて、

   涙さしぐみ、かへりきぬ。

   山のあなたに なほ遠く

   「幸(さいはひ)」住むと人のいふ




「山のあなた」とは「山の向こう」という意味です。
私は、こんな意味にとっています。
    「幸せってどこにあるの?」 山の向こうの空遠くにあるんだよ。
     私と同じように“幸せ”を探しているたくさんの人がいる。
     ずっと、捜し求め続けてきたけれど、だけど、“幸せ”は見つからなかった。
     それはとても悲しいことだったけれど、 でも“幸せ”がないというわけではない。
     どこかに──、どこかに、きっとあるんだよ。

せつなくて、優しい詩です。“幸せ”を求め続けるのはだれでも同じです。




この詩を布団に刺繍して縫い付けている方。
この方と長い時間過ごしました。

この方、手に娘さんから誕生日に届いた手紙をずっと持っていました。
ずっと持ち歩いていたんでしょう、折れ曲がっていました。

私が話しかけても、返事は全くなかったし、反応もなかったけど、
話しかけて1時間くらいたったときに、
「このお手紙読んでいいですか?」と聞いたらこっくりうなずいてくれたので
声に出して読みました。

「87才のお誕生日おめでとう。ばあちゃんの優しい笑顔をまた見に行くからね。元気でいてください。」
口に出して、ゆっくり何度も何度も読みました。
私の母親が、「お年寄りは何度でも同じ話をしてあげていい。それがうれしい話なら何度でも聞きたいものなのよ。」
といっていたのを思い出して、しつこいかな??と思うくらい 繰り返し読みました。
10回くらい読んだところで、全く反応のなかったおばあちゃんが にこっと笑いました。
だって、ずっと手に持ってた大事な、うれしい手紙だったんですから、耳で聞いてもうれしいんですよね。
読みながら、この文字には、まず鉛筆で下書きされた跡があるのに気づきました。
「ペンで書く前に、下書きしてから書いてありますね。 心がこもってます。 真心がこもってますね。」
というと、
「ええ、ええ。」
と笑ってくれました。

今日の一番うれしかったことです。

いい経験をしました。

食べてます    〈訓練23日目〉

2010年04月29日 11時20分51秒 | 日記
今日の国旗は マラウイ。
      
 
 正式名称はマラウイ共和国。
 アフリカ大陸南東部に位置する共和制国家。首都はリロングウェ。
 細長い国で、東西の幅は90~161km、南北の長さは900kmに及ぶ。
 国土の面積の大部分をマラウイ湖が占めている。 国の大部分が湖ということ。
 北にはタンザニア。 東・南にモザンビーク。 西はザンビアとお隣さん。


 


食事を毎日おいしくいただいております

  お昼の味噌ラーメン&餃子  麺の量もハンパねぇ
 
  毎日すべて完食。

  健康管理のため、基本的に食事は必ずとらないといけません。
  食材も残らないように、人数分きっちりと作ってあります。
  日曜日はその辺にぶらりと出かける人が多いので、食事をとらない人もいますが
  それも、木曜日までに欠食届けを出さないと認められません。

 食事は、毎日おいしいです。
 だけど、この間の自己紹介の時、以前も協力隊に参加した経験者が
 「2ヶ月の訓練を終えて7キロ太りました。」って言っていました。
 ここの食事は栄養を考えて作られているけど、男性女性同じだから、女性にはカロリーオーバー。
 自分でコントロールして減らせばいいのに、あまりにおいしくて食べてしまう。
 しかも、頭使って疲労感はあるけど、体は実のところあまり動かしていない。
 昨日、入所前にはベルトをつけても大きかったズボンが、ベルトなしでちょうどよくなっていました。
 太っている 

 アフリカ派遣の人は、派遣されたらやせてしまうらしいから、太っておいてちょうどいいとか。
 私はおいしいものたくさんのタイ派遣。
 いかんいかん、これはいかんぞ。 食べ過ぎ注意


 朝食は和・洋バイキング。
 お昼麺類やどんぶり、金曜日はカレー。
 夕食はいろいろ。

 このあいだはフカヒレ丼がでたけど、「おいしくなかったー。」と言う人もあり。
 なんたるぜいたくものじゃ!
 おいしかろうが!
 

 豚肉のロース生姜焼き あさり汁 山芋と蓮根の湯葉包み

 いつも必ずこういう感じではなく、質素な食事もあります。
 でも、やっぱり、おいしいです。


  食事はのこしてはいけません。 多すぎる人は、減らすための器がおいてあります。
  少ない人は、その器から誰かが減らした分をもらっていきます。 単純だけど、よくできている仕組みで感心します。
  
   世界にどれだけ飢えた子どもたちがいるか、これが残飯の場所にはってあります。

203名になった日    〈訓練22日目〉

2010年04月28日 12時30分20秒 | 日記
朝の集いでは、昨日の見回り状況の報告や、講座関係の連絡、ラジオ体操があります。

先日、1名が一身上の都合で辞めたという報告がありました。

これだけの人がいれば、辞める人もいるだろうとは思っていたけど、
ちょっとショックでした。

きいたところによると、英語クラスの子で、毎日夜中の2時、3時まで宿題をやっても
終わらず、疲れ切っていたんだそうです。
きっと、ほかにも理由があるんだろうけど。
本人にしかわからないことが。

この協力隊を志すにあたっては、みんな相当の勇気と意志を持って行動したと思います。
みんな、必ず、何かを犠牲してきているとも思う。
志すにもそうだけど、
それを途中で辞めると決断するにも、大変な勇気がいったと思う。

辞めたその人が、この決断を悔やむことがないような、人生をおくってもらいたい。

話したことはなかったけど、顔はわかるその人に、がんばってもらいたいなと思う。

火曜日は注射の日  〈訓練21日目〉

2010年04月27日 20時51分22秒 | 日記
毎週火曜日は注射の日です。

注射は大の苦手で、怖く怖くてたまらないけれど、
〈注射を受けるときの注意事項〉
 ・しゃべらない
 ・さわがない
 ・もたつかない

 も、もたつかない、って……
もたつく権利はないのか?!

とうことで どんなにいやでも どんなにこわくても
容赦なくブスッと刺されています。

今日の注射は狂犬病の予防接種。

狂犬病って、発症したら死ぬ確率100%なんだそうです。
ええっ!!
知らなかった…


日本にいたら一生しなかっただろう狂犬病の予防注射。
狂犬病予防は3回にわけてやります。

かーーーーなーーーーりーーーー

痛かったです。

具合が悪くなる人も数人出ていました。
30分ほどして倒れた人も。

「弱毒性のワクチンだから」と看護師隊員が言っていました。
じゃくどくせい???? どく??


毎週火曜日注射の日。
204名、一堂に会したところで、
JICA診療室の看護師さんがにっこり笑って言います。
「みなさん、さあ、注射の時間です。」


そんな経験も めったにないぞ。
来週は破傷風です。



がんばるぞ 




HIV基礎講座

2010年04月26日 17時38分31秒 | 日記
HIV基礎講座を受けました。
長崎大学の大学院からこられた講師の先生は、すごい量の情報と知識を
たった2時間で猛烈なスピードトーク。
密度の濃い2時間でした。

日本の状況よりも、これから先、私たちが行こうとする国々の現状況を中心に話してくださいました。
同じ班の保健師隊員から
 「タイはHIV感染者多いよ。」と聞いていたので
選択制のこの講座を受講しました。

確かに、アジアで見たときには、タイがダントツに多く、
中国は人口の0.1%程度。 タイは 1.4%
中国はすごい数の人口なのだから、その国の人口に照らして考えたとき、タイはかなりの率だということになります。
だけど、やはり、びっくりするほど多いのはサブサハラ・アフリカです。
けたが違います。
ボツワナは25%に近い数字だし、ザンビア・ナミビア・南アフリカは15~20%もあります。


これから向かう国で、ともに働く同僚が感染陽性者、学校ならば生徒が、その保護者がということがまったく珍しくない、多数を占める世界だと認識しないといけません。
感染者が多いということは、エイズ孤児といわれる、親を亡くした子どももたくさんいます。

今日の講座は、内容がてんこもりで、ノートをとるのも間に合わないスピードで、
これから、よく資料を見てノートを見てもう一度頭を整理しないといけないけど、
すごく心に残った言葉はこれです。

 「感染者は身体的な死を迎える前に、社会的・精神的な死を迎える。」


それと、日本について、最後にちょっとだけ話してくれました。
 日本では、毎年1000人ずつ感染者が増えていっています。
 率でいうと、まだまだ低いが、増え方は倍、倍と増えていっています。
 近い将来深刻な状況になるのは明らか。
 先進国といわれる国で、HIV感染者が増加しているのは日本のみ。

 感染者増加の一途をたどっていたキューバでは、国民パワーであらゆる方法を駆使し、
 上昇を食い止めて今、下降傾向にあります。


日本では、学校でもHIVについて学習するし、どうしたら防げるのか、知識として学ぶ場はたくさんあります。
でも、いくら情報があっても、それを自分に置き換えて考えることができなければ、生きた知識でなく死んだ知識です。
関係ないと思っている人がどれほど多いんだろう、日本には。
たくさんたくさん与えられて、教えられて、その知識を生かすことができない。

海外旅行をしたときにも、日本の外から日本を見て気づくことがたくさんあります。
よいところも、悪いところも。
今日、海外のいろんな国と比較して、日本のことを考えました。


本場のグリーンカレー   〈訓練20日目〉

2010年04月26日 12時35分10秒 | 日記
土曜日、ウィキ先生と話していて、先生とお食事したいという話になりました。
先生の都合上、急きょ、「明日なら。」ということで、昨日、先生おすすめの場所にお花見に行ってきました。
同じタイ語クラスの病虫害対策隊員、
そしてアラビア語クラスだけどタイで2年間過ごしてタイ大好きというエジプト派遣の日本語教師と
お花見にいきたーい、と話に乗ってきたインドネシア派遣の小学校教師と、私、そして先生の5人です。
10:00に先生おすすめの、霞ヶ城跡で待ち合わせです。


訓練所前を出発する朝9:20発のバスは、満席。
立って揺られて山を下ります。
中は全員、隊員です。
この間を惜しんで勉強している人、ipodで言語を聴いている人もいます。

ああ、この道は、訓練所に入るときにバスであがってきた、そうそう、ここを通った、と
思いながら揺られ、揺られ、下界に到着。
久々に、車のばんばん通る風景を見ました。

わあ、きれい!
山がきれい!  桜の咲くその背景遠くに雪の山が。 スーパーの駐車場から見た景色です。


スーパーで(これも久々です)食べ物飲み物を買うのに、先生に電話して希望を聞きました。
 プルプルプルプル~(呼び出し音)
 「サワーッディークラップ」
 「あ、先生、サワッディーカーッ。 クルーウィキ。飲み物は何がいいですか?」 ※クルーは「先生」という意味です。
 「そうね、なんでもいいよ。」
 「何でもいいんですか。わかりました。じゃあ、選んでおきます。」
 「グリーンラベルね。」
 「えっ?」笑
 「カロリー低いからね。」

 カロリー気にして、ビールはグリーンラベルを指定する先生です。

 「今、ちょっとカレーを作っているからちょっと遅くなるから。」
 「ええー? カレー?」
 「そっちの買い物のお金はあとでワリカンね。」

 ワリカンもする、すっかり日本人の先生です。


 さて、霞ヶ城跡につくと、桜がきれい! 満開です!
   
 きれーーーーーーい!!
               

  
 訓練所はまだ、かたいつぼみのままです。 さすが、標高650メートルの差。

 あら! れんげ草が。 
  
  一緒にいた子たちはれんげ草を知りませんでした。 びっくり。
   うちの近くの田んぼは れんげ草畑になって、一面ピンク色になります。
   誰でもれんげ草を知っているものだと思っていたので、知らないことに驚き。

   なぬ?! 少年隊?! 
      仮面舞踏会? 私、ファンクラブに入ってました。

 きれいな花を見ながら、おなかすいた、おなかすいた、と先生を待つこと1時間半。
 ウィキ先生が到着したのは11:30でした。
 こういうところが、タイ人気質 
 タイだと、決まった時間にはまず、集まらないそうです。

 先生がつくってくれた グリーンカレー
 甘くて、辛くて、クリーミー。 ココナッツや竹の子、鶏肉が入っていて、
 そうめんにかけて食べました。
  
  ペーストからすべて自分で作ったんだって。
 タイ好きな所長にカレー作りを教えてほしいと頼まれたり、二本松のカレー屋さんからタイ人に味見してほしいと頼まれたり
 先生は人気者です。
 授業の中で、タイ文化を知る学習があるので、私たちもグリーンカレーを作るときがあると教えてくれました。
 楽しみ。


  ぴょこんと 幹から   小さな枝についた桜もかわいい
 
 

 もぐもぐ食べていると、英語の先生が通りかかりました。 犬の散歩中。
   
  パグって、怪獣かと思いました。     目が赤いのは花粉症だそうです。  犬も大変。

 とてもお天気がよくて、スワヒリ語クラスのお散歩にもばったり出会いました。


 先生といろいろ話しました。
 「僕は日本に来て12年。JICAにきて5年だけど、JICAはきびしい。
  生徒が語学身につかなかったら講師の責任も問われるよ。
  シニアも同じ内容を勉強するから、シニアにとっては語学を身につけるのは大変だよ。
  シニアでタイにいって、日本の各地で活躍してる○○さん、あの人有名な人だけど
  すごく語学大変で、日曜日も補習したよ。」

 「生徒が泣いて、スタッフルームに行って『わからない、できない』と訴えたり、
  やめていったり、いろいろあるよ。
  やらせるだけやらせても、だめだね。
  楽しいと思わないと、勉強しても身につかないから。
  楽しくさせないといけないから、難しいよね。」
   これは、私もウィキ先生を見ていてとても勉強になることなんです。
   先生は、たまに私たちをほったらかして、たまにおもしろい話をして、たまにお菓子をくれて
   私はウィキ先生が大好きです。 それが大切なことだなあと思います。
   先生のことを好きにならないとまず楽しくない。
   やらなきゃやらなきゃと思っても楽しくない。
   やらされていると思えば、全く楽しくない。
   がんばってみて、ほめられるとうれしいし、もっとやりたくなります。
   語学の間にちょっと話してくれるウィキ先生の話が楽しいし、笑ったあとは勉強する気になります。
   ほめられ、笑って、できたことがうれしくて、わくわくする気持ち。
   勉強って、こうやってするといいなあと、生徒の立場になってとても勉強になっています。

 「午後、眠くなると、寝ちゃう人いるよ。」
  ええ??? あり得ません。
  だって、今回2人しかいないのに。
  でも、かく言う私も 猛烈に眠くて先生の言っていることが全く理解できないときがあります。

 「以前は『出て行って』っていって出て行かせた。
  だって、雰囲気大事でしょ。
  寝たら、みんなが寝るじゃん。
  いつも寝るようになるじゃん。」
   確かに!!
   ほんと、勉強になります。

 「サチは寝ないからね、大丈夫だね。」
   ドキッ!

 「よく、あくびしてるけどね。」
   ばれてました。 眠いけど、グワッ っと目をひんむいてがんばってます。


 楽しくて、あっというまに時間がたってしまいました。
 明るくて、穏やかで、の~んびりしてて、宴会大好きで、人好きで、
 タイの人って基本的にこういう感じらしいです。
 「外から来た人にはとても優しいよ。 タイ人同士はよくケンカしてるけどね。」と先生は言っています。

 それにしても おいしかったグリーンカレー
 あんなにおいしいグリーンカレーは初めて食べました。
 甘くて、辛くて、クリーミー。
 タイのカレーはとてもおいしいです。

 ただ、
  帰ってくると おなか壊して下痢してしまいました。
  おいしかったのに!!
   辛いのがちょっとおなかにきいたみたい。 まだ、ここ日本なのに。
  タイ人なみにおなかも強くならねば。

タイの象事情    〈訓練18日目〉

2010年04月24日 19時59分57秒 | 日記
今日の国旗は モロッコ   モロッコの国歌は荘厳な感じで、すごくかっこよかった!

モロッコ派遣隊員が、国旗掲揚の時にモロッコの言葉で何か言っていました。
まっったく、わからなかった。

モロッコ王国、通称モロッコは、北アフリカ北西部のマグリブに位置する立憲君主制国家です。
東にはアルジェリア。南にはサハラ・アラブ民主共和国。北にはスペインの飛び地セウタ、メリリャ。
西は大西洋に、北は地中海に面しています。
首都はラバト。

モロッコにいく隊員の中に、卓球隊員がいます。
卓球普及に力を入れようとしているのかな。




朝の集いが終わって食堂に行こうとしたら、同じ班の理数科教師隊員(フィリピン派遣)が
「サッチーさん!きのう、僕の夢にサッチーさんが出てきたんですよ! それを話したくて!」
と、勢いよくやってきました。
なになに? 夢に私が登場? と、どんな夢じゃい?と、話を聞いてみると

「夢の中では、もう帰国してたんです。
 そして、帰国した隊員が、なぜかパレードをやることになって、お祭りみたいになってたんです。
 そしたら、サッチーさんは、象にのって現れたんですよ。
 ちゃんと、象の背中に椅子みたいなのを置いてて、それに座ってました。
 めっちゃ、満面の笑みで、大きく手を振って楽しそうでしたよ。
 その場の人間みんなが、象に乗った隊員の登場でワーワーもりあがって、
 ぼく、その次の出番だったんですけど、
 やっべえ。 おれ、そんなネタない! ってあせる夢だったんですよ。」

朝からゲラゲラ笑いました。
タイ語の先生(ウィキ先生といいます)に話すと、先生も大笑い。


お昼は、豆カレー、ナン、春巻きフライ、わかめスープ。


先生はタイ料理を作ってお弁当を持ってくる日と、食堂で食べる日とさまざまですが、
今日は「豆カレーだからな。いこうかな。」と、食堂にきて一緒に食べてくれました。

お昼を食べながら先生に、聞いてみました。
 「先生、象って、タイではどこで乗れるんですか? その辺歩いてるんですか? 先生乗ったことありますか?」
すると先生が、
 「歩いてないよ。象は道を歩いちゃだめだよ。
  ぼくも乗ってたよ。 商売だよ、今は。 観光とか。
  だから、公園とかにいる。」

 「先生、タイの人は象を飼ってることもあるんですか? 象を飼うのが夢とか?」

先生、笑いながら
 「ふつう飼わないけど、お金持ちは飼う人もいるね。僕の高校の先生は象を飼ってたよ。
  虎も飼ってた。  …… 変な先生だった。」

へえー。 


ウィキ先生は、朝から鼻をぐすぐすやってます。
かぜですか?ときいたら、花粉症でした。
「タイにいたときにはなんともなかったし、タイでは花粉症って言葉もなかったから
 日本に来てこうなったときも、風邪だと思ってた。3年くらい。」

ここ二本松訓練所は山の中、杉だらけ。
「ここ、杉すごいよ。」とウィキ先生つらそうです。

午後の語学授業では、私が
「ガッ(プ)」と最後に口を閉めないといけない単語を閉めずに言ってしまうので、
ウィキ先生がいつものようにホワイトボードに書きました。
それでも間違いを繰り返すので、
とうとう、ホッチキスを持ってきて
「これでとめるよ」と怒りのウィキ先生でした。


おー こわ 


ICレコーダーを授業に持って行って、先生に単語の声調を録音してもらっているのですが
昨日のこと。
先生が会話文を読んでいて、読み間違えてしまいました。
そのときの 言葉。

「あ、まちがえた。 タイ人なのに。 やべ。」

「タイ人なのに。」 も 「やべ」 も メめちゃウケました。
しっかり録音されてます。
先生は、「それ消してよ。」と言っていましたが、
おもしろいので、消していません。
勉強を始める前にきいて、きゃあきゃあ笑ってから勉強にとりかかることにしています。

おちゃめな先生です。

任国への赴任予定日  〈訓練17日目〉

2010年04月23日 04時03分41秒 | 日記
掲示板の前に人がわんさか

任国赴任日程が出ていました。

 タイへの赴任は
   平成22年 6月21日(月) 11:00  (成田から直行便)
  
            ~平成24年6月20日

おお、現実感がわいてきた。


    行くぞ  タイランド 


    

快感! 食器洗い  〈訓練16日目〉

2010年04月22日 19時56分22秒 | 日記
 朝、起きるとまた、雪!
   


 昨日はあたたかかったのに、今日は……   寒い!

 
 


 朝の集いはもちろん体育館です。
 今日の国旗は エジプト。  
  空にはためく国旗もかっこいいけど、体育館だとはっきり見えていいなあ。
  
  そして、なんと、国旗掲揚の時、エジプト派遣隊員が5名、
  前に出てきて 「エジプト国家、歌いまーす!」
  と音楽に合わせて歌い、その中での国旗掲揚でした。
  すごい! エジプト方言アラビア語のクラスはタイ語のとなりです。
  どうりで、昨日はみんなで歌うような声が聞こえてくると思った。
  歌の練習をしてたんだ-。



 寒い!  乾燥する!  今までにないくらい手がカサカサ。のどがいたい! みな言っています。

 だけど、やっぱり、きれいだなー
     



 「きれいー 雪の木だー。」
 といって、休み時間に窓から見てると、北海道からきた人が
 「そうでですかー。 珍しくも何ともないかあなあ。」
 といっていました。 


 たまに、雪がドスンドスン落ちてきます。  
  この訓練所はアップダウンが激しいだけあって 上から下まで建物があり、雪が落ちる様子を
 仰ぎ見たり、眼下に見たり。
   これは、眼下。  向こうの校舎をみると、屋根から雪が落ちています。 見えるかな?




 

 今日は日本全国 冬の寒さだっと、食堂のテレビで見ました。


 4月22日の景色じゃありません! 世はゴールデンウイークが近づいているというのに。


 桜のつぼみに雪がのっているのに驚き。 こういう姿は見たことない。
   
 


お昼は デザートに水ようかんが出ました!  この数の水ようかん、すごい。

   
 









さて、ここでの生活は、図書委員会、生活委員会、講座委員会、そして班長や日直、
私たち隊員でいろんなことをやっています。

その中に、食事当番があります。
つい
 「給食当番」
 と言い間違えてしまう、食事当番……。

食事当番は食事をいそいでとって、20分間、厨房で皿洗いのお手伝いをします。

食事当番は1週間だけですが、私はこの当番が大好き!
今週火曜日まで食事当番だったけど、皿洗いが楽しくて仕方ありませんでした。
班の友人からも
「ホント、楽しそうにやってるよね。」と言われます。
 ホントホント楽しい

ほかの班からも1名ずつ当番がでて、6名で食器洗いをしますが
「あ~あと、5分だ、がんばろう。」
「汚れるからやだー。」
なんて言う人の気が知れません。
こんなに楽しいじゃないか!
だいたい、いつもその食器洗いをしてくれている厨房の方に失礼です キーッ

山ほどある皿が減っていくこの達成感がたまりません。
それに、みんなが「ごくろうさま。」「ありがとう。」と声をかけてくれると、それもうれしいし。
皿を洗いながら、たくさんの人と話せるので、とてもいい時間です。

204名の皿を洗うということは、
   その皿を私に渡す時に、204名と話すチャンスがうまれます。
もちろん、ほんのちょっとの時間だけど。
そのほんのちょっとでも、 普通はないでしょ!
ということで、楽しくてたまりません。

タイ語を話す同じ語学の相手がふだん一人しかいないので、ここぞとばかりにタイ語です。

といっても、2つのみ。
「サワッディーカーッ」(こんにちは)
「コプンカーッ」(ありがとう)

連発していると、
「え?それ何語?」
と反応してくれる人があらわれます。
2日目、3日目となっていくうちに、向こうから
「コップンカー」とか言ってくれる人が増えてきて
うれしい!

ここではたった2人しかいないタイ語。
マイナーだけど、そのマイナーに少しずつ目を向けてくれる人が出て、
口に出す人が増えて、タイ語人口が増えています。

食事当番 皿洗い。  204名の皿、喜んで洗います
 
         たのしーーーーい

元気もりもり タイ語もりもり   〈訓練15日目〉

2010年04月21日 18時25分15秒 | 日記
昼食メニューに 「フカヒレ丼」と書いてあったので、
まさかと思っていたけど、ほんとうに出ました。
フカヒレ丼。
タイ語の先生と一緒に
  「アローイ  アローイ」=おいしい
と言って食べました。



そして そして、 スイカ
大好きなスイカが

外はまだ雪が残っているのに、スイカ。
ぜいたくだ

       
   あまくておいしいー





語学教室の私の机の上です。
 筆記用具、ノート、テキスト、ネームプレート、そして、ピンクのマシュマロがあります。
    

私が
「ゴォー」という発音がしょっちゅう間違うので

先生が
「ちがう! 口の中に○が入ってるようにして。」
「口開けすぎ! もうちょっとしめて!」

とやっているうちに、
「う~ん。 なにか丸いの……。」
とごそごそ自分の机の中を探して、このマシュマロをくれました。

これが口の中に入っていると思って「ォ~」というと、あ、できる!
先生、やさしいーーー!

これは、先生のおやつです。
先生は、私たちに問題をやらせながら、たまにおやつをパクッとやっています。
日本ではあり得ないかもしれないけど、そんなところが、タイ人気質です。
あ、先生、食べてる、と目が合うと、「にこっ」
私もニマッっとします。

このマシュマロは、私がもう、間違えなくなったら、そのとき私がパクッとやります。









今日、語学の休み時間に泣いてる人がいました。
1日語学5時間授業の日々。
山ほど出る宿題。
ほぼ毎日のテスト。
寝不足だし、つかれてくるし、
覚えても忘れてしまったり、どうしようもない壁に行き当たるような気持ちや
あの人はどんどん覚えるのに、と人と比べてしまう気持ち。
一番ストレスがたまるのは語学だと、入所したときにも言われました。

日曜日も朝から晩まで勉強している人もいます。
単語カードを片手に持ち、うろうろするみんな。

でも、私はやっぱり楽しいです。
新しいことを知る楽しさもあるし、
むりにさせられていることではなく、自分でやりたくてやっているわけだし、
国に勉強させてもらえるなんてありがたいことだと思います。

それでも、きっとさすがにやになるときがあるだろうけど、
そのときは、岳温泉に散歩にでも行ってきます


先生に、
「泣いている人がいました。先生が厳しいって言ってましたよ。」

と言うと、先生が
「泣く人はたくさんいるよ。 
 泣く人は2つある。
 できないことがくやしくて泣く人と
 努力してなくて泣く人。
 がんばっている人はがんばるのが当たり前だから『がんばる』とは言わないけど
 がんばってない人は『がんばろうね!』っていう。
 だけど、遊んでる。 ここで楽しいことばかりしてる。
 僕もたくさんの生徒を見てきてそう思う。
 僕も泣かせたよ。
 僕、きびしいから。
 声調がちがうと、言い直させるでしょう。
 それを何度もやってて泣いたり。
 そしたら、ちょっときて、って呼んで、『できるようにするために
 言ってる。 正しくするために言ってる。これ、僕の仕事だから。
 でも、いやなら言わない。どうする?』って聞く。
 そしたら、泣かなくなる。」

「えーー 先生、そんなに優しいのに
 信じられなーい。

ホワイトボード(間違いをさらされているところ)を指さして
「あんな風に書くでしょ
 すると、いやだなって思って、続けてるうちに泣き出す人いるよ。
 でも、サチは あれ、書かれると笑うもんね。」
先生、ニヤッ としてました。

たしかに、今日もまた間違い追加されたけど、
私は、ガハガハ笑っていました。
「先生、漢字も絵も上手ですっごーい!」とか言って。
そうしたら先生も笑っています。
一緒に語学をやっているもう一人の方も、笑っています。


私は、ここでやっていけそうです。
  マイペンライ(大丈夫)




そんな楽しいタイ語の時間。

今日も 間違いが続く単語を追加されました。       怒りのマークがここにも。   
   


 これ唇を閉て音を止めろ  ってことです。  先生、漢字も絵も上手ー! おちゃめでかわいい先生です。

 
    
    

声調に悩まされるタイ語    〈訓練14日目〉

2010年04月20日 03時03分48秒 | 日記
今日の朝の集いでの国旗は ヨルダン
 風が吹いたときに、パシャ パシャッ 写真を撮るけど、なかなか撮れません。
 右から2番目がヨルダンの国旗。
  
 正式名称は、ヨルダン・ハシェミット王国。中東・西アジアに位置する立憲君主制国家です。首都はアンマン。 
 同じ班にも、ヨルダンに幼児教育で派遣される人がいます。
 アラビア語を一生懸命勉強しています。





過去の隊員が書いたアドバイス集というのがあります。

研修棟の休憩スペースにおいてあります。
それを見てると、みんな一生懸命にここでがんばったんだと感じます。

タイ語のアドバイス集を見てみると
 「最後まで声調を先生に直されつづけた。」
 「難しいのは声調、これにつきる。」
 みんな声調に苦労してきたようです。 
 私もとーーーーーーっても、苦しんでいる真っ最中です。
      ※声調は音の上げ下げのことで、タイ語には5種類あります。

 語学習得のためのアドバイスがあるのですが、その中にシニアの方で、こう書いてる方がいました。

 「今もってどうしたらいいのかわからないことばかり。
  私はタイ語の持つ音の美しさに気づいたとき、何かが変わった気がしたが
  山の登り方は人それぞれだと思う。」

 
  山の登り方は人それぞれ、  さすが、シニアの方は言う言葉の重みが違います。
   この言葉を胸に刻んでおこう。

  最近、どっと宿題の量が増えました。
  消灯までに追いつかず、苦戦しています。
  私だけでなく、モンゴル語、アラビア語、スワヒリ語、みーんな大量の宿題に追われています。


そんな楽しいタイ語の時間

先生は日本語が話せます。
とても上手です。
ほかのクラスでは、日本語が話せない先生もいて、結構大変。
 たとえば、ラオ語。
 先生がラオ語と英語しか話せないので、説明は英語でするそうです。
 英語だってわかんないのに!と ラオ語の友達がうめいていました。

タイ語の先生は賢くて、優しくて、思慮深くて、ユーモアもある先生です。
教え方も、すごく上手!
先生に恩返しするためにも、タイ語が使えるようにならなきゃ!
しかし、難しいったらありゃしない。


先生、私のよく間違うものをホワイトボードに書きました。
 あちゃー

  「2週間、間違えなかったら消すよ。」だそうです。 書かれたのは結構前。 ずーっと消してもらっていません。

 だけど、タイ人の先生が 「違い」 と漢字を使うってすごいよ! 先生すごい!
 先生は、「妹」「姉」「銀行」など、すらすら漢字を書きます。

 すごいなあー



 今日、さらにおなじものを間違えたら 先生がさらにホワイトボードに書きました。
 色がついてるー

    、 

    しかも、 「怒」マークが……
    

  難しい、宿題大変… でも、
   しらないことを学んでいくって、とっても楽しいです!

階段 階段 また階段  〈訓練13日目〉

2010年04月19日 21時22分13秒 | 日記
今日の国旗はモンゴルでした。
しかし、残念、風がなく、しなだれたままの国旗で、どんな姿なのか見えませんでした。
風よ吹け吹けとねがったけど、無風。
写真撮れず残念です。

夜の班ミーティングで、シニアの方から
「国旗を毎日ちゃんと見たいから一度、広げて見せてから掲揚してほしい」
という意見が出ました。
 そうそう、それ! 心から同意です。





さて、二本松訓練所は 磐梯朝日国立公園内にあります。
どーんと構えたこの施設。
公園敷地は東京ドームの3個分あるとか。
標高は650メートルだけど、この施設内でのアップダウンがかなり激しい。
だから、高いところはもっともっと標高あるはず。
酸欠なっちゃう。 笑

霞がかかっていて見えにくいけど、ふもとの町が見えます。
ここは、かなり高い位置にあります。



 訓練所内は
 階段ばかりで大変 荷物も必死でえんやこら
 到着時は、荷物がたくさんあって、運ぶのが大変でした。
 みんなヒイヒイいって荷物を抱え 階段を上っていました。
   

 上り階段 見上げると高いよ-! この先にも宿泊棟があります。
   
   上の方の宿泊棟はさぞかし酸素が薄いだろう。

 振り返れば、階下の階段
   
 この階段を下りたところが私の宿泊棟です。

 毎日、語学教室、講堂、食堂、宿泊棟、と階段だらけの訓練所を歩き回っています。
 つくりも複雑で、迷路のようです。
 もうなれたけど 

寝袋で  〈訓練12日目〉

2010年04月18日 07時21分38秒 | 日記
 一句できました。
  「ゲコゲコと 雪溶けうれしい 無事カエル」
   
  
  雪の中、たんぽぽが咲いていました。
  

  ちょっと岳(だけ)温泉まで歩いてみました。 ちょっと、と言っても下り20分、登り30分の山道。
  桜はまだ咲いていません。 
  でも、つぼみは堅くなって、春がもう少しでひらきます。
   
   来週が、桜の満開になりそうです。楽しみ!


  すごい!   車のフロントガラスに 雪のロールケーキが!!!
   
    




ここ、訓練所は夜11時頃になると暖房がきれます。
寒い夜は、どうするのか、というと
寝袋です。 寝袋を使います。

布団の中に寝袋を入れて寝るんです。

はじめて寝袋というものを使いました。

昨日、雪を見ながら
 「どうりで寒かったよねー。夜すごく寒かったよね。」というと、沖縄出身の隊員が

 「寒かったけど、大丈夫。寝袋に入ったから。寝袋あったかくていいよ。
  私、薄着して暖かくして寝るのがすきなのよ。だから、Tシャツ着て寝袋に入るの。」

 って、Tシャツって……
  豪雪なのに……   沖縄の人って……