富士塚№13
寛政元年(1789)の築造と言われ、円墳形に土を盛り上げ、富士山の溶岩は頂上近くのみ配されてい ます。頂上に至る登山道は自然岩を用いた階段となっており、山腹にはクマザサも植えられていま す。山裾の御影石の里宮(浅間社)をはじめ、7合目には身祿様が安置されている洞窟、烏帽子岩、釈迦の割れ石、山頂にボク石で覆われている奥宮等富士山を再現しています。また富士塚の前にある池に みたてた場所には毎年開山式(6月3日)の頃菖蒲が咲き、訪れる人の目を楽しませています。
まずは全体を見渡してみました。立派です、とても立派な富士塚です。
解説文
案内図
登山口は3つあるようですが真ん中の登山口から登ります。
鳥居をくぐると橋があります。この池に5月頃、菖蒲が咲くのでしょう。
橋を渡り終えると中腹の浅間社が見えてきます。
石碑もいくつか見えます。
何合目かを示すモノが見当たらないような気がしますが私が見逃したのでしょうか?
中腹の里宮(浅間社)です。
ここで山頂を眺めてみます。ぬっ!険しい道もあります。こちらを行くと山頂に辿り着いてしまいそうなので遠回りで行きます。
おっ!!何かミニトマトのようなものがなっています。なんという植物でしょうか?
再び山頂を目指し登り始めます。
登山道は富士塚の裏側へと行きます。甲賀稲荷を眼下に進みます。
溶岩石が多くなってきました。
さらに登山道は進みます。
しめ縄がされた石碑がありました。
気を付けて登って行くと山頂へ到着です。
山頂 奥宮
お参りして景色を堪能します。二本突き出ている岩が「釈迦の割れ石」と呼ばれています。
裏側。右下の黒い岩のへこみに水が溜まっていて「銀名水」と呼ばれているのですが今日は水が溜まっていませんでした。
もう一つ山頂裏側。御神木より巨大で太い銀杏の木があります。
山頂から右側
山頂から左側
山頂正面
そして正面下を見ると登山道があります。ここから下山することにしました。急です。気を付けて下りないと。
まっすぐ下山するともと来た道に繋がるので裏側へ行く登山道へ。するとほろ穴があり石像「身禄様」がありました。ちなみにここが7合目だそうです。
神楽殿側へ下りました。
また石像がありました。
甲賀稲荷神社側登山道
登れば同じ道に繋がるのですが、急で溶岩石が険しいです。
いや~都内最古の富士塚。素晴らしかったです。撮りまくりました。社務所にてこのような登山記念の御朱印が販売されているそうです。
最後に境内外の道路、富士塚の裏側です。先ほども述べましたが大きくて太い立派な銀杏の木です。
それにしても今回は撮影した画像も多かったです。さすが都内最古の富士塚、歴史を感じました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます