桜紅葉
2012-03-24 | 読書
親戚にいただいたシリーズ本をやっと全巻読み終わった
藤原 緋沙子の藍染袴お匙帖シリーズ8巻だ
今日ラストの1冊をふとんの中で読み終わった
カゼぎみでゆっくり休みながら
医者の桂 千鶴が主人公の江戸人情噺と言えばよいのか
特にこの本「桜紅葉」は3つの話がとてもよかった
ラストシーンの作り方がとても自然だがどんでん返しもある
しかしタイトルと深い関係のラストシーンに持っていくその文筆力は大したもの
1冊読むと江戸の雰囲気がなつかしい?と感じてくるほど
また1冊読みたくなる
やわらかく引き込んでいくその背景には入念に構成された各章がある
そして人物像のきちんとした描き方など
ファンが多いのも納得がいく
是非本屋さんにお立ちよりください
特におすすめは
「父子雲」と「桜紅葉」です
さて、次は江戸の橋を舞台にした「橋廻り同心・平七郎控」シリーズを読みます
そうそう、野口 卓さんという人もいます
なぜかふたりとも立命館大学の文学部出身です
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