磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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309 自分とケンカしても勝てない! ……でありんす!

2008年10月06日 | ライト小説
あかねさんシリーズ002
男が女de女が男


八、浮気は女の甲斐性よ!




309 自分とケンカしても勝てない!
……でありんす!


小一郎の様子がいつもと少し違う。

どうしてなのだろう……。

それとなく聞きだそうと考えたオカネスキー。

「小一郎殿、本日、宝くじが当たったでござるよ」

「へえー!」

驚く小一郎。

「三千円だけでござるが!」

「三千円円ってすごいですよ。ボクなんて宝くじを買う資本もありませんよ」

切ない小一郎である。

「本日は、拙者がおごるでござるよ」

「おごるでありんす! の方が楽しいのになあー」

「あらー! やっぱり!」

「うん、今のオカネスキーさんには、ぴったりだよ」

見抜かれている感じがするオカネスキー。

「どちらにしても、おごるでありんす!」

「いい、そのありんす! の方が板についているでござるよ」

「そう……」

そりゃ、そうでしょう。この何十年も使っている言葉なんですから……。

女尊男卑の世界から来たオカネスキーは思う。

「まだ、飲んでいいんだ!」

「そうでありんすぅ!」

「ひゃっほ~♪ かたじけないでありんす」

しかし、小一郎はなかなか悩みを話さない。

「自分を責めるのは、ほどほどにした方がいいでござるよ。自分とケンカして勝てるわけがないでありんすよ」

「自分とケンカ……」

「そう、今の日本の世の中では、自分とケンカしている人たちがいるでありんす。そんなことをしても勝つことはできないでありんす」

「そうだろうなあー。もし、自分を倒したら、ボクが倒れるんだもんね」

「その通りでござる……」

もしかしたら、あの放火した男も、通り魔も自分自身とケンカした結果じゃないだろうか?

そう小一郎には思えてきた……。

「もうしないよ……」

オカネスキーは小一郎の顔を見て安心した。

しかし、小一郎の悩んでいたのは、井藤美咲さんとつきあいたいと真剣に思っていたのだ。

そんなことを話したら、きっとオカネスキーはあの角刈りで、焼酎をイッキ飲みする女!

あんなの好きなのと驚くことだろう……。

もちろん、女尊男卑の世界のことである……。

ピストン小西はやはりファンであるが……。







閑話休題

NHK教育で、

またゲイの人たちが

集まって話していた。

たしか3~8パーセント、

そういう人たちがいる

と話していたと思う。

政党がつくれるのではないか?

そんなことを思った。









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