「ツインソウル」

今回は、飯田史彦さんの著書「ツインソウル」の解説をしたいと思います。

この本は、「飯田さん本人が臨死状態のときに体験した出来事を記述したもので、」
基本的には大変よい本です。ただ、問題の多い本でもあります。

というのは、私の印象では、6割が正しく4割が間違いだからです。
そこで、間違いだと思われる部分を指摘したいと思います。

① “究極の光”は“神”そのものではない。
本の中で、“究極の光”と飯田さんが対話をするところがあります。
飯田さんは、その“究極の光”を“神”そのものと考えているようですが、そうではありません。“究極の光”は、高級霊の一人です。

② “ツインソウル”は、一つの魂が分かれたものではない。
飯田さんは、“ツインソウル”を一つの魂が分かれたものと定義づけています。しかし、それは違います。
“ツインソウル”を定義し直すとすれば次のようになります。
「転生において、夫婦であることが圧倒的に多かった魂。」そして、もちろん別々の魂です。

③ 残存思念?
飯田さんは、「幽霊など存在しない。よくある幽霊騒動は“残存思念”によるものだ。」と主張しています。しかし、“残存思念”など持ち出す必要はありません。

④ 飯田さんは“イエス”の生まれ変わりではありません。
本文中(P.155)に、飯田さんが“イエス”(or仏陀)の生まれ変わりだと告げる場面があり、私はビックリしてしまいました。
もちろん飯田さんは“イエス”ではありません。“イエス”は、それほど安くありません。

⑤ 第三章は読む価値がありません。
第三章に、宗教についての飯田さんの意見を述べていますが、これは読む価値はありません。
私には、飯田さんの、「スピリチュアリズムへの理解の浅さを告白している文章、」としか思えませんでした。

こうして批判ばかりを書いてきましたが、誤解しないでほしいのは、この「ツインソウル」は、基本的には大変よい本だということです。
特に“究極の光”との対話は、感動的です。

付記:
ということで、「ツインソウル」の中から、「極限までまぶしい光との対話」の一部(私が一番感動した部分)をupしました。↓
http://www2.kct.ne.jp/~ryuji58/iida1_001.htm
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