葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

イベントのゴール設定をどこに置くか

2013-08-04 08:58:17 | マーケティング
昨日はご支援先のオープニングイベントでした。
結果としては予想以上の数字で、全員でお客様に感謝、感謝するばかりでした。

さて、こういった感謝祭イベントについては、様々な葬儀社様で実践されて
いるかと思います。

いわゆるこのイベントの「成功」をどのような指標で捉えていますでしょうか?

人数が1000人来た、2000人来たでよいのか。
逆に集客が100人ならばそれは失敗となってしまうのか。

私はこのイベントの成功については、「1会員当たりの獲得コスト(CPO)」で見るように
しています。

要するにいくらのお金をかけて、何件の会員獲得ができたのかです。


イベントはやはりお金をかける以上、ただの感謝で終わるべきではないと思っています。
販売促進費は将来の売上を作る先行投資です。

ですから販売促進費として使う以上、将来売上につながるゴール設定をしなくては
なりません。

そのためには「会員獲得」は、絶対に抑えておかなければならないところになります。

CPOは、どんどん高くなっています。
互助会のシェアが高い地域や、ライフサイクルが進んでいる地域では、
CPOが40000円近くになっているところもあります。


今回のイベントでは、CPOが13000円程度でした。
これは十分な成果と言えます。


CPOを高くしようと考えれば、実はお客様を呼びすぎないことも重要だったりします。
今回も私を含め、お客様ご案内係は4名で対応しました。

ただ一度にお客様が集中している時間は、十分な対応ができず、結果としてその時間の
会員入会は少なかったように感じます。


CPOという観点を持っておけば、イベントの効果測定がきちんと行うことができ、
さらに次への改善がしやすくなりますよね。

本日もありがとうございました。


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