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「熱中症と塩分補給」

2024-07-13 10:01:15 | 日本

料理に食塩を使う、また高血圧予防に塩分カットをすると、熱中症になり死に至るリスクが高まります。体内の電解質バランスが狂うからです。

皮膚や筋肉や臓器にはミネラルが貯蔵され、これがイオン化することで生体活動を正常に保っています。ミネラルが多すぎたり少なすぎると心臓も筋肉も内臓も異常な動きをします。
一例として、食塩(塩化ナトリウム)を摂りすぎると体液中にナトリウムが増えて、これを希釈しようとして体内水分の排出(汗・尿)も制限されます。そうすると体内熱量を放出できないから体温が上がり、結果、心臓の動悸や筋肉マヒ、さらには失神するという熱中症状になります。逆に塩分カットをすると、活性の低下による歩行障害やマヒ、転倒による骨折、認知症などのリスクが高まります。

食塩の普及は1980年代から始まりました。近海の水質汚染が進んだことから、化学反応で容易に製造できる食塩が人気となって、塩田が廃止。それから熱中症という病名がトレンドになってきています。

海水を干して作る海塩に含まれるマグネシウム、カルシウム、カリウム、ヨウ素は、主成分の塩化ナトリウムと相反する働きをするので、海塩を摂れば電解質のバランスが改善されることになります。

食塩以外にも、化学反応で製造される食品添加物や製薬を長期的に摂取していると、様々な副作用をもたらします。





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