今日は千葉県松戸市にある日蓮宗本山長谷山本土寺の境内で紅葉を見ながら散策してきました。
本土寺は初夏にあぢさい寺として知ってはいたのでいつか来てみようと思っていたのですが、紅葉もきれいだというHPの記事を見て訪れてみました。
JR常磐線北小金駅北口より商店街を少し抜けると松杉が連なる参道がおよそ500m続きます。
なんでも水戸光圀が寄進している古松もあるそうです。
参道を抜けると丹塗りの仁王門が見えてきます。
仁王門をくぐると・・・あれっ?まだ少し早かったかなという感じでした。
気を取り直し、もみじを探しながら進みました。
参拝料500円を払い入場すると正面奥には本堂が見え、左手に五十塔があります。
意外と歴史が浅く平成三年に建立されたそうです。
五重塔の横に鐘楼があります。梵鐘には建治四年(1278)の鋳造銘があり、千葉県では二番目に歴史のあるものだそうです。
本堂
手前のかえでも残念ながら青いですね。
お参りをして境内をさらに歩きます。
德川家康の側室「秋山夫人(下山の局、下山殿」)」のお墓があります。
このお墓は水戸光圀が建立したそうです。
秋山夫人のお墓の回りは結構、紅葉していました。
秋山夫人のお墓前から撮影。
さらに境内を進みます。
菖蒲田に出ました。初夏には花菖蒲やあぢさいが咲き誇るそうです。
奥には長い廊下が見えます。真ん中にあるイチョウが乳出銀杏と呼ばれています。
宝物殿
乳出の御霊水
「日像菩薩誕生水」とも言われ、日像上人が生まれたときに湧水が湧き出て、それを産湯として使ったそうです。後に井戸として、その水を飲むと病気が治り、たちまち乳の出がよくなったため、乳出の御霊水と呼ばれるようになったそうです。またこの井戸の脇にあるのがこの上の上の画像にある「乳出銀杏」と言われています。
この辺りも例年はもっとよく紅葉していて、とても綺麗だとカメラを持った年配の方が教えてくれました。
上の方もよく見てみました。
菖蒲田の画像に写っていた廊下を覗いてみました。
像師堂
中を覗くと日像菩薩像が祀られています。
稲荷神社がありました。画像左にはお地蔵様。
この辺りの上を見上げてみました。
弁天堂
弁財天が祀られています。
そして上の画像の右側に銭洗い弁天が祀られていました。
お金を洗おうかと思ったのですが今日は寒くてやめました。
銭洗い弁天の前も結構、紅葉していました。
妙朗堂
参道両脇にはあぢさいが植えられていました。
瑞鳳門
門の名前はわかりませんでしたがこちらが一番印象に残りました。
屋根瓦には三つ葉葵の紋所があります。
こちらの門を覗くと方丈に繋がっていました。
散策してみると最初に感じたよりも結構、紅葉が楽しめました。
あと何日かすれば見頃になるのでしょう。
春にはしだれ桜もきれいそうですし、今度は初夏のあぢさいの季節に訪れてみようかと思います。
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