すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

Julの付録編 ー お散歩から ー

2023-12-28 | ノルウェーの生活
12月25日 

そう言えば、いつも
イブを最後の投稿にしていたので
JULの静かな雰囲気を伝えたことがなかったな、
と付録編を書いています。

冬至を過ぎたら
日が長くなり始めますよね。
ところが、実際には、
クリスマス25日から
急に明るくなった、
と感じます。
不思議ですが、毎年そうです。

そこで私たちは、
お散歩に出ます。

今年は、ほぼ満月。

太陽が出ない季節の月とは
いつもに増して美しく
一日中どこかにいる近しさ、
その明るさが愛しいものです。

散歩に出れば、
沢山の人に会います。
「God Jul」
と交わせば共感が伝わる。
いい時間です。

ゆったりと静かな時間、
伝わると嬉しいです。

Julの散歩から。


12:25

13:01


13:03


13:15




13:31


13:36

13:40 スパルク日和


13:42


13:42


13:45



今年は雪が少ない。


13:51

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God Jul!若者応援モードで

2023-12-24 | 日本とノルウェー
昨日は、
空港で青年を一人
見送ってきました。

思えば、今年は、
こうして若者を見送ることが 
何回かありました。

うちに泊まる人もあり、
12月からは、
女性が一人うちで暮らしています。

自分が海外で勉強する?
海外で暮らす?
50才前まで微塵も
考えたことがなかった私。

彼女彼らから、
教わることが多くて、
興味津々で
話を聞かせてもらっています。
こんなおばちゃんに 
彼女彼らは、
また優しく語ってくれるのです。

それにしても、彼女彼らには
多少なり共通点があるようです。

その1
 自分で自分の勉強法をつかんで、
 よく勉強している。
その2
 自分の好きなこと、
 自分の道を選ぶため、
 よく調べている。
その3
 親に頼るだけでなく、
 働いてお金を貯めたり、
 特待制度を使ったりしている。
その4
 人の話をよく聞く。
その5
 海外で出逢った友人を訪ね、
 旅を楽しんでいる。

外国で学ぶって、
楽じゃない。
だからこそ、

旅行だけではつかめないものを 
彼らはつかんでいます。

「生きる力」とは、このことよ!
と感心するばかりです。

悩みつつ前向きに進む姿を
垣間見せてもらい
思わずにはおれません。

「おばちゃんも 
  おばちゃんの土俵で、がんばろ!」

若者よ、ありがとうー!
    がんばれー!

私たちにできることと言えば、

「美味しい物、食べたーい。
 日本食、食べたーい」

に応えることくらい。

拙いながら、
相方さんとがんばりました。(#^.^#)

昨日発った彼に最後に作ったのは、
ノルウェーのクリスマス料理の一つ
Lutefisk(ルーテフィスク)。


ルーテフィスクに合うお酒は、
Akevitt(アーケヴィッツ)
ジャガイモからできたお酒です。
それにトロムソの老舗Mackの
Julバージョンが合う!


特別な発酵法によって、
タラがプリプリなんですよ!
これは、日本人好み!(と思う)
マスタードとこんがりベーコンで。



この混乱の時代、
平和な時間を祈って。

★★ God Jul ★★ 

これが、今年最後の投稿です。
次回は、1月1日を目指します( ^^)

皆さま、
今年も読んで下さって、
本当にありがとうございました。
よいお年をお迎えくださいませ。



同居人まゆさんと後輩の小畑ゆうと君。
彼は、フィンランドの
シベリウス音楽院で作曲専攻。
二人は、日本語教室のクリスマス会でも
たーーくさん、手伝ってくれました。
滞在中、彼の素敵な生演奏に浸り、
もうJulは終わった・・・?
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試験って、こんなにハードなスケジュールだった?

2023-12-11 | ノルウェーの生活
先週金曜日
ノルウエー語試験2日目
終了しました。

試験は、
全てパソコンで行われます。

・リスニング50分
・読解 75分
(リスニング後、休憩なしで、読解スタート)
・休憩15分。
・筆記 90分
 ①絵について、描写する。 
   (80~100 words)
 ②テーマ:
 「私の台所について書きなさい」
    (80~200 words)
③「最近近所の中学生が、毎晩騒ぎ 物を壊す。
  彼らの通う中学校の校長に
  メールで苦情を送る」。
    (80words以上)
※これくらいのことは、
 自分でできなきゃいけない。
 確かにノルウエーらしい問題だ。

それにしても、
こんなハードなスケジュール。
前もそうだったっけ?
ほんと覚えてないんです。

この試験で感心するのは、
初めに力試しの問題があり、
最後には
その人の力に合った問題がくる、
という仕組み。

そっかあ・・・前回は出来に合わせて、
早く強制終了されていたんだな。
だから、
ハードな記憶がなかったんだ。
つーことは、
以前よりできたってことか・・・

まあ、結果はさておき、
終わりました。
そう、終わった。
終わった―――!!!!
ばんざーーい!!!!

というわけで、
やりたくてもできなかったことが 
やっとできました。

それは、
家の中をJul(クリスマス)にすること。

だんだん、暗い時間が長くなってきて
このJulの雰囲気でほっこりします。

夏の名残のリースも、
Julにバージョンアップしてみました!

これで、明日からこの1年をしめていきましょう。
来年のために。









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口頭試験を終えて

2023-12-05 | ノルウェーの生活
昨日、口頭試験、終了。
4年前、
ほぼ喋れなかったんだよなあ。

問いは、3つ

第一問、
「日本の若者は、
 空いている時間になにをしていますか」。

第二問、
「環境を守るために、
 貴方は何をしていますか」。
 ※これについては、
  もう一人の受験者と話します。

どちらも日本語にしたら簡単なのに、
出だしから、大失敗。
自分の若い時を聞かれたと勘違い。
「大人は?」という
先生のフォローも甲斐なく、
私の頭は、
主語が「私」のまま暴走。

終わってから気づき、
ショックに落ちる。

第三問、
「年配の人がノルウエーを学ぶのに
 大事なことは何でしょう」。

あ、私に合わせてくれたんだ。
ありがとうございます。
と、これだけ
こましに話して来れました。

「私たち年配者は、
 若者のように早く学ぶことはできない。
 私たちは、若者よりももっと時間が要る、
 それを まず知ることが大事だと思います。

 そして、自分で自分のことを待ってあげること。

 決して他の若い人たちと 自分を比べない。

 私は、いつもこのことを心に留めていました。
 そうでないと、
 心理的にすぐに落ち込んでしまいます。

他の年配者も同じかどうかはわかりませんが、
私は、聞いて理解することが最も難しかったんです。
(まるで磁石と磁石のように)

人は、テレビで聞く練習ができると
勧めてくれました。
でも、私にはあまり効果的ではありませんでした。

テレビで、聞きながら字幕を同時に読もうとすると、
私の頭は混乱してしまうのです。

そこで、テレビは字幕を読むことに専念しました。
私は聞く練習の為には、ラジオを使いました。

また、youtubeや、テレビのアプリを使いました。
これなら、止めれるので、
自分のペースで進められます。

すると、少しずつ少しずつ、
聞き取れる単語が増えていきました。

今では、テレビを聞きながら、
字幕を読むことができます」。


こうやって書いてみると
結構話せてるじゃん。
4年前とは、大ちがいやわ。

金曜日の試験まで、もう少しやろう。
でも、もう一つ、言いたかったなあ。

「突然、
 霧が晴れたように感じる時が、
 何度かありました。
 その嬉しいこと。
 それがあったから、続けてこれました」。


試験後、お気に入りのカフェRisø 2で.
お腹、カチカチだったのが、
とけてきた。
サワー種を使ったクロワッサン
むちゃ、おいしー!
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