鱒釣堀競技 ”者” Stanの備忘録。

夏は渓流、冬は鱒釣堀大会。
鱒族中心に季節が過ぎてゆく、
私の独り言&備忘録。
タイトルは、トラエキ復活まで。

本年最後の渓流釣行

2006-09-30 20:45:32 | 鱒釣り
9月29日金曜日、本年最後の渓流釣行してきました。
いつもの場所に、いつもの疑似餌で。。
いつものカメラは、、、忘れました(笑)
いつもの時計まで、、、忘れました。。。
その分、時間や記録に追われず自分のペースで遡行できました。

本格的に渓流を始めて3期目。
我ながら小場所の見極め。予測。アプローチ。そして その結果。
納得できるものになってきました。

1期目は流れに翻弄されっぱなしで、ダウンに流してようやく獲れました。
2期目はポイント見極めに苦労し、誰もが頷く場所では獲れました。
3期目は豪雨災害に翻弄されましたが、TPOに応じた攻め方が出来ました。

さて、来期は。。
ちょっと恐ろしい予感が、、、。
実は、今回の渓流釣行は本年最後ということもあり、少し張り切って
いつもの通ラズの堰堤から、さらに少々危険を冒した高巻きをして、
未踏破部分に足を踏み入れてしまいました。

どんどん遡行してゆくと、一旦川の流れが消えた後、
ある場所を境に忽然と流れが蘇りました。さらに遡行すると、、、。
ダンプカーぐらいの大岩が行く手を遮ります。
しかし、さらに上へ、上へ、、、、。
依然として、止め処なく遡行したい強い気持ちが居座っています。

しかし冷静に判断すると、既にこれまでの行程で、
体力は消耗し、筋肉痛も感じられます。
携行食はチョコレート一片のみ。
しかし、ランナーズ ハイにも似た気分。。

腹減った!? 獲った魚喰えば?
暗くなる!? 野宿すれば?
黒い森の主!? 遭ってみたいものだね!
、、、。

何かに憑かれたように非現実的な考えが次々湧いてきました。

それまでの行程で、小さな岩一個で崖の崩落が食い止められている
直下をすり抜けたり、
黒い森の主の姿なき示威行動(マーキング)を散見したり、、、。
ほんの僅かな偶然で自分が生かされている事を感じながらここまできました。

そろそろ、潮時かな、、、。次のポイントで引き返す、
何度目かの脆い決断をしながらダンプカー岩を越えました。

そして、その先の淵での一投目。
落ち込みを形成する薄暗い岩の隙間にねじ込んだミノーに、出ました!!
素人目には非の打ち所がない純粋なヤマトイワナ尺上です。

ようやく、この一匹で今期を終える決断が下せました。

そして、「この先へは、また来期、来ればいいじゃないか。」

と!?。。

冷静なのか、熱血なのか、無謀なのか、、、。
そんな決意を抱いて山を降りてきました。

来期が楽しみであり、恐ろしくもあります。

.com@千早川から帰ってきました。

2006-09-25 09:39:45 | 鱒釣り
そういえば、前年の当地大会では準優勝だったのです。
教えてもらうまで、すっかり忘れていました(笑)
さて今回。結果は予選落ち。。ダメダメでした。
今まで私が経験した千早のイメージを大きく逸脱したものでした。

しかしながら、ともかく、されど、、、。
今回お会いしたYさん、ゴリさんに「ツンデレ鱒」について
教授頂けたのは、大会以上に意義あるものでした(笑)
しかし、、ツンデレ鱒の説明中に出てきた用語も、
私には難解だったことは、ココだけの話にしておきます(笑)


以下、
B:大会前戦略≒妄想ともいう、、、。
A:大会後の反省です。。

=================================

B:大会開始直後の入れパクは激しく、そのスレかたも、激しいです。。
A:大会開始直後の入れパクは(私以外は)ポツポツで、爆発しない分(私以外は、、、(笑))ポツポツ釣れました。

B:大会中盤以降はバンピング必至であり、バンピングが効く釣堀でもあります。
A:バンピングでは獲れませんでした。少なくとも、これだけで獲っている人はいなかったと思います。

B:魚の反応が良い分、バンピングへの切り替えの頃合を見誤ると、手返しの良い他の釣り方に煽られかねません。
A:両者の切り替えどころか、クランクも交えてのローテーション無間地獄に陥りました。結局、辛抱強く繊細なスプーン引きを出来る人が強かったです。

B:普段以上に周囲と水中の観察が必要です。
A:予想外の濁りで、水中は殆ど見透せず、表層以外の様子は殆ど窺い知ることが出来ませんでした。

B:意外にインレットでの反応が思わしくないことが多いです。
A:意外や意外、、、。インレット道路側では流れの巻き返しが発生し、フレッシュな魚がストックされたようで、狙って獲る人もおり、、、。予想外でした。

B:茶鱒が残っていれば、まさにバンピング日和なのでしょうが、50クラスとなると、一寸たいへんですね。。
A:大物を想定してリーダー4lbを選んだのですが、、、。口を使ったのは小型中心で、そこに時々大物が混じる感じで、、、。最終的に0.7g系を泳がせるにはオーバースペックでした。

B:朝一のチェックで茶鱒が残っているようなら、大会後半は茶鱒狙いにはしるかもしれません。
A:朝一チェックでは浮いている魚しか視認できず、そのなかでブラウンの比率は皆無に等しいものでした。
大会中もブラウンを探す作業を試みましたが、果たせず、狙って獲ることは出来ませんでした。。

B:ようやく仕込みが終わりました。今までの流れから、皆様ご想像通りの二品。
A:二品とは、、、。

@PAL オリジナルアワビ赤金
準備したのですが濁りに迷い、スタートは、もっと色彩アピールが強いMIU2.2蛍光黄・緑を使用しました。
結果、、、大失敗。でした。全くアタらない、、、。3投で見切り、次!!

@ハスルアー オリジナル蛍光赤・濃い金
交換後、一投目。ガツンと当たりますが、久しぶりにセルテを使用し、
ダイレクトな衝撃で手からハンドルノブがすっぽ抜け、、、、。
二投目以降、、。アタリ、ルアーが移動するのも見えるのですが、、、。ノラない。。
実は、今回無テストで挑んだのですが、川では強いハスルアーは、、、少々水逃がしが良過ぎるようで、
小鱒の攻撃をヒョロンヒョロンと躱すことに長けている様でした、、、。一寸、厳しい。。
きっとセッティングと状況次第では真価を発揮してくれるものと思います。

B:頑張れ!Dohna!
A:結局、今回もDohna2gに舞い戻ったのですが、魚の大きさと活性?が噛み合わなかったのか、
上手くペースを掴めませんでした。

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千早は今期トラキンエキスパート大会会場に決定のようです。
今回得たものを更に掘り下げて対応できると、いいなぁ、、、。

管理釣り場.com @千早川大会 戦略

2006-09-19 21:51:36 | 鱒釣り
9月24日.com@千早川大会に参加します。
ニレ池大会参加以来、ようやく釣堀大会に興味が戻ってきたようで、、、。
千早川大会にもエントリーしました。

南信から千早までは約4時間!?今回は単独参加となりますが、
道中色々立ち寄って行くので然程きつくはないでしょう。多分。。

で、戦略、、、。

苦手な、コンクリート池です。
苦手な、一方向流水池です。
苦手な、狭間隔大会です。

正直、苦手です。。

本年のトラキンエキスパート大会が、ここで行われるという噂も有りますし。。
ここは一発、奮起して大会に臨むことにします。

で、戦略、、、。

なるように、なるでしょう、、、では駄目でしょうか?(笑)

ロッドはいつもの6.6ftと7ftかな、、、。
遠投は必要ありませんし、コンパクトに釣るに越したことはありません。
しかし、私は長竿大好きです。。

大会開始直後の入れパクは激しく、そのスレかたも、激しいです。。

大会中盤以降はバンピング必至であり、バンピングが効く釣堀でもあります。
しかし、、、魚の反応が良い分、バンピングへの切り替えの頃合を見誤ると、
手返しの良い他の釣り方に煽られかねません。

普段以上に周囲と水中の観察が必要です。

意外にインレットでの反応が思わしくないことが多いです。
流れも強く、フッキングミスも多発し易いインレット直下です。

あと、何かあったかな~??
千早川ホームの方、最新情報、お待ちしております!!

MIU復権 PAL失脚

2006-09-18 22:30:53 | 鱒釣り
私のルアーワレット内のことですが、、、。

私が釣堀鱒釣りを始めた1998年当時、フォレストのMIUは未発売でした。
その翌年だったか。。フォレストのパッケージを集めて送ると”金と銀のスプーン”
プレゼントというキャンペーンがあり、その時届いたのが、
無刻印で、現在より少し厚板のMIUでした。(商品名は未発表でした。)
そのようにして入手した前身MIUを、当時通い詰めていた、
三重県の大安トラウトレイクで試したところ、驚くほど程綺麗に動き、
(現在より規則的だった気がします。)デッドスローからファストまで。
スキのない動きに、当時の大安でお約束のダーク色系チューンを施すと
確実な釣果が得られたものでした。

MIUとして正式発売後はカラーバリエーションも一気に増え、
私の釣行一投目は、MIUが担っていた時期が長く続きました。
ところがここ数年、一時期のMIUの動きと魚の反応に、あれ!?と
疑問を感じた時以来、MIUは持っているだけ。という期間が続きました。

最近、どういう訳かMIUが好調なんです。

当然、ワレット一軍返り咲き!
先日の.com白馬ではシブいシブいと感じながらも、いい仕事してくれました。
最近、ロッド立て我流釣法の拘りを少し緩めたからなのか、、、。

それに加えて現在、MIU1.5gは、オリジナルMIU2.2gを凌ぐ存在です。
先日の槻の池では、ロッド水平+ライン張り+表層早引き+ダウンフッキング
これでしか反応せず、これでしか獲れない状況が、ほぼ一日続きました。
では、このMIU1.5でなければ獲れなかった理由は何なのでしょう??
体感できるのは、様々なリトリーブスピードに対応。良く飛ぶ。この程度です。
何が違うのかな~??
ただ、私の中で”こういうときにはMIU1.5”という雛型は完成しています。
表層~中層。魚スレ気味。頻繁回遊。時間、日照問わず。小型中心。速いバイト。
こんな感じです。

それに対し、最近出番がないのがPAL。遂に一軍からファーム送りです。
MIUとの棲み分けがうまく出来ません。。
どうしてもカラーバリエーションが豊富なMIUに軍配が上がってしまいます。

ウオブリングとローリングの違いは雑誌等で喧伝されていますが、
両者がMIXされている普通のスプーンでは、いちいちウオブ系、ロール系と
分けることに意味はないと思っています。
両者の動きを極端に特化したスプーンでは効果を実感しましたが、、、。

全く釣れないスプーン、、、。存在しないと思います。
そのスプーンが活躍する状況。
それを探り出して、経験という雛型にするほうが現実的だと思うのです。

ということで、私はPAL導入決定の雛型が未完成です。
どなたかヒントとなるPALの雛型、提示してくれませんか??

*先日投稿分の文章が余りにグダグダなので少々手直ししました。
*未だグダグダなのですが、、、(笑)

ドットコムニレ池 ”簡易” レポート

2006-09-11 22:56:04 | 鱒釣り
第一ステージ 
くじは、63人中57位(苦笑)
本当は別の場所に入る予定だったのですが、
絶妙な位置に先行者が入った為、急遽変更。
入れそうな場所が空いていた、
昨年スタート爆釣地点付近でDohnaスタート。
全く反応が悪く、2投でMIU緑/蛍光黄色。
底まで沈め、ゆっくりバンピングで連釣。
MOCAで乗せに苦労しながらも1匹。
その後は何をしても駄目。
4匹で終了。

第二ステージ
ラッキー製品のみのステージ。
第一ステージで入る予定だった場所に入り、
中層クランキング。一投目でヒットするが、
そのあとが続かない。。
気まぐれに引いたベビーバイブに
リアクションでヒット。 ラッキー!!
終盤に近づき、底付近をピンク色系で探ると連釣!!
アタリは毎キャストごとくらいにあるが、乗せられない。。
もう少し早くこのパターンに移行すればよかった。
意外に伸びず、4匹で終了。

第三ステージ
第二ステージで粘りすぎて場所選択権は殆ど最後。
選択の余地なく、空いた場所へ入る。某氏に、、、
「Stanが来るのだから、釣れる場所!?」と期待され、
少し嬉しいが、、、。「この場所は無理でしょ。。」と、
あっさり否定してしまいました(笑)
予想通り、手近なところは反応がなく、
誰も攻めていない沖へMIU3.5赤金を遠投すると
ヒット。。しかし、数秒後にはバレて、、、。
その後は何をしても駄目で、0匹で終了。

TOTAL8匹。
優勝者は12匹ですから、第三ステージの0匹が悔やまれます。。
今回のキーは「低プレッシャーの場所直撃!!」でした。
ま、こんなものでしょう。。低テンションの割に、健闘!?

優勝と、同率3位は地元、長野県の人。
ちょっと嬉しいことでした。
ゆくゆくは県外にも大会遠征する人が増えることを
期待しています。

誰か、9/24の .com千早、行きませんか!?(笑)

簡単ですが、今回の備忘レポートでした、、。

管理釣り場.com @ニレ池大会 戦略

2006-09-08 12:32:22 | 鱒釣り
9月10日 .com@ニレ池大会に参加します。
前年の総合ポイントでトーナメンター登録されていたことも知らず、
テンションが異様に低い今期2回目の.com大会出場です。
ちなみに、前回の赤城FA大会は、危うくボウズ!!
最下位だったと思います。たしか。。。

今回のニレ池、天湖森男さんの指摘で、2連覇が懸かっている事を
ようやく実感したような次第で、、、。
こんな状況ですから、大会前机上プラ、、、意味なさそうです。

昨年と大きく異なるのは、、、。

スタートダッシュ対策として、当時誰も使わなかったDohnaが、
「いまや鱒釣堀大会愛好家の70パーセントが使用している。」
(某自称王様風に言い切ってみました。根拠なし!(笑))
使用する人が増えたこと。

昨年は底を引き辛かった密生ウイード群が、なりを潜め、
普通にボトムバンピング出来てしまうこと。

などから、昨年のようにそう易々と、
「スタートダッシュでいきなりダブルスコアで逃げ切り」
などという奇跡は起こるはずがありません。

では、どうするか。。。

今回のスタートダッシュは釣果が分散されると想定します。

次の第2ステージはLCプラグオンリーです。
定番クラピー系か、エビ系か、、、。
私はクラピー4個しか持っていないので必然的に、、、。

その後のステージはボトム叩き+モカ+@で、ポツポツ、、、。

ふぅ~。
。。。

何か、普通の展開ですね。これじゃ余り面白くありません。
ちょっと何か仕掛けを考えないと、、、。

第1ステージ目は、「打倒Dohna!」を宣言しようと思いましたが、、、。
最近、大会放流直後パターンに遭遇していないので、
何の対抗馬準備もありません。故に私も、「Dohna」でゆくかと、、、。

随分マイナス思考が目立つ今回。
どうなりますことやら、、、。

夕方の香り

2006-09-05 13:43:25 | 信州暮らし
夏も終わりに近づき、日暮れも早くなってきました。
夕刻には涼しくなった風に乗って、白い煙と、
なんとも懐かしい、香ばしい香りが漂ってきます。

日中刈り取った下草を燃す匂いでした。

これも。「田舎の香水」の一種かな??

数時間後の自分。

2006-09-02 22:43:30 | 鱒釣り
悩むなぁ。。

川、釣堀、その他。。

川は面白いけど、今日叩かれているだろうから、
週半ばに時間が取れれば、、、。

釣堀、、、。何処行こう??

平谷 。。本日大会があった残り鱒に期待!!
槻の池。。つれても、つれなくても、、、。
ニレ池。。来週のプラ??そういう気持ちは少ないけど、、、。
***。。そろそろインレットから魚、散ったかな、、、。

KAZUさんからニレ池の情報提供。 感謝!!
俄然、ニレ池に行きたくなるが、、、。

どうも、槻の池でダラリとする予感が。。

どうしよう、、、。

贅沢な釣行前夜。。

約半月ぶりの川

2006-09-02 22:16:33 | 鱒釣り
禁漁まで残り1ヶ月、、、。
と思うと何やら気ぜわしくなってきました。

ようやく初秋の雰囲気が現れ、雨混じりということもあり、
釣れそうな雰囲気を察し、金曜午後からの釣行。

先日の豪雨で崩壊した川に行きました。
アクセス道路の復旧は比較的早かったのですが、
怪我や何やらで足が遠のき、ここには1ヶ月ぶりです。

相当大きな崩落と堆積があったようで、渓相が大きく様変わりしていました。
より一層落差が増え、深みが増え、魚が育まれる環境が整いました。
イコール。。攻め辛いのですが(笑)

支流が渇水気味なのに対し、その上の沢はむしろ増水気味です。
殆どの流れが白泡を含んでいて、水中が窺い知れません。。
ますます攻め辛いです。。

久しぶりのミノーイングと相まって、目がミノーを追いきれません。

入渓点近くでは夏休み行楽の洗礼を受けたようで、、、。全く反応がありません。
遡行を繰り返すと徐々に反応が出てきます。標高に伴い魚も大きくなってきます。
本日最大魚は、流れの中、泣き尺でした。。

写真は、落し物です。

いつもの堰堤上に、いつものように、進路を遮るように、、、。
内容物は微妙に木の実が多くなった気が。

落とし主には、、いつ、遭えるかな(笑)