10年になるんですねぇ~。
プレ大会を含めると、11回目。。。
いろんな節目となる大会でしょう。
最初のころは、今のようなエントリー合戦などはなく、ノンビリしたものでした。
加賀の2号池のときなんかは、前夜の雪で大勢の参加者が来場できず、
確か60人くらい?で競ったときもありました。
その当時は、現在のように、トライアル~エキスパートというようなランクはなく、
決勝大会、クラシック等の名称で最終大会での上位だけでマイスターを決めていました。
それはそれで、決して簡単だったわけでもないし、
メーカを代表する自負と気概をもった人たちも多かった気がします。
あの人は、こういう釣りをするはずだから、ならば、こういう釣りで対抗しよう。。
みたいな戦略があったし、そういう駆け引きを意識していた。
(以前の記事と重複しているかもしれません)
過去と現在。
優劣をつける気持ちは毛頭ないが、参加する側として面白かったのは、
過去のほうかなぁ。。。でも、技術的には現在のほうが選択肢がある分、
難しいのかも。。。でも、いまある手持ちで、なんとか喰わせようとする
努力が少なくなり、物量と情報に頼りすぎなのも事実。。。
いわゆる、道具オタク。それも悪くないし、楽しみ方のひとつではある。
でも、鱒釣堀。いや、どんな釣りであれ、
魚よりも圧倒的に人間のほうが有利な立場にあるのはゆるぎない。
ルアーを除いて、必ずしもハイエンドの道具をそろえなくてはならないわけではないし、
ローエンドの道具でも、刷り込みさえなければ実は十分釣りになるのだ、、、。
そういう、カモる競技を楽しむのも、一興だと思うのだが。。。
最近特に多くなってきたのが、人工的な餌を与えられて飼育された鱒を、
きわめて人工餌に近い大きさと、色で、摂食意欲を刺激して喰わせる釣り。
これは、いかがなものか。。。過去にもそういう釣りは存在したが、
参加選手の気概が、それを実践することを抑止していた。
時代は移り、鱒釣堀競技の醍醐味は過程よりも結果を優先する
風潮が強くなってきている。
今後、より人工餌に近い釣りを、この鱒釣堀ルアー釣りが
追い求めるのであれば、その対象となる探究心への刺激は
極端に減衰し、「いくつ釣れたか」だけにしか興味がなくなってしまうと、
早晩衰退するのは明らかである。
それを考え直してもらう節目の大会になればいいのだが。。。。。。
釣りビだからねぇ~。。。(笑)
そんなトラキン。でも、今期も追っかけます。。。