関東大震災の火災旋風②

※関東大震災の火災旋風の怖ろしさ紹介した当時の新聞記事です。
http://www.asahi.com/special/kotoba/archive2015/mukashino/

今度の大災禍で酸鼻の極を尽したのは何んといっても本所の被服廠跡に避難した三万五千人の焼死である、

当局でも手の付けやうなく六日に至るも未だその儘になってをり異臭四辺に漲り悲惨とか惨憺とか云ふやうな形容詞を以てはとても言ひ現すことが出来ない、

被服廠跡は約一万五、六千坪もあらうか、それが全部死体で覆ひ尽され殊に石原町停留所前に当る箇所は十重二十重に折り重なって焼死してゐる、

道路に沿ふた小溝には死体を以て埋め尽され焼け斃れて老若男女の区別すら付かず、能く見ると中には小児を確と抱いたまま死んでゐる女もある、殊に表門のあたりは火勢猛烈だったと見え幾百の死体は全部骨片となり風に吹き捲られて骨粉が塵埃の如く舞上る、

これだけ広大な空地だから絶対安全と決め老幼婦女は概ね此処に避難したのだが一時に四辺を猛火に包まれた上、安全地帯と考へただけに可なり沢山ここまで持ち出した荷物が手伝って大旋風起るや一堪りもなく瞬く間に三万五千の人々が焼き殺されたのである、』


火は水より、はるかに怖ろしい。
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関東大震災の火災旋風

関東大震災の火災旋風がニュース記事になっていました。

※「火災旋風の生存者手記発見 関東大震災、3万8千人犠牲」
https://news.yahoo.co.jp/articles/1170712a83ed83996bf81104c

1923(大正12)年の関東大震災で、地震後、陸軍被服廠跡(東京都墨田区)の空き地に避難した約3万8千人が火災や、それに伴う旋風などで死亡した。

その惨劇を生き延びた男性の手記4冊が23日までに見つかった。

死者10万人超だった震災で、最悪の被害をもたらしたのは「火災旋風」と呼ばれる発生条件が未解明の現象。大都市の木造住宅密集地に囲まれた広場などで、今後も起きる危険性は否定できない。将来の巨大地震への備えとして、100年前の体験から多くの教訓が得られそうだ。

男性は、陸軍の軍服工場「被服廠」の跡地の前に住んでいた山岡清真さん(03~81年)。

72年に書いたとされる手記は震災当日の23年9月1日、避難した被服廠跡で旋風に襲われた瞬間を描いている。

「眞黒な雲か煙が押寄せて来て(略)瞬間身体が宙に浮き上り(略)ドスンと落ちました」

「トタン板や家財道具に火がついて飛び交う様は、これが地獄の何丁目かと思った」などと記している。』
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大地震の前は暑い

この夏は暑くなりそうです。

※「1か月予報 猛暑に警戒 来週後半から10年に一度クラスの高温も お盆も厳しい暑さ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5dc613422a5810ade5e



※前にも紹介した「暑さと大地震」の記事です。
http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-699.html

1923年、関東大震災を、その年の1月に予言していた易学者「小玉呑象」(こだま・どんしょう)は、その著「地震の予知」でこう語っている。「地震が起こるときは、温暖な気候のものなり」1703年「元禄地震」、1707年「宝永地震」、1828年「越後三条地震」、1847年「善光寺地震」、1854年「安政東海地震」、同じく1854年「安政南海地震」、1855年「安政江戸地震」、1923年「関東大震災」、いずれの場合でも地震が発生する前には「暑さ」が関係している。』
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伊藤貫氏の近現代史②

伊藤貫氏の記事が評判が良いようなので、もう一つ動画を紹介します。

※「歴史の真実が公になる時代に…次期大統領候補が危険を伴いながら言及し続けるアメリカの裏側」西田昌司×伊藤貫 シン・外交安保対談Ⅱ VOL.3


ついさっきupされた動画です。
凄い!そして面白い!!!
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伊藤貫氏の近現代史

伊藤貫という人の近現代史が気に入って、いろいろと動画を見ています。

※「酷すぎる汚職の実態…ウクライナ戦争を煽った2人の人物と、金で法案すら変えてしまうアメリカ政治の腐敗」西田昌司×伊藤貫 シン・外交安保対談Ⅱ VOL.2


※特番『伊藤貫先生登場!戦後吉田茂から続く”親米保守”では日本は滅びる!』ゲスト:国際政治アナリスト 伊藤貫氏


※特番『伊藤貫先生再登場!欧米の単純な”ウクライナ分析”と情緒的な日本人』ゲスト:国際政治アナリスト 伊藤貫氏



面白いし「陰謀論」過ぎないところが良いです。

ところで「自民党から総理大臣を出しているときに大震災は起きていない」という事になっていますが、
1946年12月21日 昭和南海地震(M8.0)
は、吉田茂総理のときに起きています。
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天明の大噴火から240年

【火山噴火予知連】口永良部島と浅間山 活動が高まり噴火の可能性(7月13日)


さて、今年は浅間山の天明の大噴火から、ちょうど240年です。
1783年8月5日(天明3年7月8日) 天明大噴火

つまり60年周期でも80年周期でも同じ巡り合わせとなります。

また関東大震災から100年でもあり、
やはり今年は何が起きても不思議ではない雰囲気です。


(東京オリンピックの開会式)
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黒点数情報

※黒点数情報が更新されました。
http://swnews.jp/2023/swnews_2307041438.html

2023年6月の黒点相対数は 163.4 と発表されました。
2023年1月の143.6を超えて、
現在の第25期の最高値を更新しました。

前の周期の第24期の最高値である
2014年2月の146.1も超えています。』


今は「2014年~2015年」頃と似てきました。

2014年9月27日 御嶽山噴火
2014年11月22日 長野県北部の地震(M6.7・震度6弱)
2015年5月30日 小笠原西方沖の地震(M8.1・震度5強)


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シュタイナーの思想(アーリマンとルシファー)

シュタイナーのアーリマンとルシファーの考えが興味深かったので、少し調べてみました。

※こちらの記事が分かりやすい。
https://noos.cosmolifeology.com/steiner_18/

アーリマン:人間を物質世界へ縛りつけようとする存在
ルシファー:人間を霊的世界へ引き上げようとする存在


アーリマン意識が良い方向に発揮されると、この世の進歩につながる。
しかしながら人間にはルシファー意識である霊的なものも必要。

アーリマン意識が極端に出ると「目に見えるものが全て、金が全て」となる。
ルシファー意識が極端に出ると「カルト宗教やスピリチュアルなものに、のめりこんだ状態」となる。

アーリマン意識、ルシファー意識ともに人にとって不可欠なもので、そのバランスが重要。

ところで大川隆法氏の初期の著作で「シュタイナーは如来」という記述があったことを記憶しています。

なるほど納得です。
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