すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

18歳は、やっぱり新鮮だ!

2009-04-08 | おむすびティータイム

おむすびティータイム

今日はどんな人に出逢うかな?
おむすびティータイムは、
参加者で作るライブの場です。

2009年3月10日(火)より

今日の参加者は、13人。
中でも嬉しかったのは、18才の男性が参加してくれたこと。
自分の息子のような方の参加は、初めて!

「母が、仕事の合間を縫って参加しようとするのは、
どういう場なんだろう?
と思って参加しました。
でも、ドキドキです」。

よく参加してくれました。
ありがとう!

彼の進路によっては、「もう一度参加」は、ないかもしれません。
それなら、ぜひインタビューゲームをしてもらいたい。
私は、そう思いました。

だって、インタビューゲームには、
社会に出て役に立つことが、
たくさんありますから。

●「聞く自由」「話さない自由」

「聞きたいことを聞いてもいい」
「話したくないことは、話さなくていい」
『話す自由」はあっても
「聞く自由」「話さない自由」
て、案外言われていないような気がします。

この自由は、インタビューゲームの根底にあること。
そして、本来当たり前のことです。

でも、実際には、どうでしょう?

「聞けば、解ける誤解」
「聞かないから、わからないこと」
そんなことが、たくさんあるように思います。

「どう思われるか」を気にして、聞けない・・・。
話したくないのに断れなかった・・・・

と後悔することもあります。

三つの自由が当たり前であれば、心地よい関係になる。

そんな体験が、インタビューゲームでできるのです。

●「違い」を受け入れる

自分が思っているように他人が聞いてくれているとは、限らない。

これも本当は、当たり前のこと。

でも、「自分が話した通りに他人は聞いてくれている」と勘違いしてしまうものです。

インタビューゲームの中の聞いた話をまとめたものを読む場面。
特に声を出して読み上げるとき、違和感を感じたりします。
人によって受け取り方がずい分違うんだと感じもします。

自分と違う「他人」

自分が思っているのとは違う「自分」を

受け入れる練習にもなるんです。

●受け手による違い

この日、人数が奇数だったので、私は一つのペアの話を聞かせていただきました。

そして、同じ人の話を18才の男性と私がまとめました。

読み上げてみて、びっくり!

「18才の男性」と「47歳の女性」で、
受け止め方、着眼点が、こんなに違うんだ~!

思わず、感嘆・大爆笑!

2人のまとめた文をご紹介いたします。

★「新しい私」 ~「18才の男性」によるまとめ~

最近、とあることに気づきました。

それは、
「自分の努力の前に、あたりまえと思われている、実はそうじゃないものがある」
ということです。

これまでは
「私が!私が!」といった感じでしたが、
先日娘が高校を卒業しました。

するとどうでしょう。

ピチッとした制服に身を包み、
髪型もフォーマルな感じだった彼女に変化が訪れたのです。

まとめていた髪を下ろしたのでしょうか。
どこからか、前髪が現れ、髪にパーマがかかり、
まるで「よそのお姉さま」にでもなったかのように思いました。

当たり前のように一緒にいたあの子が、本当は当たり前ではなく、もっと素敵で、いろんなことを教えてくれる、とてもありがたい存在だと気づいた瞬間でした。

それ以来、娘のおしゃれを楽しんでいる私がいます。

それに、こうして自分が変わると、
見えてくるものが増えるだけでなく、
もっと多くのものを見たい・知りたいと思うようになりました。

新しい自分を精一杯楽しみたいです。

私生きています。

今を生きています。

★「18才の男の子と話せて、私幸せでした!」
        ~「47歳の女性」によるまとめ~


 私が今気になっていることは、二つ。

 一つは、

「自分が努力したら、誰かが助けてくれる」と思っていたけど、
違うんだ、逆だったんだということ。

環境が整っていたから、自分が努力することができていたんだ。
まず、そのことに感謝すべきだったんだ、
とつい最近気がついたのです。

そう思えるようになったら、
すべてがありがたいと思うようになりました。

もう一つは、「老い」について。

18才の娘が大学生になります。

制服で飾りっ気もなかった娘が、おしゃれをし始めたら、
なんと可愛くキラキラしていること!! 

親ばかというのではなく、
18才には、18才の美しさ。
若さゆえの美しさがあることを実感。

それはもう私には、絶対にありえないこと。

だったら、年老いていく私は、どうしたら美しくいられるだろうと考えました。

違う考えを受け入れるような度量を身につけたり、
ずっと学んでいくことが必要なんだろうな。
また、お茶の作法のように型を身につけ、
にじみ出てくるような美しさもあるといいな。

自分の意識一つで、世の中メッセージだらけなんですね。

やることいっぱいで、私幸せです。

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