牛伏寺断層の地震確率、30年で25%に倍増

※「牛伏寺断層の地震確率、30年で25%に倍増 京大が試算」という記事がありました。↓
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120302/dst12030211550005-n1.htm

『 2012.3.2 11:51
長野県松本市付近の活断層「牛伏寺(ごふくじ)断層」で30年以内に大地震が起きる確率は、東日本大震災に伴う地殻変動の影響で従来の14%から25%程度にほぼ倍増したとみられることが、京都大防災研究所の遠田晋次准教授の分析で1日、分かった。政府の地震調査委員会は大震災後、同断層など5つの活断層で確率が高まった可能性を指摘したが、具体的な試算は初めて。

牛伏寺断層は日本列島の中部を横断する「糸魚川-静岡構造線断層帯」の一部。地震調査委の評価によると、周辺の断層と連動してマグニチュード(M)8程度の地震が起き、30年以内の発生確率は全国の主要活断層で2番目に高い。計算手法は異なるが、試算した25%の確率は活断層としては突出して高く、全国最高とみられる。』
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過去の地震

※ウィキペディアの「地震年表」から、過去の地震を抜き出してみました。
すると、すべて同じパターンです。

※1854年12月23日・24日 安政地震(東海・東南海地震+南海地震)
1855年3月18日 飛騨地震 - M 6.8、
1855年11月11日 安政江戸地震 - M 7.1、
1856年8月23日 安政三陸沖地震 - M 7.5、
1857年10月12日 伊予・安芸で地震 - M 7.2

※1896年6月15日 明治三陸地震 - M 8.2〜8.5、
1986年8月31日 陸羽地震 - M 7.2、
1987年2月20日 宮城県沖地震 - M 7.4、
1987年8月5日 三陸沖で地震 - M 7.7、
1898年4月23日 宮城県沖で地震 - M 7.2、

※1923年9月1日 大正・関東大震災 - M 7.9(Ms 8.2)、
1924年1月15日 丹沢地震 - M 7.3、
1924年8月15日 茨城県沖で地震 - M 7.2。
1925年5月23日 北但馬地震 - M 6.8、
1926年7月11日 沖縄本島北西沖で地震 - M 7.0。

※1933年3月3日 昭和三陸地震 - M 8.1(Mw 8.4)、
1933年6月19日 宮城県沖で地震 - M 7.1、
1933年9月21日 能登半島で地震 - M 6.0、
1934年2月24日 硫黄島近海で地震 - M 7.1、
1935年7月11日 静岡地震 - M 6.4、

※1946年12月21日 昭和南海地震 - M 8.0(Mw 8.4)
1947年○月○日 ○○○
1947年9月27日 与那国島近海で地震 - M 7.4、
1948年6月28日 福井地震 - M 7.1、
1949年7月12日 安芸灘で地震 - M 6.2、

※1963年10月13日 択捉島沖地震 - Mj 8.1(Mw 8.5)、
1964年○月○日 ○○○
1964年6月16日 新潟地震 - Mj 7.5、
1965年4月20日 静岡県で地震 - Mj 6.1、
1965年8月3日〜1970年6月5日 松代群発地震 - 最大Mj 5.4(1966年4月5日)、

※1994年10月4日 北海道東方沖地震(M8.2)
1995年1月17日 阪神大震災(M7.3)
1995年5月27日 北樺太(カラフト)北部地震(M7.6)
1995年12月4日 択捉(エトロフ)島付近の地震(M7.2)
1996年10月19日 日向灘の地震(M6.8)

※2006年11月15日 千島列島の地震(M8.3)
2007年3月25日 能登半島地震(M6.9)
2007年7月16日 新潟県中越沖地震(M6.8)
2008年6月14日 岩手・宮城内陸地震(M7.2)
2009年8月11日 駿河湾の地震(M6.5)


したがって、今回は、
※2011年3月11日 東日本大震災(M9.0)
2011年7月10日 三陸沖地震(M7.3)
2012年1月1日 鳥島近海の地震(M7.0)
2012年(7月~10月) ???
2013年(秋~冬) ???


※なお一昨日書いたとおり、スマトラ沖地震の場合も、まったく同じです。↓
http://blog.goo.ne.jp/ryuji58517/e/8e39abaee083a14b0e6b59dda7b81184
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私の地震についての印象

※私の地震についての印象は、次のとおりです。
『「地震が増えてきたな~」と思っていたら、身構える間もなく、本命地震が起きる。
そして、そのあと、
しばらくの間、その他もろもろの地震が起き続ける。』


したがって、「大きな地震が続いていて、やがて本命地震が起きる、」
という印象は、私にありません。

つまり、今回の、
「11月下旬に“前ぶれ地震”があって、
元旦に、本命の“鳥島近海の地震(M7.0)”が起き、
その後、その他もろもろの地震が起きている、」

でイメージは合っています。

2011年11月20日 茨城県北部の地震(M5.5)
2011年11月21日 広島県北部の地震(M5.5)
2001年11月24日未明 福島県沖地震(M6.0)
2011年11月24日夜 浦河沖地震(M6.1)

2012年1月1日 鳥島近海の地震(M7.0)

その他もろもろの地震


したがって、さらに大きな地震(直下型M6後半を含む)が起きるには、
“仕切り直し”が必要だと考えたのです。

つまり、それが【7月~10月】の山場予想です。
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大きな地震が続いている

※大きな地震が、立て続けに起きています。
平成24年03月01日07時32分頃 茨城県沖 M5.4 震度5弱
平成24年02月29日23時32分頃 千葉県東方沖 M5.8 震度4
平成24年02月29日20時31分頃 三陸沖 M5.1 震度1
平成24年02月29日18時00分頃 福島県沖 M5.3 震度4


※前に書いたとおり、【2月末~3月初頭】は大きな地震が起きやすい時期です。
1933年3月3日 昭和三陸地震(M8.1)
1952年3月4日 十勝沖地震(M8.2)
2001年3月1日 アメリカ・シアトルの地震(M6.8)
2010年2月27日朝 沖縄近海の地震(M6.9)
2010年2月27日夕 チリ大地震(M8.8)
2010年3月4日 台湾南部の地震(M6.4)


数日は、警戒が必要でしょう。

しかし私としては、すでに【7月~10月】山場予想をしているので、
複雑な気持ちです。

(※結局、「安政地震」のパターンを辿るのでしょうか?)
1854年12月23日・24日 安政地震(東海・東南海地震+南海地震)

1855年3月18日 飛騨地震 - M 6.8、死者12人

1855年9月13日 陸前で地震 - M 7.2。
1855年11月7日 遠州灘で地震 - M 7.0〜7.5、安政東海地震の余震。
1855年11月11日 安政江戸地震 - M 7.0〜7.1、死者4,700〜1万1,000人。
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