ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

牛だ 牛だ 牛の脱走だー

2011年09月10日 18時20分22秒 | コンケン 第9特別教育センター
私のアパートから配属先までは約3キロほどの道のり。

途中、昔ながらの商店や民家がならぶ。
何もない雑草だらけの道があったり、
小学校があったり。

小学校では牛が飼われていて、
その牛が毎朝、道を歩いては草をむしゃむしゃ食べてる。
その朝ご飯風景を、自転車で走り見ながら
牛飼いのおじちゃんと
「オー パイタムガーンロー?」(よう!仕事いってるのか?)
「カ-! サワディーカー!」(=はい!おはようございます!)
と決まったあいさつを交わすのが、毎朝の日課。

ちなみに、夕方もほぼ毎日で会う、牛と牛飼いのおじちゃん。
夕食もむしゃむしゃ、雑草を食べている。 → 過去ブログ 「自転車こぎこぎ」


配属先で忘れ物をしたことに気づきく。
昼頃、自転車をこいで忘れ物をとりにアパートに帰ろうと
その途中。
道を横切っていく、白い生き物。  牛だ。

    


 「モーモー 道を渡るモー 俺たちやせてるけど毎日むしゃむしゃ食べてるんだモー」
  


 ほーんと、
 この、タイの牛たちの痩せていることといったら。
 おいしくなさそう・・・ なんて、いってはいけない。 けど、おいしくなさそう・・・。


この牛たちが、道を横断し、民家の木にかぶりつく。
むしゃむしゃむしゃ
   



バイクが通ろうと、車が通ろうと おかまいなしで かぶりつく。 むしゃむしゃ
   



たまに、カメラを意識。  ん??
  


のどが乾いたら、民家のため水に顔を突っ込んでガブガブ
  
この 垂れ下がった ひも。
この牛たちは、どうやら脱走してきたらしい。
どうりで牛飼いのおじさんがいないと思った。


民家のおばさんが、我が家が牛に囲まれ、食い荒らされているのに気づき、
わーわー文句をわめきながら、牛飼いのおじさんを呼びに行き、
のーんびりと、近くの商店で座ってお酒をちびりちびりやっていた牛飼いのおじさんは
あわてて走ってきて、牛を追いやり、小学校に戻す。


一件落着。
あとは、食い荒らされた庭木と、
牛の顔が突っ込まれ、汚れた水瓶が残るばかり。


脱走して のびのび楽しそうに歩いている飼い犬はみることがあったが
脱走して 人の家の庭木を食い荒らしている牛を見たのは初めてだ。


タイではおもしろいものがしょっちゅう見られる。


   


   



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