スヌスムムリクの生々流転日記

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ギガ恐竜展2017 その2

2017-07-22 23:30:00 | アート・文化

3.恐竜の内部を探る

発掘される恐竜はその多くが骨や歯など丈夫な部分が化石となったものです。

では、皮膚の様子や脳の形、呼吸のしかたなどはどのように調べるのでしょうか?

「恐竜の生きている姿」を知るための、様々な手がかりを展示します。

ステゴサウルス・ステノプス

ブラキロフォサウルス(ミイラ状化石)

保存状態の良さでギネスブックにも載った、植物食恐竜)だそうです。

パドロサウルス類の皮膚痕化石

4.恐竜の生活

恐竜はどのようにして卵から生まれ、どのようにして成長するのでしょうか?

また、肉食・植物食などの食性に加え、四足歩行と二足歩行の違いなど、恐竜はどのようなライフスタイルを持っていたのでしょうか。

貴重な卵の化石や、日本初公開となる世界で唯一の大型オビラプトロサウルスの胚化石「ベイベイロン・シネンシス(愛称:ベイビー・ルイ)」、共食いの痕跡が残る日本初公開のティラノサウルス(愛称:ワイレックス)などを紹介します。

卵から孵する前の状態の実物化石

大型オビラプトロサウルスの胚化石「ベイベイロン・シネンシス(愛称:ベイビー・ルイ)」

共食いの痕跡が残る日本初公開のティラノサウルス(愛称:ワイレックス)

これだけ頑丈そうな骨の尾を食いちぎるとは凄い顎の力をしていたんですね。

5.恐竜の大移動

恐竜の生きていた中世代では、地球の姿は今とは全く違い、大陸の移動や分裂に加え、気候も大きな変動を繰り返していました。こうして環境の変化の中で、ティラノサウルス類は、当時陸続きであったアジアと北アメリカの大陸間を「大移動」しながら、進化を果たします。羽毛の痕跡が残るアジアのティラノサウルス類であるユウティラヌス類であるビスタヒエベルソルなどを紹介します。

ビスタヒエベルソル(復元型ロボット)

北アメリカの原始的なティラノサウルス類だそうです。動いて鳴いていました。

ユウティラヌス(全身復元骨格)

羽毛の痕跡が残るアジアのティラノサウルス類

ゴルゴサウルス・リプラティス

6.日本で繁栄した恐竜たち

恐竜が繁栄した時代にアジアの一部だった日本でも、各地で恐竜の化石が見つかっています。中でも最も多くの恐竜が発見されている“恐竜王国”福井から、日本を代表する恐竜を紹介します。

フクイサウルス・テトリエンシス

フクイベナトール・パラドクサス

全長約2.5メートル。歯の特徴から、雑食性だったと考えられる。

7.恐竜の繁栄

約2億3000万年前から6600万年前まで1億6400万年もの長きにわたり、地球は「地球は恐竜が大繁栄する惑星」でした。これまで見てきた恐竜たちの絶滅した原因を通して、生物の進化史における恐竜大繁栄の秘密を解き明かします。

7K-Pg境界

地質の化石なんでしょうか?隕石が落ちたとかわかるのでしょうか?

ここまで見終えると公式グッズ売り場へと出ます。

涼しみながら恐竜のいた頃の世界を想像しながら、会場を見て歩きました。

また、機会があったら恐竜展に訪れてみたいと思います。