ソムタム学級通信 ★さちえのタイ生活★

2010年6月より青年海外協力隊、養護隊員としてタイへ。バンコクより北へ450キロ東北部のコンケンで日々試行錯誤の記録。

モンゴル便り

2012年02月29日 00時23分26秒 | 日記


同期のモンゴル隊員から便りが届く。
私のもとではなく、ナムプリック屋のお父さんお母さんのもとへ。
1月の終わり、タイに来てくれたモンゴル隊員は、配属先でモンゴルダンスを踊り、
ナムプリック屋のお父さんお母さんともまったりすごしてモンゴルダンスを踊って帰った。
      (→ 過去ブログ 「モンゴル隊員踊る」


タイとの気温差50度の国の話や、見せてくれた写真、もってきてくれた食べもの、
モンゴルダンス、すべてが強烈なインパクトで、
お父さんお母さんもモンゴル隊員に会えたことを喜び、今もとても思い出深く思っている。


そんなお父さんとお母さんに、モンゴルから送ってくれた手紙、モンゴルの写真、
そしてかわいいゲルのタペストリー。
なんていう心遣い。
さっそくタペストリーは店に飾られる。
      


美しい写真の裏には1枚1枚に説明書きがあり、
手間をかけて準備して 送ってくれたことが分かり
とっても ありがたくてたまらない。


娘のレックが、モンゴルの写真を並べてナムプリックを中心に置く。
      


「ほら、お父さんとモンゴル!」
      


ただ、この郵便物、ちょっとしたエピソードがあって、レックが興奮して話してくれた。
「番地が1つ間違ってて、隣の家に届いたの。
 宛名がタイ語じゃなくて英語だったでしょう。
 隣の家はニュージーランドに息子が留学していて、
英語が読めないお母さんが息子からだろうと思って開けたのよ。
中に羊の写真が入ってたでしょう。 ニュジーランドにも羊がいるでしょう。
だから、息子からだと思って写真を見ていたけど、息子の写真がない、
女の子が映ってる。それで間違いだと気づいて“開けてしまってゴメンナサイ”
って 持って来たのよ。」

たまたまとなりもニュージーランドという英語つながり、羊つながり、
ラッキーが重なって、もしかしたら届かなかったかもしれない郵便物がお父さんたちのもとに届いた。

羊はタイ語で「ゲ」という。
レックの話の中に「ゲ」「ゲ」と出てくるのもおかしくて、内容もおかしくて
ゲラゲラ笑って聞いた。


氷点下の国から、気温30度を超す国へ。
届きました。 細やかな心遣いが。 

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