5月9日(火)曇、晴 気温11-20℃ 湿度40-65% 風速1-2m/s
三鷹市内の「船溜まり」について
三鷹地域には上連雀堀合欅橋付近と井の頭橋際に「三郎兵衛船溜まり」(名主高橋三郎兵衛氏)が設けられていました。
当時の井の頭橋は、長さ5間(9m)、幅5尺(1.5m)の木製の橋でした。この橋の下流側は地形・形状から見て、船溜まりに適していたようです。
現在の玉川上水に架かる「井の頭橋」は、上流部の牟礼4丁目1番付近(この地区を「いなり山」「いかり山」と呼ばれていた)に稲荷神社があっことから稲荷橋と呼ばれていました。
稲荷神社があったことから宮裏橋と呼ばれていたとも思われます。
牟礼神明社の北側に架設されている宮下橋(宮裏橋)と間違える人も多いようですが、地形や川の形状・直線で流れが速く、船溜まりが設置された形跡はうかがえない。(古地図、古老)