龍の声

龍の声は、天の声

「そしじとは、」

2023-06-30 07:39:59 | 日本

そしじは「宗・主・神」を合わせた造語で、人間としての個の存在意義や役割という大事な概念であります。

上から、宇冠 + 神主 の一字の漢字 

では、なぜ戦後生まれの私たちは知らないのか?
終戦時のGHQが、この文字があまりにパワーワードなので潰したと言われています。

この一文字で、「愛・感謝・調和」を表す漢字で、古くからあった漢字と言われているそうです。
ものすごい高波動だそうです。

たとえば・・・
・この文字の上に置いて凍らせた水は素晴らしく美しい結晶になる。
・この文字の上に置いた花瓶や植木鉢など花は生き生きと長生きする。
・この文字を置いた場所は瞬時に空気が浄化され、いい気が流れ光が降りる。
・痛いところにこの字を書いて貼ったら痛みが消えた。
・枕の下に置いたら寝起きがいい、ぐっすり朝まで眠れた。
・電磁波カットを期待している etc…






◎令和5年6月26 日早朝 

2023-06-29 07:20:35 | 日本

昭和20年の敗戦により、連合国GHQは日本に対して、国の主要人物をレッドパージーにして捕獲、さらにABCD級戦犯など、全ての動きを機能停止状態にしました。

そしてその上で、選挙法改正、神道指令、教育制度、国体の変更、等々、GHQ占領基本法を徹底的に押しつけてきました。

日本の今の状態は、まさに日本弱体化政策が見事に華を開いた状況です。
このままでは国が滅んでしまいます!

では、具体的にどうすればいいか?

簡単なことです。
GHQ占領政策の逆をすれば元に戻ります。国の生命、人の生命、生命体国家日本に戻すこと、目覚めることに尽きます。もちろん、いいところはそのまま残します。
戦後80年近くが過ぎ、元に戻すには、さらに80年以上かかるかもしれません。

しかし今現在の国の政治体制がもたないところまできており、放っておいても大混乱になります。
恐らく、次の衆議院選挙後からは、各政党ともに大混乱の時期に突入します。数年続くと思われます。

一つには、維新の議席がが大幅に増え、連合政権の入れ替えがおこること。
二つには、創価学会の名誉会長の生死が明るみにでて、学会自体の求心力がなくなり、いくつかに分裂する。その結果、公明党自体も分裂、他党に糾合される。また、自民党自体も学会から貰っていた票が3割減となり、大幅に議席数が減る。
野党は問題外です。

では、その票がどこに流れるのか?
結果的に、その後は、新党乱立状態になると予想されます。

政治が不安定となれば、国の政策はまとまらず、強い政策を出せません。
為に、国民生活や経済活動に不能をきたし、我々国民が塗炭の苦しみを味わうことになり、社会風潮ももっと悪くなります。

特に国防面における外圧が、米中、韓半島、台湾等、相当厳しいものになります。
いつ戦火に巻き込まれても不思議ではありません。

だから、いち早く、各政党を再編させ、国家として自立ある政権政党を創くらなければなりません。

それには強い政治家が求められます。

私はその人物を千秋の思いで待ちかねています。
「国乱れて忠臣出ず」

必ず、時流にあった人物がでてきます。
思いもかけなかった人物が新たに登場して来ます。それがこの国の歴史だからです。
それは貴方かも知れません。
時代の要請だからです。

私はその(それらの)人物を柱にして、多数の議員を再結集させること。
支持母体となる集合体をつくりだすこと。
これは長年政治及び政治運動の世界にいた私のもっとも得意とするところです。

私は微力ですが、いろんな分野において、いつでも即応できる準備を進めております。
心ある人々の結集を求めております。









「誠心」(まことこころ)

2023-06-28 06:55:51 | 日本

時代の流れは混濁の世、
完全に次元を変えてしまった。

盲目となる人多く、
国を憂うる誠心さえ忘れ、今だけ、金だけ、自分だけ、邪心が踊り狂う。

このままでは国が滅びてしまう。

我、齢七十也り。

神仏に誓う
今一度、志を高くし、
義憤に燃えて立国の清流にならん!








第10巻 祈り

2023-06-27 07:24:15 | 日本

第10巻 祈り

途方もない災難に出会ったとき、胸も張り裂けんばかりの苦しみを味わったとき、人はしべて神仏を叫ぶのではないだろうか?

想像を絶した危機や死に直面したとき、思わず悲鳴を上げない者はあるまい。危機に瀕したとき、あらゆる生物の口から発せられる、この本能の叫びは、一体どこから来るのだろうか?
この自然の偉大なる神秘を認めるのに、べつに宗教心を必要とはしない。地上を歩くあらゆる生物は、人間も含め、助けを求めて叫ぶという本能を有している。では、なぜ、我々は、このような本能を有しているのであろうか?

このような叫びは、祈りの原形とでも呼ぶべきものではあるまいか。
この世には、これらの叫びを聞き、それに応じる、ある偉大な力が存在する。
私も助けを求めて叫ぶが。それは物質的な物を求めての祈るではない。それは導きを求めてのいのりである。

私は金銭、愛、健康、とるのたらぬ勝利、名声、成功、そして幸福を与えてくれるよう、祈ることはすまい。
私の祈りは、「これらのものを手に入れる方法を示したまえ」という導きを求めての祈りである。そしてこの祈りには必ず答えが返ってくるのである。
私が求めている導きは、ある時は示され、またある時は示されないかもしれない。しかし、その両方が答えなのである。

私は導きを求めて祈る。その祈りの言葉とは次のようである。

「私の求めるものは、黄金や衣装ではありません。その好機会を生かすことのできる能力が欲しいのです。どうか、この能力を得られるよう私をお導き下さい。」

「障害や失敗を通じて、私がいつも謙虚な態度でいられるよう、お助け下さい。」

「他の人の失敗した仕事を、私にお与え下さい。そして不安にさいなまれている私に、自分自身のその姿を笑いとばしてしまう勇気をお与え下さい。」

「私が目標に到達できるよう、十分な日数をお与え下さい。しかしながら、私が今日のこの日を、あたかも人生最後の日であるように過ごすことができるよう、私にお力をお貸しして下さい。」

「私の言葉が、良き実を結ぶよう、好機を察するカンの良さをお授け下さい。」

「他人の弱点に対する同情心を私にお与え下さい。すべての苦しみは、いずれは過行くものだということを私に知らしめてください。」

「憎しみを持つ人を私の友人に変えてしまえるよう。あなたは私を他の者ととは完全に違う者として、私をおつくりになりました。神よお導き下さい。」

ありがとうございます。






第9巻 行動

2023-06-26 08:58:26 | 日本

第9巻 行動

私は今、ただちに行動する。
地図は如何に精密であろうとも、地図自身がその持ち主を1㎝たりとも運ぶことは出来ない。
法律書が、如何に公正に書かれてあったとしても、法律書自身が一件たりとも犯罪を防いだことはない。私の持っている巻物でさえ、そのままでは1円も稼ぎはしないし、喝采の言葉ひとつを生み出すわけでもない。
行動、これのみが可能への点火材への火をつける。地図も法律書も、この巻物も、私の夢も計画も目標も、これあってはじめて命を吹き込まれ動き出す。行動こそ成功への栄養剤となる食べ物であり、飲み物である。

私は今、ただちに行動する。
私の引き延ばしの行為は、私のためらいや恐怖感を生じさせる。だが、「考える暇なく、ただちに行動すること」、これは過去の勇気ある人々の心からでた真実の言葉である。
今、私は知った。恐怖を征服するには、私はためらえことなく、つねに行動を起こすこと。そうすれば恐怖による私の胸の鼓動も、おのずから静まっていくことを。行動こそが、恐怖というライオンをアリという平静さに変えてしまう魔法なのである。

私は今、ただちに行動する。
これより私はホタルの生き方を教訓として生きよう。ホタルは飛んでいるとき、身体より光を放つ。私は行動しているとき、昼間の陽光の下でも輝いて見えるほどの光を自分の身体より放つのだ。
私はホタルのように生きて、私の光は世界を照らすのだ。

私は今、ただちに行動する。
私は、今日なすべきことは今日やる。それを明日に持ち込まない。なぜなら、私にとって、明日という日はないからである。たとえ結果として、幸福や成功がもたらされなくても、私は行動することをやめない。何も行動せずに現状にもがいているくらいなら、むしろ行動して失敗する方がマシである。

私は今、ただちに行動する。
これより、私はこの言葉を繰り返し、繰り返し唱える。毎時間、毎日、欠かすことなく何回も唱える。やがてそれは、呼吸のように私の習慣の一部になり、それにつづく行動は、まぶたの働きのように本能的に反応するようになる。
この言葉を繰り返すことによって、私は自分の心を整え、成功するために必要なすべての行動をとれるようになる。この言葉を繰り返すことによって、私は自分の心を整え、失敗者が避けてしまう、すべてへの「挑戦」という行為へ立ち向かう心の準備ができる。

私は今、ただちに行動する。
私は今、何回も何回も、何回もこの言葉を繰り返す。
私は、目を覚ました時に、この言葉を唱え、失敗者がもう一時間眠っている間に、ベットから飛び起きる。

私は今、ただちに行動する。
市場へ入るや否や、この言葉を唱える。そして失敗者が「断られるかもしれないな」とためらっている顧客に、ただちに立ち向かう。

私は今、ただちに行動する。
誘惑に出会ったら、私はこの言葉を唱え、ただちにその場を立ち去る。

私は今、ただちに行動する。
市場において、私が評価されるのは、私の行動による結果のみである。私は自分の価値を倍増させるために、自分の行動を倍加させ
ねばならない。
私は、失敗者が恐れて歩かないところを歩く。私は失敗者が休もうと思っているときに働く。失敗者が沈黙しているときに、私は話しかける。失敗者が一人大口のお客を狙っているとき、私は売り上げが低くても確実に買ってくれる十人の顧客のもとを訪問する。失敗者が手をくれだと嘆く前に、私はすでにそれを成し終えている。

私は今、ただちに行動する。
なぜなら、今が私のすべてだからである
私は怠け者ではない。弱者が強者になる。私は失敗者ではない。

私は今、ただちに行動する。
ライオンは飢えれば食う。鷲はのどが渇けば飲む。行動しなければ死んでしまうからだ。
私は成功に飢えている。私は自分に命令する。そして私は自分の命令に従うのだ。

私は今、ただちに行動する。
成功は私を待ってはくれない。ぐずぐずしていると成功の機会は永遠に去ってしまう。
今こそ、その時である。こっこそ、その場所である。しして私こそ、それを受けとるべき人物である。

私は今、ただちに行動する。





第8巻 自分の価値

2023-06-24 10:04:07 | 日本

第8巻 自分の価値

今日、私は自分の価値を百倍にする。
私は一粒の麦に似ている。麦には三つの未来がある。
第一は、袋に詰められ、倉庫に貯蔵され、やがては豚のえさになるものである。
第二は、粉にひかれてパンに焼かれるものである。
第三は、種として大地にまかれ、幾千粒もの黄金の実りを生み出すものである。

私は麦に似てはいるが、一点違うところがある。それは、麦は自分の未来を選択することは
できないが、私は出来るという点である。私には選択の自由がある。

今日、私は自分の価値を百倍にする。
麦の粒が成長し何倍にも増えるためには、大地の暗黒の中に一時、閉じ込められなくてはならぬ。すなわち地面に撒かれるのだ。
私の失敗、絶望、無知、無力などは、大地の暗黒を現し、私はまずその中で成熟するのである。麦はやがて芽を出し花を開く。但し、それまでは雨と太陽と温かい風をもって大切に養育されなければならない。そして同じように、私も自分の夢を実現させるために自分の肉体と精神を大切に養育しよう。麦は成長するためには、自然の気まぐれに左右されるが、私にはその必要がない。なぜなら私には自分の運命を選択する力があるからだ。

今日、私は自分の価値を百倍にする。
では、どのようにすればそれを成し遂げられるのか?
先ず、私は細かく目標設定を行う必要がある。その一日の目標を具体的にたてるのだ。そしてその週の、その月の、その年の、最終的には人生の目標を明確にするのだ。
目標を立てるためには、先ず、自分の人生の目標を明確にさせておくこと必要である。丁度、麦が殻を破り芽を出す前に、雨が必要であるように。

自分の人生の目標がはっきりしたら、私は次のように目標設定する。
先ず、私の過去の業績を考え、自分の能力はこのぐらいだろうと推量した数値をもとにして、それを百倍に設定するのである。そしてこの百倍の数値が、今後の私の努力目標の基準になる。
私は目標が高すぎるといって恐れない。たとえその目標に到達する前に、何度つまずこうとも。つまずけば立ち上がればいいのだ。

今日、私は自分の価値を百倍にする。
太陽は大地を暖め、まかれた麦の種は芽を出す。
巻物の言葉は、私の人生を暖め、私の夢を現実のものとする。
今日、私は昨年より一段優った業績を残す。
私は最早、他人を競争相手としない。私の競争相手は、私自身である。私は私自身の残してきた業績を超えていくのである。

今日、私は自分の価値を百倍にする。
暖かい風は、麦に熟成をうながす。そして同じ風が、私の目標を他に宣言せよとうながす。私は聞いてくれる人を選び、また話す言葉を選びつつ、慎重に、しかし高らかに、私の抱負と理想を宣言する。私はその言葉を取り消すことはない。かくして私は自分自身の預言者になるわけである。
たとえ人々は笑っても、とにかく彼らは、私の計画を聞き、私の夢を知ったわけである。

今日、私は自分の価値を百倍にする。
私は、失敗者がやろうとしない仕事をする。
私は、つねに手の届く範囲において、手を広げていく。
私は、市場における自分の業績に満足することはない。
私は、一つの目標が達成されれば、さらにより高い目標を設定する。
私は、常に自分の目標を世間に宣言する。

しあし私は、過去の功績については、自分からは公表したりはしない。世間が私を高く評価してくれるのなら、私は拒まない。私は謙虚にそれを受けよう。

今日、私は自分の価値を百倍にする。
一粒の麦が百粒になれば、そこからは百本の茎を生ずる。そして、これを十回繰り返せば、その量は、地上のすべての都市を養ってもあまりあるほどのものとなる。
私は、この最初の一粒の麦以上の者であり得るはずだ。

今日、私は自分の価値を百倍にする。
一つの目標が達成されたら、私はさらに新しい目標へ向かう。そして、またそれを繰り返していく。やがて、この巻物の言葉が、私の中に満ち溢れてくるとき、世間の人々の中に、私の偉大さに対する驚嘆の声が湧きおこってくるのである。
ウキウキ、ドキドキ、ウワッハハー! 





第7巻 笑顔

2023-06-24 08:21:15 | 日本

第7巻 笑顔

私は世間を見て笑う町のサンドイッチマンである。
あらゆる生物の中で笑うことが出来るのは、人間だけである。
木は傷つけられれば血を流すし、野獣は痛みや飢えに吠える。だが笑う事は出来ない。しかし、私には笑いという贈り物が与えられている。そして私は、いつでも好きな時に笑うことが出来るのである。
これよりこ消化がよくなり健康になる。クスクス笑えば心の重荷が軽くなる。声を立てて笑えば寿命が延び、若返ることが出来る。
これこそがもっとも効き目のある長寿のひけつである。
この秘訣は、今や私のものである。

私は世間を見て笑う町のサンドイッチマンである。
私は何にもまして自分を見て笑う。なぜなら自分自身を深刻に考えているときの人間ほど滑稽なものはないからだ。
私は努めてこの落とし穴におちないよう用心しなければならない。
私は確かに宇宙最大の軌跡ではあるが、それでもなお、時間という風に吹き踊らされている一粒の麦に過ぎないからである。
そもそも私は、どれくらいのことを知っているのであろうか?一体、自分はどこから来て、どこに去ろうとしているのか?
今日の私の心配事は、十年もたてば取るに足らないほど、バカバカしく思えてくるのではあるまいか。それなのに、なぜ私は現在、こんな些細なことに心悩まされているのか?

私は世間を見て笑う町のサンドイッチマンである。
では、私に出会った人物が、私を傷つけ、私に涙を出させ、私思わず呪いの声をあげさせるような場面になった時、私はどうすれば笑うことができるのか?
このような場合、私を救ってくれるような強力な呪文がある。私は常日頃から、この呪文を唱え、訓練しておく。
その呪文とは、

「これもいずれは過ぎていくものだ」

という言葉である。これを百姓呪文という。
この古代より伝えられた呪文を、ゆっくりと、心を込めて、繰り返し唱えよ。これは、私を災難から救い出し、無事の境地に導いてくれる呪文である。

私は世間を見て笑う町のサンドイッチマンである。
なぜなら世間のすべてのものは過行くものだからだ。心を締め付ける悩みの中にある時も、私はこの言葉をもって自分を慰める。
「これもいずれは過行くものだ。」
重荷となるほどの富を得た時も、私は、
「これもいずれは過行くものだ。」と、
まさにその通りではないか!すべてのものが過行くものなら、今日のささやかな悩みに、思い煩う必要があるだろうか?

私は世間を見て笑う町のサンドイッチマンである。
私は今日一日を、笑いで塗りつぶそう。楽しむときは楽しむべきだ。私は、今日の喜びは、今日楽しむ。喜びは穀物ではないから、箱の中にためておけるものではない。
喜びは、明日の為にとっておけるものではない。それは、種を蒔いた同じ日に刈り入れられるものなのである。
これより私は、喜びをその日のうちに取り入れる

私は世間を見て笑う町のサンドイッチマンである。
私の笑い声はすべてのことを適切な状態へ引き戻しtくれる。
私が自分の失敗を笑えば、その悪夢は新しい夢の雲の中へ消えていく。
善を笑えば、その笑いは、周囲を豊かにし、繁栄させる。
私の微笑みが、人々の微笑みを引き出すとき、勝利はすでに、わが手の内にある。これは純粋に私の利益の為にあると言って、私ははばからない。なぜなら、私が顔をしかめていれば、誰でも私の商品を買ってはくれないからである。

私は世間を見て笑う町のサンドイッチマンである。
これより私は汗は流しても、涙は流さないようにする。なぜなら、自責の念や悔しさは、市場においてはなんの勝ちもないからである。
市場とは、微笑みは黄金に変わり、心からの優しい言葉は繁栄の城を築いてくれる場所だからである。

私は世間を見て笑う町のサンドイッチマンである。
私は笑える限り、貧乏になることは絶対にない。笑いは自然が与えてくれた最大の贈り物だからである。
私はそれを無駄にはするまし。
笑いと喜びがある限り、私は必ず成功する。
笑いと喜びがあってこそ、私ははじめて労働の成果を楽しむことが出来る。

私は喜ぶ。
私は成功する。
私はかってなかったほど偉大な好漢となる。

では、口角を上げて笑おう!






第6巻 感情

2023-06-23 05:27:55 | 日本

第6巻 感情

今日、私は感情の主人になる。
春夏秋冬、季節は巡ぐる。太陽は昇り、そして沈む。月は満ち、そして欠ける。花は咲き、そして枯れる。自然はすべて循環である。そして私も自然の一部であるから、私の気分も潮の満干のように時に高まり、時に低くなる循環である。

今日、私は感情の主人になる。
特に理解しがたいことは、我々は毎朝、前日とは異なった気分で目が覚めることである。
昨日の悲しみは、今日の喜びとなり、今日の悲しみは、明日の喜びとなる。満開の花も、いづれは色あせ、散ってしまう。しかしその花も、明日の開花の為の種をもたらすではないのか。
同様に、今日の悲しみは、明日の喜びの種をもたらすのである。

今日、私は感情の主人になる。
自分の感情に振り回されてはならない。自分の感情は自分で支配しなければないない。
もし私がお客様のもとに憂鬱さ、暗さ、悲観などを運べば、彼らも同じ思いを持って答えるだろう。そして何も買ってはくれない。
逆に、もし私がお客さまのもとに、喜び、熱意、明るさ、笑いなどを運べば、彼らは同じく、喜び、熱意、明るさ、笑いなどをもって応えるだろう。
そして大収穫をもたらし、黄金は私の倉に積み上げられるであろう。

今日、私は感情の主人になる。
ではどうようにしたら、楽しく生産的であるように、自分の感情を支配できるのか?

「弱者は、自分の思いを支配され、強者は自分の思いを支配する。」

毎朝目が覚めるとき、私は自分がまだ、悲しみや自己憐憫、失意などに囚われぬうちに、次のような作戦を実行する。

気分が沈んでいたら、歌おう。
悲しかったら、笑おう。
体調が悪かったなら、仕事を倍にしよう。
劣等感を感じたら、新しい服に着替えよう。
自信を喪失したら、少し声を高めよう。
無力感を感じたら、かって得た成功を思い出そう。
今日、私は自分の感情を支配するのだ。

それに対しても、私は決して支配の手を緩めてはならない。
自信過剰になったなら、失敗した時のことを思い出そう。
贅沢になったら、昔の飢えた日のことを思い出そう。
自己満足に陥ったら、競い合った日のことを思い出そう。
巨富を得たら、飢えた人がいりことを思い出そう。

今日、私は自分の感情を支配するのだ。
これらの教訓を引っ提げて、私ははじめて会う人物を訪問する。
私は初対面の人をそのまま判断することはしない。今、不愉快な態度で私を迎えた人でも、明日、ふたたび気軽に、私は彼を尋ねることができる。
今日、黄金の馬車に一円の値をつけても買わない人でも、明日になれば、たた一本の木と自分の全財産とを交換するかもしれない。
巨富を得る鍵は、まさにこの秘密の知恵を知るところにこそある。

今日、私は感情の主人になる。
これより、私は自分と他人との間に生じる「気分」というものの神秘性を高め、その理解に努める。今この瞬間より、私はいかなる人格が自分の意識の中に生まれようとも、ただちにそれを支配する。私は積極的に「自分の気分を支配する。それはとりもなおさず、私の運命を支配することになるからだ。
今日自分は、自分の運命を支配する。
今日自分は、感情を支配する。

そして、私は必ず、大富豪になる!





第5巻 人生最後の日

2023-06-22 07:10:48 | 日本

第5巻 人生最後の日

私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。
ではその最後の貴重な一日をどのようにしに過ごせばよいのであろうか?
まず第一に、私は自分の人生という中で、「過去の不運を嘆かない」
私には、昨日の不運、昨日の敗北、昨日の心痛などを嘆いてる暇はない。嘆いたとて、すでに過ぎ去ってしまった日の悪いことを良いことに変えられるはずはあるまい。私は昨日の誤りを正しいものに変えれることが出来るだろうか。私は、昨日の若さをもう一度取り戻せるだろうか。また他人に対してしゃべってしまった打撃や苦痛を撤回することが出来るであろうか。答えはすべて、「ノー」である。
「過去は過去として永遠に葬らしめよ」である。私はそれらのことはもう、考えない。

私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。
ではどのように生きれば良いのか。不確実な未来の為に、確実な現在を放棄するのは愚かなことである。今日という未知の上に立ちながら、明日の行為がさせるであろうか。明日の金を、今日の財布に入れることができようか。出会わないかもしない事件を気に病む必要があろうか。起こらないかもしれない問題に、今から悩む必要があろうか。
答えはすべて「ノー」である。
取り越し苦労、持ち越し苦労は断固としてやめよう。

私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。
今日この日が私にとってすべてであり、そして、今刻まれているこの時が、私にとっての「永遠の今」なのである。昨日の日の出は迎えたが、今日はもう、この世を去ってしまった人もいる。私より遥かに優れた人びとが世を去った後も、もう一日、この世にとどまっていられるだろうか。

私はたった一つの人生しかもっていない。ひと時の無駄は、人生という一生の無駄である。そうなれば失ったその時は、もう取り戻すことが出来ない。私は、今日の一刻一刻を大切にしなければならない。
時間は今日捕まえておいて、明日引き出すというわけにはいかない。風を捕まえておくことが出来ないのと同様である。
私は、今日の一分一分を、両の手で包み込むようにして慈しむ。なぜならそれは金銭的価値を超えたものであるからだ。死にかけた人物が、自分の全財産を投じても、もう一呼吸の息は買えまい。「金には変えられないもの」それは人生でもっとも貴重なるものである。

私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。
私は時間を無駄にするものに対しては断固として拒絶する。それは本日ただ今こそ、私の愛と偉大さを示す最後の機会であると思って生きる。

私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。
今日為すべきことは、今日の内にすます。幼い子供らを慈しむ、愛する妻を抱きしめ熱いキッスをする。なぜならば、明日は子供らが去り、愛する妻が去り、自分自身もいなくなるかもしれない。そうなれば私には与えるべきものは何もなく、受けっとってくれる彼らもいなくなるからである。


私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。
もしも今日が私の最後の日であるならば、それは私の最も偉大な記念日となる。
私は、今日の一日を人生最良の日としよう。私は時間を一分一分味わって飲み干し、感謝す引き換える。
かくて、今日の一分は、昨日の一時間より実りあるものになる

私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。
そして幸いにも、今日が最後の日でなかったならば、私はひざまずいて神に感謝を捧げる。






第4巻 奇跡

2023-06-21 10:18:33 | 日本

第4巻 奇跡


私は宇宙最大の奇跡である。
有史以来、現在に至るまで、私と同じものがこの世にあらわれたことは決してなかった。私の知性、心、目、耳、手、髪、口を持った人間は、かって存在したことはなかったし、また現在も存在していない。私とまったく同じように、歩き、語り、行動し、考える者もいない。
私はすべての人々と同じ兄弟ではあるが、しかしまた、すべての人々とは異なっている。
この世でただ一人の存在である。


私は宇宙最大の奇跡である。
何代にもわたって、私の中で燃え続けてきた炎がある。その炎の熱が、私の精神をあぶり、奮い立たせる。「よりすぐれた者になれ!」と。しして飽くなき向上心をを持って、さらに飛躍しようとする。
私は自分自身に向かって宣言する。「私は、この宇宙における、唯一にして最大の存在である」と。
何人も私と同じ筆跡をまねる事は出来ないし、他人が私の子供をつくることは不可能である。
これより私は、この「違い」という利点を利用しよう。なぜなら、この利点こそ最大限に運用されるべき私の財産だからである。

私は宇宙最大の奇跡である。
他人を真似るなどという無益なことを私はもうやらない。私は自分の独自性を発揮する。
今や私は、他人との相違点を強調し始める。そして類似点は隠すよう務める。この原理は、私が売る商品にもあてはまる。その異なることに誇りをもっている。

私は、大自然が生み出した唯一の創造物である。
私は稀有なるものである。稀有なるものには価値がある。
私は何千万年も進化をしつづけてきた最終生物である。したがって私は、精神面においても、肉体面においても、優れた能力がそなわっているはずである。
私は、今日の行為をもって、その軌跡をさらに拡大していけるのだ。

私は宇宙最大の奇跡である。
私は、偶然にこの世に生まれたのではない。一つの目的をもって、この世に存在しているのである。その目的とは、山もごとく偉大なる者になれ、と言うことである。
人間についての知識、自分自身についての知識を増やしていくことを怠らなく務める。商品を売る時の言葉を練習し、改良し、磨きをかける。私は、つねに行儀作法の改良に務める。人々は、感じの良い態度にひきつけられるからである。

私は宇宙最大の奇跡である。
私はたった今から、この瞬間にのみ生きる。仕事に没頭していると他のことは忘れる。市場にある時は、家庭のことは考えない。市場には、家庭のいる余地はなく、家庭には商売するための余地はがない。二つを混同させれば、私の仕事は破綻しかねない。これは昔からある教訓である。

私は宇宙最大の奇跡である。
私は見るために眼を、考えるために頭脳を与えられた。そして今、私は人生最大の秘密を知った。それは人生における様々な難関は、じつは成功の為の絶対の機会なのだ!と言うことである。問題、失望、心痛などは、表面上の姿を変えた「ラッキー・チャンス」なのである。
しかし、私の眼は開かれているので、その偽装された衣装にだまされることはない。私は衣の中に隠された真実を見抜くのである。

私は宇宙最大の奇跡である。
動物、植物、風、雨など、どれ一つとつとして、私と同じようにして生まれたものはない。なぜならば私は、愛の内に生を受け、目的をもって、この世に送り出されてきた者だからである。今まで私は、この事実に気が付いていなかったが、今はこの真理を悟っている。
この真理は、これからの私を導き、私の人生を築きあげていくのである。

私は宇宙最大の奇跡である。
大自然は敗北を知らない。自然は最終的には、つねに勝利者として姿を現わす。私もこれと同様である。一つの勝利ごとに、私は優れた戦士になる。
私は勝つ。私は偉大な商人となる。なぜなら私は、この世で唯一の存在だからである。

私は宇宙最大の奇跡である。







第3巻 継続

2023-06-20 06:12:37 | 日本

第3巻 継続

私は、成功するまで頑張り続ける。
私は敗北するためにこの世に生まれてきたのではない。
私は泣き言を言ったり、愚痴をこぼす者の言葉を聞かない。なぜならそれは、伝染性の病だか

私は、成功するまで頑張り続ける。
人生の栄光は、それぞれの旅の終わりにあるのであって、始めたばかりの地点にはない。目標地点に何歩で到着出来るのか、私には知る由もない。千歩歩いて後、私は失敗と出会うかもしれない。しかし、次の曲がり角の向こうに、成功は隠れているのかもしれない。だが、その角を曲がらない限り、何人も、そこに成功があるのかどうかは、決して知る事は出来ないのである。
私にできることは、ただ次の一歩を踏み出すことだけである。ゆえに、私は次の一歩を踏み出す。その一歩が無駄な一歩であろうと、有効な一歩であろうと、それは私の関知するところではない。
事実、一度に一歩だけ踏み出すことは、そう難しいことではない。問題は、それを繰り返せるかどうかである。

私は、成功するまで頑張り続ける。
私の毎日の努力とは、あたかも堅い樫の木に加えられた、斧の一撃のようなものである。最初に、斧が打ち込まれても、木は微動だにしない。二度三度と繰り返されても同様である。それぞれの一撃は無意味なり、何の効果も生じないように見える。しかし、子供じみた子の一撃も、それが繰り返されることにより、樫の木は、ついに倒れるのである。
今日の私の努力は、まさにこれである。
ほんの小さな試みも、それが繰り返されることによって、いかに困難な仕事でも成し遂げられることを、私は知っている。

私は、成功するまで頑張り続ける。
私は敗北につては、決して考慮しない。また、私の辞書には、次のような言葉はない!「やめる、出来ない、力が足りない、不可能だ、絶望的だ、撤退。そのような言葉は、私にはない。なぜならこれは愚か者の言葉だからである。

私は、成功するまで頑張り続ける。
売ろうとして失敗した時に学んだ知識は、次の販売の機会に成功をもたらすという考え方である。お客様の渋い顔つきは、やがては笑顔に変わり、そこに友情が生まれる。私の出会う不運の数々は、明日に幸福の種を私に運んでくるのである。
夜があるがゆえに、我々は昼の尊さを知っている。私は、ただ一度の成功を得るために数多くの失敗を必要としているのだ。

私は、成功するまで頑張り続ける。
私は先輩からの仕事の秘訣を学び取り、そのやり方を自分の仕事のやり方へ取り入れていく。一日が終わろうとするとき、疲れた体が家に帰りたがっても、私はもうひと踏ん張り頑張り、勝利を持って一日の終わりとしたい。
このようにして、明日の成功の種を、私は蒔き続けるのだ。

私は、成功するまで頑張り続ける。
私は、今日の成功をもって自分を甘やかし、自己満足とはしない。なぜなら、これこそが失敗の最大の基本的要素となるものだからである。
良しかれ、悪しきかれ、過ぎ去った日々の出来事は一切忘れることにする。
私は、今日こそが、わが人生最良の日と確信して、日の出を迎えるのだ。
成功の為の最大の原理とは、「やり続けることが、勝利への道だ」ということである。
私は励む、そして私は勝つ!




第2巻 愛

2023-06-19 07:33:06 | 日本

第2巻 愛

今日この日を、私は心からの愛をもって迎える。
なぜならばこれは、いかなる仕事においても成功するための最大の秘訣だからである。
腕力は盾を打ち砕き、人を殺すこともできるが、人の心を開くことはできまい。これが出来るのは、目に見えない愛の力だけでる。この愛の心をもって顧客に接しえぬ限り、私はただの行商人の域を出る事は出来ない。私は愛を持って、私の最大の武器としよう。私に呼びかけられた客は、私の愛の力の前では、結局は商品を買わないではいられなくなるに違いない。

今日この日を、私は心からの愛をもって迎える。
ではどのようにして、それをなしうるのか?
これより以降、私はすべてのものを愛の心をもって見ることにしよう。そして、私は生まれ変わるのだ。

私は太陽を愛する。それは私の骨の髄まで暖めてくれるからである。
また私は雨を愛する。それは私の心を洗い清めてくれるがゆえに。
私は光を愛する。それは私の行く手を照らしだしてくれるからである。
また私は暗闇でさえ愛する。それは私に星の輝きを見せてくれるからである。

私は喜びを歓迎する。なぜなら、それは私の心を広げてくれるからだ。
しかしまた、悲しみにも耐えよう。なぜなら、それは私の魂を開いてくれるからだ。
報酬は当然私に支払われるべきものだから。私は喜んでそれを受け取ろう。
しかし、障害も、それは私がその仕事に挑んだゆえに生じたことだから、同じく喜んで迎え入れよう。

今日この日を、私は心からの愛をもって迎える。
しかしどのような言葉をもって話しかければよいのか?
私は私の敵をたたえよう。これによって、彼らは私の友となろう。私は友を力づけよう。つねに私は、彼らを称えるべき理由を探すべく勤めよう。決して彼らの悪口をかき集めるようなことをするまい。他人を非難したくなったら、私は自分の舌を噛もう。反対に人を褒めたくなったら、私は屋根の上から大声で叫ぼう。

今日この日を、私は心からの愛をもって迎える。
それにはどのように振舞えばよいか。
私は人々の行為をすべて愛する。人の行為には、たとえ表面からはみえなくても、すべての人に、褒め称えられるべき性質のものが秘められている。
私は野心家を愛する。なぜなら彼らは私を勇気つけてくれるからである。
私は失敗者を愛する。なぜなら彼らは私に教訓を教えれくれるからである。
私は富めるものも愛する。なぜなら彼らは孤独だからである
私は貧しい人も愛する。なぜなら彼らはこの世の中でに一番多くいるからである。
私は若者を愛する。なぜなら彼らは若々しい信念を抱いているからである。
私は老人を愛する。なぜなら彼らは歳月をもたらしてくれた知恵をもっているからである。

今日この日を、私は心からの愛をもって迎える。
しかし私は、人々の行いに対して、どのように対応すればよいのであろうか。
その答えは、ただの一語をもって答えられる。
「愛をもって」、この一語である。
失意の時は泰然、得意の時は冷然とさせ、心の乱れを鎮めてくれる。
愛は人の心を開くための武器である。

今日この日を、私は心からの愛をもって迎える。
しかし私は、初めて出会う人々に対し、どのように接すればよいのだろうか?
方法はただ一つである。無言のうちに、心の中で、私は彼に近寄り、そして「私はあなたを愛している」と呼びかける。この言葉は、沈黙のうちに語られるが、しかしそれは、私の眼の中で輝き、私の唇に微笑みをもたらし、私の声の中にこだまする。そしてこのとき、はじめて彼の心が開かれるのである。

今日この日を、私は心からの愛をもって迎える。
私は何にもまして、自分自身を愛する。
私は独りよがりな自己満足に陥ることなく、瞑想と祈りによって、自らの魂を高めていこう。
私は自分の心が狭く、冷酷になるのを許さない。
人々と愛を分かち合い、寛容の心を成長させ、世界が温かい友情で包まれるのが、私の望みである。

今日この日を、私は心からの愛をもって迎える。
今より私は全人類を愛する。今この瞬間より、すべての憎しみは除かれる。なぜなら、もう私には愛する時間はあっても、憎む時間はないからである。今、この瞬間より、私は男の中の男になるべく、その第一歩を踏み出す。
たとえ、私には何の長所がないとしても、案ずるには及ばない。愛さえあれば、成功への道は必ず開けるのである。

今日この日を、私は心からの愛をもって迎える。
そして私は成功する。

天命を知り、それに向かい、精進努力する。






第1巻 習慣

2023-06-18 07:37:48 | 日本

第1巻 習慣

今日、私は新しい人生を始める。
今日、私は古い皮膚を脱ぎ捨てて、まったく新しい人間となる。その古い皮膚とは、長い間、失敗やとるに足らなぬつまらぬことに悩み、傷跡だらけになった、私の心の皮膚である。

成功を得るために、苦難という代償を支払う必要はもうない。自然が私のからだに痛みという苦しみを与えてはいなかったように、私の心にもは与えられてはいないのである。今、私は無知の暗闇を抜け出て、富、地位、幸福の陽光のもとへ導かれるのである。そして莫大な報酬を私は手にするのだ。

ではどうやってこの目的を達しうるのか?
答えは簡単である。
「今すぐ出発する」これが答えである。
しばしば老人がわけしり顔に説く経験や知識は、さほど重要なものではない。われわれ人間は、すでに大自然から、万物の霊長であるという能力を与えられているではないか。
この全10巻の巻物の中にある教えは、真理として永続する。そしてその教えは今、私の手中にある。

定められてなぜなら、成功とは、各人の気持ちのあり方の問題であるからだ。ある成功の報酬も、それが小さすぎると感じる人にとっては、成功とは思えないであろうし、同じ程度の報酬でも、成功したと喜ぶ人には成功である。
また、「失敗とは、それが何であれ、その目的の地に到達できないことをいう」のだから。事実失敗者と成功者の間に横たわるただ一つの違いとは、「習慣の違い」である。良い習慣は、あらゆる成功の鍵である。悪い習慣は、鍵のかかっていない失敗という名の部屋のドアのようなものである。

かくして、すべてに優先して、私の守るべき最初の法は、
『私は良い習慣をつくり、自ら、その奴隷となる』
すべての成人がそうであるように、自分の習慣の奴隷である。私の自由意志というものは、とっくに、長年つみあげられた習慣の中に閉じ込められており、私の過去の業績は、すでに定められている運命の道を歩まざるをえないよう、私の未来を強制しているのである。もし、私が習慣の奴隷にならざるをえないのなら、良い習慣の奴隷になろう。自分の悪い習慣は、ただちに排除されなければならない。

私は良い習慣をつくりだし、その奴隷になる。
しかし、どのようにすれば、このような至難の技を達成できるのだろうか?
それは、この巻物によって可能になるのだ。
その秘訣の根本的原理は、「ある習慣を変えるものは、新しい他の習慣だけである」という自然の法則にもとづいているのである。
新しい習慣づくりの第一は、この巻物を読むという行為である。
私は、次のやり方で、自分を鍛えていく。
それぞれの巻物は、30日間かけて読み続けなければならない。
その読み方は、朝起きたら、先ず黙読する。昼食をすましたら、ふたたび黙読をする。そして、一日の終わり、眠りにつく前には、もう一度声を出して読むのである。音読することはもっとも大切な点であるから、決して忘れてはならない。
翌日も、このやり方を繰り返す。これを30日間続けるのである。
そして、次の巻に移り、同様にして30日間つづける。
このようにして、私はすべての巻物とともに生活し、巻物を読むことは、私の生活の一部、すなわち習慣となる。
毎日、読み返していると、巻物は、ついには私の思考意識の一部となる。それは、私の、もう一つの心とも呼ぶべき場所にしみこんでいき、私の理解しがたい神秘的な力となる。それは、私に夢をつくりださせ、しばしば不思議な行動を私にとらせるが、結局それは、目的達成のための最短距離だったことが後からわかる。
この習慣がつづけられていくうちに、私は不思議な力に目覚めはじめる。
朝起きるごとに、それまでに覚えたことのないような活力が体内にみなぎっているのを知る。かって、夜明けの時に覚えた、あの漠然とした不安感は一掃され、やる気は増し、希望に燃え、世の人々とあいたくなる。今まで思ってもみなかった幸福な世界があることを知るようになる。
知らず知らずのうちに、私は日常生活の中で直面する出来事に、巻物の中で説かれている方法を持って、対処している自分の姿を見出すよになる。そしてまもなく、それらの行動や反応が、ご簡単かつ自動的に行えるようになる。なぜなら、反復された練習の効果は、いかなる行為も容易にするからである。

こうして新しい良い習慣は私の内に誕生する。なぜなら、絶えざる繰り返しにより、その行為が容易になると、それを行うことが楽しみになるからである。

今日、私は新しい人生を始める。
私は、巻物を読むことを、一日たれとも欠かさない。なぜなら失った一日はけっして取り戻すことは出来ないし、また他日を持ってそれを取り替えることも出来ないからである。私はこの習慣を破ってはならないし、また破るつもりもない。
また、この毎日の習慣を続行する労力などは、この習慣がもたらす成功と幸福の喜びを思えば、とるに足らないささなことである。

今日、私の脱ぎ捨てられた古い皮膚は、塵(ちり)となって消えていく。
私はさっそうと人々の間を歩いていく。私はすっかり生まれ変わり、まったく新しい人生を歩きはじめた人間だからである。













「地上最強の商人」

2023-06-17 07:38:03 | 日本

「地上最強の商人」
                                        オグ・マンディーノ著(要約)


成功するための普遍の習慣を手に入れたい方は、ぜひ最後までご覧ください


◎「世界最強の商人」(角 川文庫)書籍の概要

この本は、1968年にアメリカで出版されました。時代に影響され、生活が破綻した筆者のオグ・マンディーノ氏が保険会社で成功した「習慣」が書き記されています。
その後、日本でも「地上最強の商人」として翻訳され販売されました。 しかし、定価で1万円ほどする超高価な本です。

この「地上(世界)最強の商人」のストーリーは、主人公のハフィッドは世界一の商人であるパトロ スと出会います。大富豪にあこがれるノヽフィッドは、成功者であるパトロスヘ成功の秘訣とはなにかを訪ねます。パトロスはハフィッドに1つの誓いを立てさせます。それは「これから託す巻物の指示を守れるか?」というものでした。巻物に書いてあることを忠実に守ることで、大富豪になれると言いました。
そして、ハフィッドに全てを託され 全10巻の巻物と向き合うのでした。


◎良い習慣を手にするためのルール

1.巻の巻物を、毎日、朝昼晩の3回読む。
2.朝と昼は黙読をする。
3.夜は音読をする。
4.これを30日間続けて読み、次の巻物に移る。

という4つのルールです。但し、形と時間に囚われないことが大切です。

この方法は、巻物の内容を意識しなくても行動できるようにするためだと書かれています。
成功する方法は「良い習慣を手に入れて、その奴隷になることだ」と書かれています。
つまり、良い習慣を手に入れ、それを毎日奴隷の如くこなすことが成功への鉄板法則だと言つ ています。
では、「良い習慣」とはなんでしょうか? それが、10巻の巻物にかかれています。


◎10巻の巻物とは

1.習慣
2.愛
3.継続
4.奇跡
5.人生最後の日
6.感情
7.笑顔
8.自分の価値
9.行動
10.祈り

45週間に渡る長期プランを実践し、成功者になって下さい。