葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

「抽象」の大きな意義とは?

2011-05-05 20:12:14 | 経営
私は「抽象的」という言葉よりも「具体的」という言葉の方が好きです。
それは「行動」を何よりも大事にするからこそ、具体化することで実行力が高まると考えているからです。

会議を行う際にも、如何に具体的な解決策を出すかをゴールとして設定することも多くあります。

ただ、先日「抽象的」だったからこそよかったと思える会議に出会いました。


船井総研では年に1度、リーダー以上が集まる幹部研修会というものが行われます。
その中でディスカッションを行っています。

コンサルタントが多く集まるとディスカッションも大変です。
私だけではなく、多くのコンサルタントは「具体的」であることを好みますし、
「言葉の定義」というものを大事にします。

今回はディスカッションの中で話題となった言葉は、「グレートカンパニー」です。
これは今船井総研が抱えるコンサルティングテーマでもあります。

ロゴにも「明日のグレートカンパニーを目指す」と入れているくらい、大切にしている言葉です。

「グレートカンパニー」というものに決まったものはありません。
もちろん社内における定義はあります。

ただし、これが全コンサルタントにとって語れるほどの理解があるとは、残念ながらいえません。
だからこそ、こういった言葉に対して議論を交わすことで、それぞれが深く考えるようになります。

考える過程で理解が深まっていることをとても実感しました。


課題解決であったり、「決定」が必要な会議は、もちろん具体的なゴールが必要だと思います。

その一方、理念を会社全体で共有し、目指すところを同じ方向にする過程というのは、
決して具体論ではダメなのだろうと思いました。
全員が納得するには、それだけの議論が必要です。
それだけの議論をするには、抽象論の方が良いときもあるようです。


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