【読書感想文】ジェネラル・ルージュの凱旋

今日勤務中に一気に読んだ。



『ジェネラル・ルージュの凱旋』
作者：海堂尊

ストーリー：
救急外科部長の”ジェネラル”こと速水は、ドクター・ヘリの導入を悲願としていたが、財政が逼迫されている東城大付属病院では実現の見込みはほとんどなかった。
ある日、不定愁訴外来の田口公平のところに一通の手紙が届いた。内容は速水が業者と癒着しているという内容だった。リスクマネジメント委員会の委員長でもある田口は、この内容がリスクマネジメント委員会の審議内容にはふさわしくないと判断し、高階病院長に指示を仰ぐと、エシックス（倫理委員会）で審査にかけるよう言われる。だがエシックスの委員長・沼田は田口を目の敵にしており、前途は多難だった・・・。

感想：
これは前作『ナイチンゲールの沈黙』と同時刻に起きた事件を扱っており、先に『ナイチンゲール』を読んでないと意味がわからない場面が多々出てくる。
で、肝心の面白さは、『ナイチンゲール』と『螺鈿迷宮』で思いっきり裏切られたのに対し、これは結構面白かった。速水は目の前の患者を救うことに情熱を傾ける医師であり、そのために病院の財政の問題に直面する。これは今の医療現場そのものの描写ともいえ、非常に興味深い内容である。
また、今回は電波を飛ばすキャラがほとんど出てこず、現実主義的かつ爽やかな速水の人柄もあって、さくさく読めた。
白鳥の出番は少ししかなくちょっと寂しかったが、まぁ次回作に期待か。姫宮も結構活躍するが、『螺鈿迷宮』を読めばさらに面白い。

ゲーム雑記【戦国無双２猛将伝】その２

今回から攻略雑記。

まずは前田利家。
利家の武器は2本の槍。そういえば槍の又佐ってあだ名だったもんなぁ。意外なことに前田慶次との絡みはいっさいなし。なぜか柴田勝家を叔父貴と呼んでるんだが。。。

＜桶狭間の戦い＞
桶狭間といえば雨の中の奇襲。これに尽きるのだが、どこをどう間違ったか奇襲がばれてしまい正攻法でやることに。まぁそれでも最初のステージらしく敵が弱かったので楽勝。終了後、秀吉が自分と一緒に来い、見たいな事を言う

＜金ヶ崎撤退戦＞
信長を脱出地点まで到達させるのが目的。秀吉に導かれるまま攻略。特に難しいところもなく、信長が死に掛けることもなく、たんたんと退却して終わり。この戦いの後、利家は秀吉と行動をともにすることになる。

＜大阪湾の戦い＞
本願寺勢との戦い。途中で出現する毛利輝元は倒さないとピンチになるので、速攻で倒す。ボスは雑賀孫市。

＜四国征伐＞
なぜか本能寺の変が起きたとき、利家は秀吉と一緒に四国攻略中ということになってる。大砲が吹き荒れるマップ。といっても強い敵はいないので問題なく攻略できるのだが。

＜賤ヶ岳の戦い＞
史実では利家は柴田方で参戦するも途中で引き上げてしまったため柴田軍の敗戦が決定している。が、今回は最初から羽柴軍に所属。とりあえず強い敵が少ない（途中で直江兼続が出てくるが）のでこれもあっさりクリア。

＜外伝・天正御前試合＞
なぜか信長から江戸城に突然呼ばれた利家。そこで試練として江戸城内外の敵を一掃することに。まずは城外の敵。これが信玄・謙信を初めとする大名軍団。倒すと仲間になる。ただし10分たつと消える。
続いて城内攻略。今度は織田軍の武将たちを相手にする。もちろん最後は柴田勝家。そこでこの試練の真意が明かされる。

とりあえずこんなところか。

ゲーム雑記【戦国無双２猛将伝】その１

この間買ったのだが・・・



さて、もう有名な話だがこのゲーム、PS2が読み込めないという現象が多発しているらしい（PS3でも）。
実はミナミも早速買ってやろうとしたら「読み込めません」のエラーが出た。
はっきりいってショック・・・。
ためしに別のディスクを入れてみたらちゃんと読み込めるので、ひょっとしたら型番によって読み込めないのでは？なんて考えたものだ。

で、色んなサイトを見て回って、どうやらディスクを読み込むレンズが汚れてるとダメらしい、という情報を得たので、意を決して分解してみた。
が、レンズを露出させるには精密ドライバーがないとダメなことがわかり、そこで一度諦めた。

それから数日、そろそろどうにかしなければと思い、また色んなサイトを回っていたら、CDタイプのレンズクリーナーをかけると直るという場合があることがわかった。
とにかく今晩中にケリをつけようと思い、レンズクリーナーと精密ドライバーを購入。
そして早速レンズクリーナーをかける。

で、ドキドキしながら戦国無双を入れると・・・ダメだ！読み込まない！！
それでも諦めきれず、もう一度入れなおしたら・・・・・今度は読めた！！！！やっとゲーム起動。待ちに待った瞬間に喜びが隠せなかった。

でもレンズクリーナーが1000円もしたので、結局このゲームの価値は5000円になてしまった。ショック。。。。。

映画見た【エヴァンゲリヲン新劇場版：序】

公開初日、いってきたー！！
そういえば１０年くらい前の『THE END OF EVANGERION』の時も初日に１人で行ったなぁ…。

いつもストーリーから書いてるけど、まぁ端折っておこう。とにかく今回の注目は前作をどこまで改造したか、なんだが。

感想としては、

序盤～シャムシエル戦⇒あんま変わってねぇなぁ・・・

ラミエル登場　　　　⇒おおおぉぉぉぉ!?

ヤシマ作戦　　　　　⇒すげぇぇぇ!!!!!・・・泣いた・・・

次回予告　　　　　　⇒ええ!!?まじで!?

みたいな感じです。初日なんでネタばらしはやめておきましょうかね…。
意外と人間ドラマです。碇指令は相変わらず意味不明発言ばっかりですが。
画像のクォリティについては、シャムシエル戦までは前作の使いまわしっぽい絵が多く（特に人物）、実は幻滅しかけたのですが、ラミエル戦からは異常なクォリティの高さ。徹夜明けで寝かけていたのが、一気に覚醒しました。


前作との設定の違いについて、ストーリーのネタばれにならない程度の点はちょっと触れておきます。

＜＜以下、見てない人は注意！！＞＞

・サキエル上陸時、山に謎の人型があった。エヴァが倒れた痕跡？
結局なんなのかは不明。

・ミサトの階級が２佐だった（前作では1尉）。
役職も作戦課長から作戦部長に変っていた。

・シンジが初めてネルフ本部内に入るとき、胸にIDカードをつけてた。

・シンジの履歴書（？）みたいなのが真っ黒に塗りつぶされてた。

・リツコがLCLのプールの中を泳ぐ場面がなくなった。

・EVAに狙撃用G型装備登場。

・基本的なストーリーは前作とほとんど変らず。

・ラミエルがCGを駆使されてえらいことになってる。

…他にもエエエーーー!!!?と驚くような設定変更がたくさんあった。が、それを書くのはもうちょっと時間経ってからということで。

ちなみに今日の日を去年から楽しみにしていたミナミは2日前にネットで座席予約。女房と二人分。
映画館に行くと、グッズ売り場はエヴァ一色。しかもレジは長蛇の列。唖然とした。食べ物売ってるところでは、ポップコーン＋ジュース＋ネルフ特製ハンカチのエヴァンゲリオンコンボなるものが1kで売ってた。が、さすがに買わなかった。
女房は以前にエヴァを見せたとき、結構ハマって友達にも「エヴァ面白いよ」と話すほどだったのだが、今はまったく興味がないため、
「ほんとにエヴァ見に行くの？」
と超渋々。それでもどうにか連れて行ったのだが、やはりきつかったようだ。
映画終了後、
「つまらなすぎて途中で腹立った」
ってそりゃ言いすぎだろうよ、と思ったが興味ない人にはまぁそんなものか。

それにしてもプログラム800円であの内容はぼったくりとしか思えん…。まぁそれでも売ってる以上は買ってしまうのだが。