昨日はびっくりしたことが2つあります。
★☆★ びっくりしたこと その1 ★☆★
昨日は先輩隊員が来てくれて、一緒にショッピング。
コンケンの大きなデパートで、一緒に映画を観ました。
映画は大好きの私。
福岡にいたときには、週に一回は観に行っていたし、
一日に3本観たこともありました。
だけど、訓練所に入る直前から、忙しくてさっぱり。
だから、今日映画を観るのをとても楽しみにしていました。
タイで映画を見るのは初めて。
JICA事務所の方が
「タイの映画は安いから、VIPソファーで一度見てみるといいよ。」
とおすすめしてくれたことがあったので、
今日は2人で奮発してVIPシートに。
VIPシートは2人掛けのソファーです。
一人じゃ買わないチケット、2人だからこそ今日はこれ。
気になるお値段は・・・
◆月・火曜日 普通席 100バーツ(300円)
VIP席 300バーツ(900円)しかし、2名分
◆水~日曜日 普通席 120バーツ(360円)
VIP席 400バーツ(1200円)しかし、2名分
◆映画の日は 70バーツ(210円)
休日だったので、VIP席400バーツ。
一人200バーツ(600円)ずつ払ってチケットを買いました。
観た映画はこれ。 「TUKKY」
タイ映画です。 コメディのようだったので、言葉が分からなくても雰囲気で見られそうな気がしてこれをチョイス。
なんだこれは? この犬空飛んで・・猫も・・ 見るからにおかしくない??
COMINGSOON と書いてあるので、もうすぐ封切りのようです。
これは、言葉関係なく笑えそう。 次回はコレだな。
休日なので、親子連れが多い。 たくさんです。
映画館と言えば、これ、ポップコーン。
さすが、タイ。
ポップコーン、トムヤンクン味。
しかも人気で一番の売れ行きでした。 か・・・辛いんでしょう?? どこまでも辛い国、タイ。
驚いたのは、映画が始まる直前。
暗い室内で、みんな座っていたとき、画面に王室関係らしき映像が映った瞬間、劇場内にいた人たちが、全員いきなり立ち上がりました。
「えっ? えっ?? えっ?何なに?」と
慌てながら、私も一応立ち上がり・・・
そうだ、そうだ、先生が言ってた、思い出した。
バンコクで、セーンダオ先生が教えてくれました。
「映画館や劇場では、開演前に国王の肖像画が写って、
王室参加が流されるのよ。その場合はみんな、立ち上がって
直立不動なの。
駅や、市役所でも、毎日 8:00と18:00の一日2回、
国歌が流れるから、その時もみんな立ち上がって動かない姿勢をとるのよ。」
って。
どぎまぎしながらも、一番後ろのVIPシートなのをいいことに、
一枚パシャリ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/ee/7455103a9592249855c4a2e65354694b.jpg)
真っ暗なので、人がいるのは写りませんでしたが、
満席に近い観客の全員が総立ちでした。
驚いたー。
タイでは、王室が人々にとても尊敬されています。
道を行けば、王室の肖像画や写真を売る店があり、
道々に大きな王様の写真があり、
建物の中にも、王様や王妃様の写真があります。
タイでの王室批判は絶対厳禁です。
全然知らなかったけど、王室不敬罪もあるのだそうです。
びっくりしたなあー
★☆★ びっくりしたこと その2 ★☆★
先輩隊員がうちに泊まっていくことになりました。
じゃあ、部屋で一緒にビールでも飲みましょう、と帰りにコンビニに寄りました。
(ここでは、女性が店でビールを飲むことはまずありません。
バンコクのような都心部は少しずつそういう人も出てきていますが、
でもタイ人の女性が飲んでいるのはあまり見かけません。)
買い物かごにビールを入れていると、店員さんが来て
「○○○○△△△※※※!マイダイ!」
なにやら言いました。
「マイダイ」だけは分かりました。「だめ」という意味です。
先輩隊員が聞き取ってくれて
「今日は仏教の祝日だから、お酒はダメだって言ってる。」
と教えてくれました。
今日の休日は、カオパンサー という祝日です。
「雨期に入る」という意味のカオパンサー。
仏教に関係する祝日らしく、そういう日はお店もお酒を売らないし
お酒を飲むことはダメなのだそうです。
驚いたーーーー!!
タイ語が全く分からず、そういう文化を知らなければ
「なんだよ、あの店員! 意味がわからん!」
と憤慨するだけだっただろうな。
ちゃんとこの国の正当な理由があったのでした。
買おうと思って行って、買えないときにはとても残念。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/60/11804cfdc075790310200fb90915ea4a.jpg)
「今日は仏教の祝日のため、アルコールは売れません」 張り紙がありました。
そのあと、先輩隊員から、お酒を買える時間も決まってると教えてもらいました。
「知らなかったの??」と、驚く先輩隊員。
バンコクに滞在していた1ヶ月の間知らずに過ごしていました。
お酒を買える時間は、コンビニでもお酒のショーケースに張り紙がしてあります。
11時から14時まで。 それと17時から23時まで。
ちょっと見にくいけど、書いてあります。
ショーウインドウに冷たく冷えたビールが並んでいるけど、
祝日(カーオパンサー)のため、売ってもらえず、コンビニを出た私たち。
帰りはソンテウで、今日こそ家までたどり着こうと頑張りましたが、
アパート前を通るソンテウが、休日のため、早く営業終了してしまいありません。
その時、夕方6:30。
他の行き先のソンテウの運転手さんが、ソンテウ倍額料金で 送ってくれました。
倍額料金といっても、25バーツ。 75円です。
この間の400バーツ(1200円)を要求したソンテウはやはり、とんでもない!
さて、我が家に初めての日本人のお客様です。
泊まっていただくには申し訳ないくらい、寝具も何もないので
床にごろりん の宿泊です。
私の枕を提供して、床にシーツに近い薄っぺらいタオルケットを敷きました。
この先輩隊員、私が昨日食べ残したソムタム(パパイヤのサラダ)を全く平気で食べます。
昨日より、味がしみて、めちゃくちゃ辛くなっているのに!!
私は、今日、口に一口入れたとたんに、あまりの辛さに 口の中が激しく痛くて
すぐに外に行って吐き出しました。
それからも、むせて涙目で、ゲホゲホ。
ギャーーーン!! 口がいたーーーーいいい!!
それなのに、この先輩。 ぱくぱくぱくぱく。
すごい。完食です。 この殺人的辛さを?!
おいしいけど、辛いんです!
もともと辛いのが好きな人で、日本でもわさびや辛子が大好きだったそうです。
イサーン(東北部)は、辛い料理がメインですが、
あまりに辛い料理を この先輩隊員はぱくぱく食べてしまうので、
「日本人は食べられないはずなのに、食べちゃうからおもしろくない!」
って言われてしまうほどの、辛さ知らずの先輩隊員。。。
どんな体のつくり?? 同じ人間なの?? あの唐辛子はいったい体のどこへ??
おお、恐ろしい・・・。
映画館、そして、カオパンサー。
今日は2つ 驚いたなあー