龍の声

龍の声は、天の声

「第10代 崇神天皇」

2020-11-26 08:54:15 | 日本

崇神天皇(すじんてんのう)は、『古事記』『日本書紀』などの皇室系譜では第十代の天皇。開化天皇の皇子。『日本書紀』によれば母は伊香色謎(いかがしこめ)命(『古事記』では伊迦賀色許売(いかがしこめ)命)と伝える。御間城入彦五十瓊殖(みまきいりひこいにえ)天皇(御真木入日子印恵(みまきいりひこいにえ)命)、御真木(みまき)天皇、美万貴(みまき)天皇などともよぶ。『古事記』に「所知初国」天皇、『日本書紀』に「御肇国天皇」と称していることが注目される。記紀では師木水垣(磯城瑞籬、しきのみずがき)宮に宮居したと所伝する。疫病が流行したので三輪山の神を祭祀し、また墨坂神・大坂神に奉幣し、さらに四道(記は三道)に将軍を派遣したり、武埴安彦(たけはにやすひこ、建波邇安(たけはにやす)王)の叛乱を鎮定したり、あるいは男女の調(みつぎ、貢物)を定めたことなどが記紀にみえる。紀には天照大神と倭(やまと、大和)の大国魂神の二神を殿内に祭るのをやめ、天照大神を倭の笠縫邑(かさぬいのむら)に遷したことや三輪君(みわのきみ)の始祖とする大田田根子(おおたたねこ)に三輪の大物主神を祭らせ、倭直(やまとのあたえ)の祖とする長尾市(ながおち)に大和の大国魂神を祭らせたことなどを記載する。