すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

「とき」の重なりに感謝。

2013-01-24 | すぎな通信

先日、
ありの読書会の人から
とってもとっても嬉しいお電話を頂きました。

すぎな通信91号の1ページ目は、
ありの読書会の事を書きましたので、
読書会の人にも確認してもらったのです。

すると、
「私たちを代表して書いてもらったみたい」
と皆さん、何部か手下に置いてくださいました。

一人の方が、
長くボランティアに行っている幼稚園の園長先生に紹介したところ、
「皆さんの前で是非読んでください」と言われて、
お母様方の前で読み上げることになったのですって。

その時、その方は自分の子育ての話しもされ、
涙がこみ上げてきてしまったそうです。

そのあと、
お母様方からこの通信がほしいと言われ、
手元のものがなくなってしまったというのです。

その方の実績が積もっていたこと、
人前で自分の話しをしようと思う時期に来たこと、
勉強して来たことが熟してきたこと、
そのタイミングにこの通信が発行されたこと。

 なんとうれしい、ありがたいことでしょう!!

 どうぞ、ここでも紹介させてくださいませ。
  http://sugina3.com/suginatuusin/091.pdf(すぎな通信91号)

 ★ちなみに通信には「2011」と書いてありますが、「2012」の間違いです^_^;

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そばにいる人は、循環の元

2013-01-21 | 縁側の日

●1月15日 縁側の日より


 白山分所できました~!

今月は、白山分所でした。

いつも遠い白山から来てくださっていたので、
3,4ヶ月に一度の白山分所が実現しました!
(と言っても、個人宅なのですが・・・^_^;)

親のため、子どものためと思うなら。

参加者のお一人から「検診でひっかかった」という話しが出ました。

皆さんも大なり小なり
治療の必要な病気をしていらっしゃるんですねえ。
私も昨年は、尿路結石の治療をしました。

介護をしていると、
病気につながるようなストレスを抱えがち、
自分の健康管理を後回しにしがち。

そういうことなんでしょうね。

でもでも!

私はいつも思います。

子どものため、親のため、夫のため、と思う気持ちは尊い。

でも、子育てにしても、介護にしても、
そばにいる人も大事!

だって、その人が倒れたら、
大事にしたい子ども、お年寄りがとたんに困ってしまうんですもの。
そして、何より
病気になった本人が一番大変な想いをするんですもの。

そばにいる人が、元気で笑顔でいたら、
子どもも老人も笑顔でおれる。
そしたら、また、そばにいる人も笑顔でおれる。

そばにいる人って、
そういう循環の元なのだと思います。

だから、
サポートは、介護者や親に必要なんだよなあ~。

今日の成果やね!

それにしても、縁側の皆さんは頼もしい!

結果を聞くのが怖い。
どこの病院がいいか?どの先生がいいか?
と考えているうちに、時間がたっている
という人がいらしたのですが・・・。

このまま放っておいてはいけない!
と、じっくりとその人の気持ちを聞く方、
心から自分の体験を話される方、
「診察につき合いますよ」と申し出てくださる方、
その場でネットで調べるだけでなく電話で情報を確認してくださる方・・・

皆さんが病気をしたことがあるお陰で、
皆さんの経験と持ち味によって、
彼女は行く日、病院を決めて、
すっかり笑顔に変わっていきました。

「今日の成果やね」と言える皆さん。
素敵です!

 

人を大事にしたいからこそ!

まず自分!と聞くと・・・

自己中ではないか? 
私は冷たいのではないか?

という想いがよぎるかもしれません。

でも、
「人を大事にする」ということを
前提にすればどうでしょうか?

人を大事にしたいからこそ、
まず自分を大事に。

あらためて、私はそう思いました。

 

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香りも開く、読書会も開く!

2013-01-17 | ありの読書会

       スパークリングで乾杯               こんなふうに待つんです

1月12日 ありの読書会・新年会より

●ワインで始まった読書会!

ありの読書会では、
村井実という方の著書を読み続けて、
8年になります。

毎年1月の読書会は、お食事会。

今年は、イタリアンレストラン・フェリーチェ
ワイン目当てに行きました。
(昼間っからかい!? はい(*^_^*))

●つつましく、贅沢で、真面目で、自由!

この読書会の面白いのは、
主婦の集まりで、つつましく、贅沢で、真面目で、自由なところ。

毎月、
読書会当日のお茶とお菓子のために300円集めます。

それとは別に、
希望者は参加の度に3000円を積み立てしています。

お陰で、2年に一度の
著者・村井実氏との東京での読書会が楽になるんです!

素敵なホテルに泊まって、
交通費から宿泊費、食事代・・・
積み立てから出せるんですから。

これって、主婦にはとっても助かるんですよね!

今回の食事代も貯金からも出せたので、
日頃私たちは飲まない高価なワインをいただきました。

●香りが開く!

お店の方のワインの説明がとっても丁寧で、興味深い!

ワインには、
酸化することによって香り・味がよくなるものがあるそうです。

二本のうちの一本がそれで、
最初に酸素に触れやすい容器に移して待ちました。

味見に最初に飲んだときは、
「あんな味もある、こんな味もある・・・」
という感じでした。

ところが、
時間をかけた後は、
新しい味にまとまるんですねえ~!(私でもわかった!)

これを「香りが開く」というのだそうです。

ほろよいワインのお陰か、
これまでになかった新案も出てきました。

どうも今年は、
時間をかけてきた読書会も外に向って開いていきそうです。

一月早々、メンバーも増えましし、
素敵な年始めになりました。

ワクワクします

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ささやかなコンチェルタンテ!

2013-01-10 | 教室

“コンチェルタンテ”という言葉、ご存知ですか?

 先日、宮川彬良さんのインタビューの中で知りました。

「コンチェルタンテには『協力する、主張する』という意味がある。
双方が張し合うことで、協力し合う。
言葉で主張し合うと、みんな冷静でいられない。
でも、音楽ならできるんだよ。
それが、僕の想いなんです」。

これに私は、ピン!ときました。

「大きな木」を大きな紙に描き終えたその子に
私は言いました。

「これから他の子も参加していくと、
あなたが思うような木にはならないよ。それでもいい?」

「うん、いいよ」。

逆に、
「この木、いやー!」と言う子がいました。

そこで、よく聞いていくと・・・

「ここに大きな川がほしいの!」
「そう。じゃあ、川を描こうよ。
今日は描く時間がないのなら、
『ここに川を描きたいから、他のもの描かんといて!』
って場所だけとっといたら?」

すると、その子は、
ほっとした様子で川のアウトラインだけ描いて帰りました。

その何日も後に彼女はひらめいたように
「川」に取りかかり、
他の人も参加しながら、
あの川ができていったのです。

「今週で終わりよー!」と作製にピリオドを打ったとき、
「川」の彼女は言いました。

「最初の頃は、この木がいややったけど、
なんか・・・もういやじゃなくなった」。

「自分で川を作っているうちに気持ちが変わってきたのかなあ?」

「うん、そうやと思う。」

「よかったなあ。
川ができて、木は前より素敵に見えるし、
いややっていう思いもなくなって・・・
自分の思ったことやってみて、よかったなあ」

少しお休みしていた「大きな木」の彼女は、
最終週・最終日に来て言いました。

「へえ~、こんなんになったんだ~。なんか面白い!」

そして、彼女は最後に川にカラフルな魚を泳がせました。


「人を否定してはいけない」
道徳的によく言われることです。

でも、自分の気持ちを大事にしないで、
「人を否定しない」を実行しようとすると、
「我慢」「抑圧」が伴い、どうもギクシャクする、
という体験はありませんか?

「木」と「川」の彼女たちは、
自分のやりたいことをしながら、
自分の思いと違うものを受け入れていきました。

 そして、最終的には、
参加した全てによって、
素敵な調和が生まれたのです。

 つまり、言葉でなく、
「自分の気持ちも大事にしながら、人を否定しない」を
体感的に自ずと学んでいったのではないかと思います。

これって、ささやかながら、
「コンチェルタンテ」と言えるのではないでしょうか?

S.L.S.すぎなで大事にしたいことの一つ
「折り合いをつける」とも重なります。

こういう体験と伝えるべき最小限の言葉。

もっと上手く教室で使っていきたいです~!

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穏やかにスタート!

2013-01-01 | なんでもあり

 

新年明けましておめでとうございます。

今年は、
伊勢神宮外宮で年越しをし、
朝熊山で初日の出を拝み、
金剛證寺を参って帰ってきました。

内宮を参るはずだったのですが、
まあ、内宮に執着せず・・・
ということで急遽予定変更したのがよかったみたい。

風もなく穏やかで
混んで待つこともなく、
とってもスムーズでした。
(金剛證寺は、とっても空いていました!)

小旅行のような、
異次元空間に行ったような・・・
不思議な感覚を味わってきました。

早起きもリセットできたし・・・

2013年 
出だし好調!

皆さんにとって
喜び、幸多き年となりますように。

本年も宜しくお願いいたします。

豊吉 晴子

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