龍の声

龍の声は、天の声

過去の執着か、未来への実績か!

2010-05-20 08:04:34 | 日本
 「過去の執着か、未来への実績か!」

恐ろしい閉塞状態に陥っている日本。政治は国民の信頼を完全に失い、今や無党派層が数千万人にまで膨れ上がっている。にもかかわらず、この現象が一体何を意味しているのか、未だに分っていないのが永田町の住人である。国民は最早、あきらめ半分、無気力半分、この閉塞状況を跳ねのける怒りすら起こってこない。通常、このような状態になれば軍隊によるクーデターが勃発する。だが、わが国自衛隊はそれを起こす気配すらない。果たして、この国は一体どうなってしまったのか?このままでは何かが起こる。とてつもないクラッシュが突然起こる予感がする。転覆寸前の日本丸を何んとかしなくては!心が強く痛む。
ここで再度、わが国が如何なる状態にあるのかを再確認しておきたい。先ず内憂であるが、日本の借金は平成二十年時点ですでに九七二兆円に達している。全国民の金融資産は一二〇〇兆と言われているが、実際には一〇六三兆円(住宅ローンや保険などを除く)に過ぎない。差額は一〇〇兆円を切っている。一方、今年度の国家予算は、戦後初めて国債発行額が税収を上回る四四兆円となった。来年以降は五十兆円を軽く越えると発表されている。このままでは二年以内に日本は事実上の純債務国に転落する。そして日本経済は破綻する。さすれば時間の問題でハッパーインフレが起こるだろう。将に、青天の霹靂となる!これ程の重大事が目前に迫っているのに、政府は何の手立ても打ち出せないでいる。次に外患であるが、二年先には中国では新しい国家主席が誕生する。親中寄りに傾く?台湾でも総統選挙が行われる。十一月には、中国への接近を計っている米国の大統領選挙がある。すなわち東アジアは、二〇一二年に向けて中国を軸とした重大な変化が訪れようとしている。自立か!滅亡か!まさにわが国は、このような内憂外患の中を彷徨っている。然るに民主党政権は何の手立てもなく、さらに国家解体への道をすすんでいる。宇宙人鳩山総理の動きにもよるが、現状では恐らく衆議院の解散は任期満了の三年先までないだろう。さすれば国民が国政を変えるチャンスは二〇一三年まで来ない。となると、この度の参議院選挙の位置付けが極めて重くなってくる。新党が乱立する中、「過去の執着か、未来への実績か!」我々は選ぶべき政党や候補者をこころしてかからなければならない。

私自身は、首長連合の山田宏党首(現杉並区長)が率いる、よい国つくろう!「日本創新党」を全面的に支持する!
これしかない!