石井良司  

       気の向くままに、出来事や感想を書いています   
    

玉川上水の「船溜まり」

2023年05月08日 | 日記
5月8日(月)雨、曇、晴 気温10-21℃ 湿度40-95% 風速1-5m/s
              
玉川上水の「船溜まり」について
要所要所には、「船溜まり」がありました。
玉川上水の川幅は、羽村から小川村まで2間以上(約262㎝)ありましたが、小川村から高井戸の大六天橋までは9尺(約273㎝)でした。当時の調査では上水両縁の拡張工事は、24か所ありました。
また、上水に架る橋は、舟の走りと曳舟のため、平水面から五尺(約160㎝)の嵩上げ(かさあげ)が必要でした。
明治3年3月22日には、舟溜の設置許可が下りていますから、それまでに実施していたと思われます。
(多摩百年史研究会編著 東京都市町村自治調査会、福生市史)
しかし、実際には小川村から下流は、2間以上確保されていない箇所も多かったと思われます。
一方、通船事業として村役人・政府の役人の出張,商用,行楽(多摩から浅草のお酉様参りや小金井堤の花見など)にも利用されていた。

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