鱒釣堀競技 ”者” Stanの備忘録。

夏は渓流、冬は鱒釣堀大会。
鱒族中心に季節が過ぎてゆく、
私の独り言&備忘録。
タイトルは、トラエキ復活まで。

十数年ぶりのバンコク

2008-11-07 23:35:15 | その他
10月17日~タイの首都バンコクに行ってきました。
この地を訪れるのは約10年ぶり。
そして、初めての海外訪問も、この地でした。

当時はドンムアン空港で、空港の税関を過ぎ、一枚の扉を出た瞬間、
まばゆい光と、独特の湿度や温度。バスやタクシーの騒音。
一気に五感を制圧され、クラクラした記憶がよみがえります。

あれから10数年。

再び訪れるこの地は、新空港のスワンナプーム国際空港になっていました。
台北乗り継ぎ約8時間で辿りついた到着ゲートから、
無機質なシルバーグレイの長い回廊を過ぎ、入国審査を経て、
最新式だが、表示が非常に分かり辛い荷物受案内板を確認して、
直線コンベアから周回コンベアへ配慮なく投げ出される荷物を眺めているうちに、
高揚するはずが、消沈してしまいました。

空港から市街地入り口「までは」、快適そのものでした。
その後は金曜の夕方ということもあり、すさまじい渋滞に遭遇しました。
でも、渋滞を縫う運転マナーは。。。一寸懐かしかったです(笑)
宿に着く頃にはすっかり夕闇に包まれました。

今回は3泊でしたが、実質の滞在は2日間。
その合間を縫うスケジュールは、メインを
ワットアルン~ワットプラケオ~ワットポーという、
観光定番コースに据えました。
ワットポーのマッサージは、私的には50%くらいの満足。
もともと無防備に他人に身体を預けるマッサージは好きではないので、、、。
でも、いわのすけは結構気に入ったようです。
ノンビリした時間の後は、徒歩でホワランポーン駅方向へ。
カオサン通りに近づくにつれて、喧騒と妖しさが増してゆきますが、
これも一寸、懐かしかったりしました。

ホワランポーン駅では、旅行者案内ヴォランティアに声をかけられ、
「ひやかしです」とはいえず、(笑)「まだ出発しないけど」と、
東北部ウボーンラチャターニーへ行く鉄道の時刻を教えてもらいました。
そして、意外な穴場の二階の茶店でこれから旅立つ(であろう)
様々な人々を観察しながら、歩き疲れた脚をリフレッシュ。
店員のお兄ちゃんの「~カァ」というタイ語の女性言葉に、文化を感じたりも。。。

地下鉄では、トークン式乗車券や、坊主優先シート等、面白い見聞ができました。
そして、最初は象形文字に見えたタイ語の文字が、母音と子音に分けて
駅名の発音と対比していた結果、数文字は解読できたのは、ちょっとした喜びでした。

さて、これだけ歩き回るとお腹がすくものです。
でも、タイは食べるところに困りません。という以前に、視界のかなで、いつも
誰かが何かを食べている光景が映ります。今回は屋台を中心に色々試しました。
欧米人ばかりが跳梁跋扈<云いすぎ??しているガラス張りの店に入らなくても、
道端の店で充分。コトバが通じないのは難点ですが、なんとか意思を伝えます。
1000バーツ持って、足りるかドキドキしながら、欧米料理を食べるよりも、
1000バーツもあれば、思うままの美食、珍食を堪能できる屋台は素敵です。
価格云々よりも、気持ち大らかに飯を食える幸せ。
折角異国に来たのですから、そういう体験を優先したいものです。
ま、旅の価値観は人それぞれですけどね。

空港到着当初、沈んだ気持ちは、いつのまにか霧散し、笑顔が素敵で
表情が豊かなタイ人に接しているうちに、忘れていた時間の流れに浸され、
解きほぐされてゆきました。

毎午前4時のセットしないモーニングコールや、
深夜就寝中の室内照明点滅現象など、
少々???なこともありましたが、ま、いいっか!と大らかになれました。

そして、すべての旅程を終え、帰国した途端、、、。
一気に現実に引き戻され、本日に至ります。

まだまだ書きたいことがありましたが、とりあえずの備忘記録ということで、
このへんにしておきます。

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