晴(Fine)温度(Temperature)10-19 ℃ 湿度(Humidity) 30-55% 速度(Wind velocity) 1-3m/s
今日の感想 昨日は「昭和の日」、激動の日々であった。戦後の復興、経済成長など、昭和を顧みて、今後の日本に思いをはせる。
嵐に遭遇し、大海に漂流している日本。責任は第一に舵を握っている政治家やリーダーにある。しかし、民主主義国家である以上、政治家を選ぶ国民の責任もあると思う。
先祖祭祀を重んじる儒教文化圏にある日本、中国、韓国は歴史への思いが強い。日本が中国、韓国との歴史対話が難しいのは近隣国であり、先祖崇拝や利害関係が存在する。そうした中でも儒教の影響が少ない日本は昭和時代の歴史に対する意識が低い(間違った隣国への配慮もあるが・・・)。
結果として、根無し草、浮き草状態になり、将来、これが昭和史となることの怖さを感じる。
昭和の時代には一億総中流という言葉で象徴されるように国民が働き、汗をかき日本の経済構造を支えてきた。何かあるときは「公」の意識を優先させ、国民の一体感があった。
しかし、今の日本には一体感の欠如、社会は分裂し、社会格差、「公」より「私」を優先し、わがままも通せる時代となった。それは一般国民だけでなく、政治家、マスコミに至るまで見られる現象であると思う。かつてない先行き不透明、わからない状況になっている。