葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

「無料」をうまく活用する方法

2012-11-14 09:21:57 | マーケティング
葬儀業界に限らず、「サービスしておきますね」という文言と、特典は
よく使われる話ですね。

ただこれは使い方を間違えると、ただの売上ダウン・利益ダウンになります。

どんなお店にも、集客商品や収益商品というものがあります。
葬儀業界はサービス業ですから、人的サービスを如何に売るかが重要なポイント
であるはずです。

ですが、なんでもかんでも無料でサービスしてしまうということ。

もちろんそれ自体はお客様に喜んでいただけることは言うまでもありません。
ただし、それは本来生み出している付加価値を無料で提供しているということ
になるので、自分たちの利益に影響を及ぼしてきます。

結果的に経費を下げなければならない状況になり、人件費に影響が及ぶ。

三方よしという言葉がありますが、この状況は「売り手良し」の状況が完全に
漏れていますよね。


だた、私のご支援先でこの無料サービスをうまく活用しているところがあります。
ここは人的サービスではなく、モノの無料提供ですが、今回、無料でこれまで貸出
していた商品を新しく買い換えました。

本来的には料金をいただきたいところですが、無料は貫きます。

そういった場合、この社長がお客様に言う言葉があるそうです。

「全然、お金はいただきませんので、うちの宣伝をしておいてくださいね」

さらっと、笑顔で、冗談っぽく言うのです。


小さな一言ですが、実はこれは非常に重要な一言です。

紹介の多い営業マンというのは、「紹介してください」という数が圧倒的に多い
といいます。

この一言は、紹介を促す一言。冗談のようですが、この積み重ねは大きな違いに
なるでしょう。

無料で提供をするには、「無料」である理由が必要ですが、そうでない場合も
うまく「無料」を活用しないといけませんね。


本日もありがとうございました。


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